パリの美術館・観光スポットが入場し放題になるパリ・ミュージアムパス(PARIS MUSEUM PASS)の料金、購入方法、現地購入場所、対象となる美術館、観光スポットのリストなど、詳しく解説します。
見逃せない観光スポットが多いパリですが、入場料はルーブル美術館€17、凱旋門€12、ヴェルサイユ宮殿€20と高額です。
そんな時に強い見方になるのが、主要な美術館・観光スポットが入場し放題になるパリ・ミュージアムパスです。うまくパスを使えば€20~50(約2,500~6,500円)くらいはお得になります。記事では主要な観光スポットの通常入場料も調査しましたので、パスで元が取れるのか確認してください。
パリ・ミュージアムパスの仕組みは毎年変わっています。最近、パス購入者は、ルーブル美術館の時間指定入場チケットが無料で予約できるようになりました。予約の手順も詳しく紹介します。
なお、昔はカルトミュゼ(ミュージアム・カードのフランス語)と呼ばれていましたが、今はパリ・ミュージアムパスが正式名称です。
ページコンテンツ
パリ ミュージアム・パスの新型コロナ関連情報
ルーブル美術館、オルセー美術館、凱旋門など新型コロナの影響で閉鎖されていたパリの観光スポットの多くが7月現在、営業を再開しています。
営業再開後は、事前予約が必須になった観光スポットが多くあります。
パリ ミュージアム・パス所有者は、各施設の公式サイトで事前予約を無料で行えます。
日本語でミュージアムパスを定価購入できるKLOOKでは、パスの対象スポットの営業再開情報や事前予約が必要かの情報がまとめられており、大変便利です。
上記のページにアクセスして、スクロールすると「再開日と事前登録リスト」のリンクがあるのでクリックしてください。
Mandatory pre-reservation of timeslotが事前予約が必須な施設です。横に予約サイトへのリンク(click here)がはられています。
Pre-reservation of timeslot recommendedは事前予約推奨(必須ではない)、Free access within the maximum capacity of visitors allowedは(制限人数を超過しなければ)自由に入場可能な施設です。
パリ ミュージアム・パスの特徴
ルーブル美術館、凱旋門、ヴェルサイユ宮殿などパリ市内、パリ近郊の主要な美術館、観光スポット、約60箇所が入場し放題になる観光パスです(各施設への入場は1回ずつ)。
有効期間は2日、4日、6日から選ぶことができます。2日であれば、初回の利用から48時間有効です。
パリの観光スポットを1日がっつり見学する場合は、チケットを個別購入するより入場料がお得になることが多いです。私が実際に使ったケースでは25€お得になりました。本文中で、どれくらいお得になるか計算しています。
以前はパリ ミュージアム・パス専用レーンから優先入場できるスポットが多くありました。しかし、現在、優先入場できる主要スポットはオルセー美術館や凱旋門などで、多くはありません。一方、ルーヴル美術館はパス所有者が無料で時間指定入場チケットが無料で予約できるようになるなど、メリットも増えています。また、ヴェルサイユ宮殿やサント・シャペル教会も優先入場はできませんが、チケット購入の長い行列に並ぶ必要がなくなります。うまく使えばトータルで1、2時間分、待ち時間を減らす効果があります。
パリ ミュージアム・パスの料金
パリ・ミュージアム・パスの料金は以下の通りです。
2日間:52€
4日間:66€
6日間:78€
※2019年10月現在の価格に改定
パリ ミュージアム・パスを買うべきか?
