【パリ】乗り放題パス「ナヴィゴ NAVIGO」の買い方・使い方 徹底解説

パリ

パリ観光に、非常にお得で便利な地下鉄、RER、バス、トラムが乗り放題になる交通ICカード「ナヴィゴ navigo」の買い方使い方をわかりやすく解説します。ナヴィゴ(観光客向けはナヴィゴ デクーヴェルト)は最長1週間、地下鉄など公共交通機関が乗り放題になりますが、価格が27.8 EUR(約3,600円)と安いため、物価の高いパリでは非常にありがたいカードです。ヴェルサイユ宮殿、ディズニーランド・パリ、シャルル・ド・ゴール空港などパリ近郊も乗り放題の対象なので、郊外まで足を伸ばすと更にお得になります。ただし、利用期間が月曜始まりの日曜終わりの固定になっていたり、証明写真が必要だったり、使いこなすために理解しなくてはいけないこともあるので、わかりやすく解説します。

乗り放題パス「ナヴィゴ NAVIGO」 まず知っておきたいこと

ナヴィゴとは?:地下鉄(メトロ)、バス、トラム(路面電車)が乗り放題になる交通系ICカードです。パリの中心部だけでなく、ヴェルサイユ宮殿、ディズニーランド・パリ、シャルル・ド・ゴール空港などパリ近郊も乗り放題になります。何より乗るたびに切符購入したり、運賃を調べず気楽に乗車できるので大変便利です。

ナヴィゴはお得?:ナヴィゴには数種類ありますが、旅行客は1週間有効のNavigo Semaine(ナヴィゴ セメーヌ)が最適です。ナヴィゴ セメーヌはパリ中心・パリ郊外の公共交通が最大1週間、乗り放題になり、料金は発行手数料含め27.8 EUR(約3,600円)です。4日間使ったとして1日あたり900円です。通常の1日乗車券はパリ中心部用が約1,000円、郊外まで行ける切符は約2,300円です。4日以上使えば、ダントツにお得になりますし、ヴェルサイユ宮殿などパリ近郊も観光する場合は、更にお得感が増します。

ナヴィゴの注意点:有効期間は購入日から7日間ではなく、月曜始まりの日曜終わりの1週間になります。購入できる期間も、使う前週の金曜から使う週の木曜日なのでパリに金、土、日に到着する場合は、購入さえできません。ただし、日曜を挟まなければ空港との往復だけで元がとれますし、日曜を挟む場合でも月曜は通常の切符を買うなど工夫すれば元が取れるケースも多いと思います。

購入時に写真が必要:購入時に証明写真(3.0cm*2.5cm)が必要になります。現地で撮影することできますが、手間と時間がかかるので日本から指定サイズに切り取った証明写真を持っていくのがベストです。
navigo semaine

ナヴィゴの種類

パリ在住者用のNavigo personnaliséeと、観光客用のNavigo Découverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)があります。Navigo Découverteは5€の発行手数料がかかりますが、各駅で誰でも購入が可能です。以降、ナヴィゴ デクーヴェルトのことをナヴィゴと呼びます。ナヴィゴは、有効期間に応じて、以下の種類があります。

Navigo Jour(ナヴィゴ ジュール):1日間
Navigo Semaine(ナヴィゴ セメーヌ):1週間
Navigo Mois(ナヴィゴ モワ):1ヶ月
Navigo Annuel(ナヴィゴ アニュエル):1年間

通常、観光客が利用するのは、1週間のナヴィゴ セメーヌです。1日のナヴィゴ ジュールも補完的に使えますが、料金が通常の1日乗り放題切符Mobilis(モビリス)と同じなので、ナヴィゴ ジュールを使う必然性はありません。