パリ・ミュージアムパスで入場無料になる美術館・観光スポットのなかで人気スポットの入場料を調査してみました。観光したいスポットの入場料の合計とパリ・ミュージアムパスの料金を比較して、元が取れるを計算してみてください。
観光スポット名 | 通常入場料 |
---|---|
€ 12 | |
€ 9 | |
€ 14 | |
€ 12 | |
€ 10 | |
€ 10 | |
€ 20 | |
€ 12.5 | |
€ 10 | |
€ 9 | |
€ 12 | |
€ 12 |
私の実例を紹介すると2日間で、ミュージアム・パスを使って以下を観光しました。
・オルセー美術館 € 12
・オランジュリー美術館 € 9
・凱旋門 € 12
・サント・シャペル教会 € 10
・ヴェルサイユ宮殿とトリアノン € 20
正規入場料の合計:17+12+9+12+10+20 = € 80
パリ・ミュージアム・パス(2日券):€ 52
結果:80 – 52 ⇒ € 28 ミュージアム・パスがお得
金銭的メリット以外にも、オルセー美術館の優先入場や、他でもチケット窓口の列に並ばずにすんだことを考えると+αのメリットがありました。
2日間で何か所観光できるかはペースしだいです。
私の場合、ストの影響を受けたり、パスが使えないエッフェル塔に長時間行列に並んだり、ノートルダム寺院の塔のアプリ予約を忘れたりしても、これだけお得でした。
結論:パス対象スポットの観光を有効期間中に集中させれば、元は取れると思います。
ルーヴル美術館では、パリ・ミュージアムパス購入者は、無料で時間指定の優先入場チケットを予約できます。優先入場チケットの予約方法は、記事後半で詳しく解説します。
ヴェルサイユ宮殿では、優先入場はできませんが、チケット事前購入者の列に並べるので入場がスムースです。詳細はこちらを参考にしてください。
パリ ミュージアム・パスの購入方法
パリ ミュージアム・パスは(1)オンラインで事前購入するか、(2)現地で購入することができます。
現地購入する場合は、ミュージアム・パスの対象であるルーブル美術館、ベルサイユ宮殿や、ツーリストセンター、シャルル・ド・ゴール空港など、で購入できます。
(1)パリ ミュージアム・パス 事前購入
パリ ミュージアム・パスは公式サイトおよびオンラインツアー会社Klook、KKDAY、正規代理店のパリミュージアムパス・ジャポンで購入できます。
KLOOKとKKDAYの販売価格を調査した結果は以下です。
以前は、KKDAYで安く販売されていましたが値上がりしてしまいKLOOKがダントツに安いです。
KLOOKで初めて予約される方は、当サイト限定の初回限定500円OFFクーポンも利用できます。
当サイト限定クーポコン コード
KLJPNUC
上の文字列をコピーして、クーポン適用の欄に入力すると、500円相当割り引かれて、さらにお得になります。
KKDAYの販売価格は高めですが、引き換え場所がルーブル美術館のそばで朝6:30から営業しています。ルーブル美術館の優先入場チケットが早めに予約できるメリットがあります。
KLOOKのチケットもルーブル美術館そばで引き換えられますが、引き換え場所の営業時間が朝9:30~夜19:00です。KLOOKは、ミュージアムパスの利用日の前日までに受け取れる場合、特にお勧めです。
早めに入手したい場合はKLOOKよりかなり割高ですが、日本滞在中に代理店「パリミュージアムパス・ジャポン」でも購入ができます。元から割高でしたが、定価アップに伴い、500円値上がりして2日券が7,000円になりました。1€=150円換算での値上がりです。。。
早めに購入すれば自宅に無料で郵送してもらえます。パスを早く入手できるのでルーヴル美術館の予約も早くできる点がメリットです。ただし、約半月以上前に購入しておかないと無料郵送が間に合わず500円以上の送料が追加になります。その点は当日でも申し込めるKLOOKが有利です。
以下、パリ ミュージアムパスの購入方法を、(1-1)KLOOK、(1-2)KKDAY、(1-3)パリミュージアムパス・ジャポン、(2)現地購入の順で詳しく説明します。苦労して現地購入した体験レポートも書いていますので、ぜひ御覧ください。
(1-1)KLOOKで購入
KLOOKでの購入方法を説明します。まず、以下のリンクから予約ページにアクセスします。
上のリンクをクリックすると、パリ・ミュージアムパスの予約ページが表示されます。購入手続きへをクリックします。
次に、パスの有効期限を選びます。選んだら「次へ」をクリックします。
次にパスをパリの窓口で受け取る日を選びます。パスの利用開始日ではありません。
入力内容を確認し、購入するパスの枚数を入力します。入力したら「購入手続きへ」をクリックします。
KLOOKでの予約にはユーザ登録が必要です。FacebokやGoogleのIDでログインもできます。通常の会員登録をする場合は、右下の「会員登録(無料)」をクリックします。
以降は、通常のユーザ登録やクレジットカード決済なので難しいところは無いと思います。
なお、KLOOKで初めて予約する場合は、以下の当サイト限定初回登録クーポンが利用できるので、忘れずに入力してください。
購入手続きで不明点がある場合は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
(2-1)KKDAYで購入
KKDAYで購入するメリットは、前述の通り、2営業日前までに申し込んでおけば、朝早くにミュージアム・パスを入手でき、ルーヴル美術館の優先入場チケットの予約ができる点です。
それでは、kkdayでのミュージアムパスの予約方法を説明します。まず下のリンクをクリックして、パリ・ミュージアムパスの予約画面にアクセスします。
下の画面になるので「予約する」をクリックして、予約手続きに進みます。
予約情報を入力するページが表示されます。スマホの場合、ログインをしていないと、下のボタンが「ログインしてください」になっています。これをクリックします。ログインをしている場合は、「次へ」と表示されますので、そのまま次へ進みます。
「ログインしてください」をクリックするとログイン画面が表示されます。kkdayはツアー予約管理のため、ツアー予約時に会員登録が必須になっていますので、下の「会員登録」をクリックして会員登録に進みます。
会員登録は、LINE、Google、facebook、電子メールアドレスなどいろいろな方法で行うことができます。ここでは手軽なLINEでの登録について説明します。LINEのアイコンをクリックしてください。なお、メールアドレスで登録する場合は、メールとパスワードを入力します。
LINEのアプリに移動し、KKdayとの連携に同意するかを入力します。「同意する」をクリックします。
メールアドレスを設定すると、認証メールが送付されます。なぜかこのメッセージだけ台湾語のままです。
会員登録が完了すると、「ログインしてください」と表示されていた部分は「次へ」に変わります。まず、「利用日を変更」をタッチしてパリ・ミュージアムパスの利用日を入力します。
以下の画面で利用日を指定します。パリ・ミュージアムパスの利用開始日は、下記で説明するように自分で開始日をパスに記載します。この利用開始日は、パスを引き換える日の目安と考えれば良いです。購入日の翌々日以降を指定可能なようです。日付の表示が英語なので、月を間違わないように気をつけてください(Jan:一月、Feb:二月、Mar:三月, Apr:四月、May:五月、Jun:六月、Jul:七月、Aug:八月、Sep:九月、Oct:十月、Nov:十一月、Dec:十二月)。
次に「プランを変更する」をタッチして、パスの日数などを指定します。
KKdayでは、2日間、4日間有効なパスと観光用バスのパスがついたプランを選択できます。通常は、パスのみを購入すればよいと思います。
最後にパリ・ミュージアムパスの購入枚数を選択して、「次へ」をタッチします。
次に予約情報の入力に移ります。旅行情報の意味がわかりにくいですが、ツアーを予約するのに必要な情報になります。未記入 >となっているので、クリックして入力します。
下が旅行情報の入力画面です。パリ・ミュージアムパスの場合、名、姓をローマ字で入力し性別を選択します。入力完了したら画面右上の「完了」をタッチします。
元の画面に戻り、注文者の情報を入力します。名、姓をローマ字で入力します。電話番号も入力します。□会員情報を同時に更新、とするとユーザ登録された会員情報を更新します。その下がクーポンまたはアジア・マイルの入力です。2019年8月まで当サイト限定で利用できるパリ・ミュージアムパスの割引クーポンを提供していましたが、残念ながら現在は終了しています。
画面の下のほうにスクロールして決済方法を選択します。VISA、MASTER、JCBのクレジットカードが使えます。通常のオンラインショッピングと同じようにカード番号、有効期限、CVC/CVV(カード裏面にある3桁の数字)、カード名義人(ローマ字)を入力します。最後に「お支払い」をクリックします。
クレジットカード決済が完了すると購入手続きは完了です。引換証(バウチャー)はしばらくして電子メールに添付されて届きます。私は4時間後に届きましたが、もっと遅くなるケースもあると思います。
バウチャーはルーブル美術館や地下鉄ピラミッド駅そばのパリシティヴィジョン・エージェンシー(PARISCityVISION Agency)で引き換えられます。このオフィスは朝6:30から営業しており、早朝にパスを入手できます。