ナヴィゴの料金

Navigo Semaine(ナヴィゴ セメーヌ)の料金は有効なゾーンによって異なり、以下の通りです。

全ゾーン(1-5):22,80 EUR
2-3:20,85 EUR
3-4:20,20 EUR
4-5:19,85 EUR

パリの公共交通機関には、ゾーン(Zone)が設定されています。ルーヴル美術館、エッフェル塔、凱旋門など主要な観光スポットは、Zone1のパリ区内に含まれています。
Zone1:パリ区内。ルーヴル美術館、エッフェル塔、凱旋門やリヨン駅、パリ北駅、パリ東駅、モンパルナス駅
Zone4:ヴェルサイユ宮殿、オルリー空港
Zone5:シャルル・ド・ゴール空港、ディズニーランド・パリ

パリ メトロ RER ゾーンマップ

<出所>RATP(パリ交通公団)のマップを加工

パリ観光で中心部が外れることはほぼないので、全ゾーン(1-5):22,80 EURを購入するのがお勧めです。

1日有効のNavigo Jour(ナヴィゴ ジュール)の料金もゾーンによって異なり、以下の通りです。1日乗り放題切符Mobilis(モビリス)と同じ値段です。
Zone:1-2 7.5 EUR
Zone:1-3 10.0 EUR
Zone:1-4 12.4 EUR
Zone:1-5 17.8 EUR

ナヴィゴ セメーナの注意点

上でも説明したようにナヴィゴの有効期間は、購入日から7日間ではなく、月曜始まりの日曜終わりの1週間になります。購入できる期間は、使う前週の金曜から使う週の木曜日です。パリに金、土、日に到着する場合は、購入日から使えるナヴィゴを購入できません。到着日の曜日ごとにお得度を整理すると下記になります。

曜日利用可能日数お得度
7日間
6日間
5日間
4日間
購入不可×
購入不可×
購入不可×

到着が日曜の場合、その後4,5日滞在するのであれば、購入して月曜から使うのもありだと思います。お得でない曜日に到着する場合のお勧め切符を下記の記事で解説していますので参考にしてください。

ナヴィゴはお得か?

到着するのが、金・土・日以外であれば、滞在日数にもよりますが4日間以上は使えるので、パリ郊外まで利用できる公共交通 乗り放題のパスが1日あたり900円以下で利用できることになります。他の切符と比べるとかなりお得です。特にパリ郊外にある観光スポットやシャルル・ド・ゴール空港へ行くとお得度がアップします。

シャルル・ド・ゴール空港:往復 20.60 EUR
ディズニーランド・パリ:往復 15.2 EUR
ヴェルサイユ宮殿:往復 7.3 EUR

私はディズニーランド・パリとヴェルサイユ宮殿を観光したので、これだけでほぼ元が取れています。

ナヴィゴの購入方法・購入場所

購入したナヴィゴのICカードに顔写真を貼る必要があるので、日本にいるうちに3.0cm*2.5cmの証明写真を用意しておきましょう。また、カードには名前の記入も必要です。私は、細めの油性ペン(マッキー)を持っていきました。名前を記入したカードはプラスチックのケースの中に入れるので、擦れて消えたりする心配はありません。カードの顔写真貼り付け位置には、シールが付いているので、糊は不要です。

ナヴィゴは、主要な地下鉄駅、鉄道駅の窓口で購入できます。シャルル・ド・ゴール空港でも鉄道駅の窓口で購入可能です。私は、パリ東駅(Gare de l’Est)のフランス国鉄SNCFの窓口で購入しました。
パリ乗り放題 ナヴィゴ

ナヴィゴは、カードを購入した上で、必要な有効期間をチャージするという形になります。普通、窓口でカード販売とチャージを同時にしてもらえます。ただ、窓口でチャージをしてもらえない場合もあるようで、その場合は自動券売機を使って自分でチャージします。私は、窓口で「ナヴィゴ ワンウィーク」と伝えたら1週間有効(=ナヴィゴ セメーヌ)を同時にチャージしてもらえました。