エッフェル塔、ノートルダム寺院、モンマルトルの近くにあるパリシティヴィジョン・エージェンシーの他のオフィスでも引き換えられますが、営業時間が9:30からです。
実際に購入して、上記オフィスで引き換えてきたので、その様子をレポートします。
上の地図のあたりに近づくと、やたら人が集まっているところがあります。引き換え場所のPARISCityVISIONはツアー会社なので、現地ツアーの集合場所になっており、ツアー出発待ちの日本人がたくさんいました。朝早くからオフィスが空いているのは、ツアーの集合場所にもなっているからのようです。
オフィスの中にはいると、係の人から「どんな御用ですか(英語)」で聞かれたので、スマホの引換証(バウチャー)のParis Museum Passと書かれたあたりを見せました。「列に並んで」と言われたので、数人並んでいる列に並びました。カウンターでも同じようにバウチャーをスマホの画面で見せ、パスを受け取ります。パスの受取時に、カウンターの人から「ルーヴル美術館はオンライン予約してね」という説明がありました。
私はパスを受け取ってすぐ、ルーヴル美術館の予約をしました。このオフィスからルーヴル美術館のピラミッド口まで徒歩で6、7分です。予約なしでも8時15分くらいパスを受け取って、ルーヴルに行って、そのまま並べば、そこまで入場待ちは長くないかと思います。
KKDAYでの予約手順は下記の記事でも詳しく解説しています。
(1-3)日本滞在中にチケットを入手
ミュージアムパスの日本の正規代理店パリミュージアムパス・ジャポンはかなり割高になりますが、日本滞在中にミュージアムパスを送付してもらえます。パリミュージアムパス・ジャポンで購入する場合は、下記の価格になります。約半月以上前に購入しておけばメール便で無料送付してくれます。それより短い期間だと、550円~の配送料がかかるので注意してください。※例:4月7日時点で24日(=17日間)以前の出発は有料
2日間:7,000円
4日間:8,900円
パリミュージアムパス・ジャポンのサイトは下記です。
以下のような購入画面になります。便利な反面、直前の購入だと間に合わない、もしくは配送料でさらに割高になるので日程をよく確認してください。
(2)パリ ミュージアム・パスの現地購入
パリ ミュージアム・パスは、ルーブル美術館、凱旋門、ヴェルサイユ宮殿など対象となっている美術館、観光スポットやパリ市内のキオスク、シャルル・ド・ゴール空港(ロワシー)、オルリー空港など、いろいろな場所で購入することができます。購入できる場所を下記でご紹介します。
ミュージアムパスの公式ページでは、マップ上で購入場所を確認でき便利です。滞在するホテルのそばに購入できるところがあるか確認すると良いでしょう。黄色いショッピングカートのアイコンの場所で購入できます。
私は日本での購入が間に合わなかったときは、ルーブル美術館隣接のショッピングモールで購入しました。記事の最後に、レポートを掲載します。
①パリ市内:美術館・観光スポット
下記の美術館・観光スポットをはじめ、パリ・ミュージアムパスの対象となっているほとんどの場所で購入が可能です。
・ルーブル美術館
・オルセー美術館
・オランジュリー美術館
・国立近代美術館ポンピドゥーセンター
・凱旋門
・サント・シャペル教会
・ノートルダム寺院の塔
ミュージアムパスが購入できる他の美術館・観光スポットや営業時間などの詳細は公式ホームページの下記を参考にしてください。
⇒ パリ市内:美術館・観光スポットでの購入場所の詳細(公式サイト)
②パリ市内:ビジターセンター
パリ市内にあるビジターセンターで購入できます。
・パリ北駅 ビジターセンター:VISITOR CENTRE GARE DU NORD(PARIS 10E)
・パリ東駅 ビジターセンター:VISITOR CENTRE GARE DE L’EST(PARIS 10E)
・アンベルス(ANVERS) ビジターセンター:VISITOR CENTRE ANVERS(PARIS 18E)
・ギャラリー・ラファイエット ツーリストインフォメーションデスク:TOURIST INFORMATION DESK(PARIS 9E)
営業時間などの詳細は公式ホームページの下記を参考にしてください。
⇒ パリ市内:ビジターセンターでの購入場所の詳細(公式サイト)
③パリ市内:キオスク・ストア
パリ市内のキオスクやショップで購入できます。パリ・ミュージアムパスを購入できるキオスクはオルセー美術館、モンパルナス、マドレーヌ寺院、ノートルダム寺院、凱旋門などのそばにあります。
④シャルル・ド・ゴール空港での購入場所
空港の各ターミナルにある下記のツーリストインフォメーションデスク(TOURIST INFORMATION DESK)で購入可能です。
・TERMINAL 1 ”Arrivals” level(到着フロア), gate 4.