ナヴィゴの使い方

ナヴィゴは、下の写真のようにビニールの袋に入っています。
パリ乗り放題 ナヴィゴ

袋の中には、写真を貼って名前を記入する紙と、ICカードと、プラスチックのケースが入っています。以下のように写真を貼り、名前をローマ字で記入して、ICカードと一緒にプラスチックケースに入れれば使う準備は完了です。購入時点で上で説明したように利用期間が決まっているのでアクティベートなどをする必要はありません。
navigo semaine

ナヴィゴの使い方は、日本のKitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCAのような交通系ICカードと同じです。パリの地下鉄やRER(近郊鉄道)など自動改札には、ICカードをタッチする、紫の部分があるので、そこにタッチします。この写真は、パリ市内のレアル駅(RERはChâtelet – Les Halles駅)からディズニーランド・パリ行きのRER(近郊鉄道) A線に乗ったときの改札です。近郊鉄道では、日本と同じく改札からでるときもタッチが必要な場合もあるので、同様にタッチしてください。
パリ乗り放題 ナヴィゴ

下の写真は地下鉄の自動改札です(いくつかタイプがあります)。どのタイプでも基本的には紫の部分にカードをタッチすれば反応します。
パリ乗り放題 ナヴィゴ

下の写真は、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅の一つGare de Versailles Chantiers駅です。フランス国鉄SNCFが通っている路線です。ナヴィゴでパリ近郊のフランス国鉄SNCFの路線にも乗車できました。
パリ乗り放題 ナヴィゴ

ナヴィゴのチャージ

購入時にナヴィゴにチャージをしてもらえなかった場合は、自動券売機でチャージすることができます。地下鉄駅やRER(近郊鉄道)、フランス国鉄SNCFの駅にある自動券売機には、下の写真のようにnavigoと表示されています。券売機には、紫のnavigoを読み取りする装置が付いています。
パリ乗り放題 ナヴィゴ チャージ

ナヴィゴのチャージの手順を説明します。券売機の最初の画面はフランス語で表示されており、わかりにくいので、Englishを選択して英語の表示に切り替えます。
パリ TGV RER メトロ 切符 券売機

次に下の画面になります。ナヴィゴをチャージするときは、紫の読み取り装置にカードを置きます。
パリ TGV RER メトロ 切符 券売機

モンパルナス駅などフランス国鉄SNCFにある自動券売機では、下の写真の位置にナヴィゴを挿入する装置があります。
パリ乗り放題 ナヴィゴ チャージ

下の写真のタイプもあります。
パリ乗り放題 ナヴィゴ チャージ

ナヴィゴのカードを正しくセットされるとDaily transit pass(1日パス)、Weekly transit pass(1週間パス)、Monthly transit pass(1ヶ月パス)の選択画面になります。通常は、Weeklyを選べば良いです。

続いて、ゾーン(zone)の選択画面になるので、zone 1-5を選択します。金額確認の画面になるので、Validate(確認)をタッチします。

最後に、支払いになるので自動券売機のクレジットカード読み取り装置にカードを差し込んで、下のテンキーで暗証番号を入力します。
支払いが完了したら、カードを取り外してチャージ完了です。

ナヴィゴを使って実際にメトロやRERなど公共交通機関に乗車する方法や、安全に公共交通機関に乗るためのポイントは下記記事で解説しています。

ナヴィゴ(navigo)の公式サイト

ナヴィゴ セメーヌ 公式サイトの説明(フランス語)

美術館・観光スポットの入場し放題パス パリ・ミュージアムパス

地下鉄など公共交通機関が乗り放題になるナヴィゴと、ルーヴル美術館、ヴェルサイユ宮殿、凱旋門など美術館・観光スポットが入場フリーパスになるパリ・ミュージアムパスを両方使いこなすと、便利でお得にパリ観光を楽しむことができます。パリ・ミュージアムパスをお得に購入する方法を下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。

以上、パリの地下鉄など公共交通機関が乗り放題になる便利な交通ICカード「ナヴィゴ」の買い方・使い方をわかりやすく解説しました。ナヴィゴを使ってディズニーランド・パリに行く方法を以下の記事で解説しています。参考にしてください。

パリ観光に関するこちらの記事も人気です。



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