・TERMINAL 2C ”Arrivals-Departures” level(出発・到着フロア), gate 5.
・TERMINAL 2D ”Arrivals-Departures” level(出発・到着フロア), gate 7.
・TERMINAL 2E ”Arrivals” level(到着フロア), gate 7 – Connecting gallery.
・TERMINAL 2F ”Arrivals” level(到着フロア), gate 11.
営業時間などの詳細は公式ホームページの下記を参考にしてください。
⇒ シャルル・ド・ゴール空港での購入場所の詳細(公式サイト)
⑤オルリー空港での購入場所
空港の各ターミナルにある下記のツーリストインフォメーションデスク(TOURIST INFORMATION DESK)で購入可能です。
・TERMINAL SUD(南ターミナル) Arrivals Level(到着フロア), Gate L.
・TERMINAL OUEST(西ターミナル) Arrivals Level(到着フロア), Gate A.
営業時間などの詳細は公式ホームページの下記を参考にしてください。
⇒ オルリー空港での購入場所の詳細(公式サイト)
⑥パリ郊外での購入場所
パリ郊外でも購入可能です。ヴェルサイユ宮殿などパリ・ミュージアムパスの対象の美術館・観光スポットなどで購入できます。場所や営業時間など、詳細は公式ホームページの下記を参考にしてください。
ルーヴル美術館の優先入場チケットの予約方法
パリ・ミュージアムパスの最大の特典は、ルーヴル美術館の時間指定の優先入場チケットを無料で予約できることです。予約なしでも直接ルーブル美術館に入場できますが行列ができています。優先入場チケットがあれば、ほぼ待ち時間なしで入場できます。
ルーヴル美術館の見どころや予約方法などは下記の記事で詳しく解説していますが、優先入場チケットの予約手順をこの記事でも説明しておきます。
予約時に、パスに記載されたシリアル番号を入力する必要があります。予約の時間枠に空きがあれば、パスを購入してすぐ、その日のチケットを予約できます。ただし、午前中を中心に予約がいっぱいになることも多いので、早めにパスを入手して予約することをおすすめします。
ルーブル美術館のチケット予約ページには、パリ・ミュージアムパス購入者用の無料予約のリンクがあります。
下記のリンクをクリックすると予約ページに直接アクセスできます。
予約画面はスマホで正しく表示されない場合があります。その時は、ブラウザの設定を「PC版ページを表示」にすると、表示できます。Androidスマホの場合は、画面右上の設定で、PC版サイトをチェックします。
まず、画面右上のSelect LanguageからEnglishを選んで、表示を英語に切り替えます。
次に、日程、時間帯、チケット枚数の選択画面になります。最初に、入場日の日付を選択します。その日の予約可能な時間帯が30分単位で表示されます。空いている時間帯を選択します。最後に入場券の枚数を入力します。入力したらConfirmをクリックします。
予約内容を確認する画面になります。PMP – Free Reservation(パリ・ミュージアムパスでの無料予約)となっており、無料で予約できます。Confirm your order(予約の確認)をクリックして、次に進みます。
次にログイン画面になります。予約にはユーザー登録が必要です。ユーザー登録へ、画面右側のSign upをクリックして進みます。
ユーザー情報の登録画面になります。入力必須の下記の項目を記入します。
Title:敬称 Mr(男性) / Ms(女性)
Last name:姓
First name:名
Email:電子メール
Confirm Email:電子メール(確認用)
ZIP Code:郵便番号
City:都市名(都道府県)
Country:Japanを選択
Password:パスワード
Confirm Password:パスワード(確認用)
利用規約の同意をチェックしたら、Proceed to paymentをクリックして、次に進みます。
次の画面で、予約者全員の姓(Last name)、名(First name)、とミュージアムパスのN° de série(シリアル番号)を入力します。N° de sérieは、以下のようにカード裏面に記載されています。
入場時に、ここで入力したシリアル番号とミュージアムパスのシリアル番号が同じかチェックされます(私のときはノーチェックでした)。裏側には2つ番号が記載されていますが、下に記載された番号です。入力したらPaymentをクリックします。
チケットの発行が完了しました。。Download your tickets to printをクリックすると印刷用のPDFを、Your Mobile-ticketsをクリックするとスマホ提示用のPDFをダウンロードできます。ルーヴル美術館から届く通知メールでもPDFをダウンロードするリンクが記載されています。
以下がスマホ提示用のチケットです。スマホの画面を見せて入場します。
パリ ミュージアム・パスの使い方
最初に入場するスポットで、パス裏面のバーコードを読み取らせた時点から利用開始になります。2日券なら48時間有効になります。
1つの施設につき、1回しか入場できないので注意してください。
パリ ミュージアム・パスが使える観光スポットの攻略ガイド
パリ・ミュージアムパスが利用できる観光スポットのいくつかを詳しく解説しています。これらの攻略ガイドを参考にして、ミュージアムパスを効果的に活用してください。
パリ ミュージアム・パスで入場が無料になる美術館・観光スポットのリスト
上でパリ ミュージアム・パスで入場が無料になる主要な美術館・観光スポットの紹介しましたが、それ以外にも下記のスポットが入場無料になります。
パリ市内の美術館・観光スポット
パリ郊外の美術館・観光スポット
パリ・ミュージアムパスはエッフェル塔にも使えるか?
エッフェル塔は残念ながら、パリ・ミュージアムパスの対象外です。個別に約€25のチケットを購入する必要があります。エッフェル塔は事前に時間指定のチケットを購入しておかないと長い行列にならぶことになります。エッフェル塔のチケット購入については、こちらの記事を参考にしてください。
参考:ルーブル美術館そばのみやげ物屋での購入レポート
2018年以前は、下記でレポートするようにルーブル美術館そばのみやげ物屋でパリ・ミュージアムパスを購入し、そのまま入場するというのがスムースな入場方法でした。現在は、パリ・ミュージアムパスではカルーゼル口から事前予約なしでは入場できない、など大きく状況が変わっています。
ミュージアムパスを現地購入した例として、下記レポートを残しておきます。
パリ・ミュージアムを現地で購入した様子をレポートします。パリ出発前にミュージアムパスの購入が間に合わなかったので朝一でルーブル美術館の観光をする前に購入することにしました。調べたところ、ルーブル美術館隣接ショッピングモール「カルーゼル・ド・ルーヴル」のおみやげ物「LA CIVETTE DU CARROUSEL」で購入するのが良いらしいという情報を得たので、こちらで購入しました。
カルーゼル・ド・ルーヴルの入口は、リヴォイ通りからカルーゼル広場に抜ける道あたり、下の地図の位置にあります。
特徴的なLE CARROUSEL DU LOUVREと書いてある入口がありますので、ここから入ります。
エスカレーターを2つ降りると、下の写真のルーブル美術館の入口につながります。まっすぐ行くとルーブル美術館の入口(カルーゼル口)です。下の赤い矢印の通りに右側に曲がります。開館時間の30分前の8:30ころでしたが、ルーブル美術館入場の行列はまだありませんでした。
右に曲がって、まっすぐ進むと上に上るエスカレーターが見えます。その袂の右手に下の写真のおみやげ物屋がみえます。同じ情報を見た人たちなのか日本人ばかりがたくさん集まっていました。パリ・ミュージアムパスやルーブル美術館の入場券が売っているよ、というディスプレイがあります。
ルーブル美術館の開場より先に店が開くとの情報もありましたが、ミュージアムパス公式サイトに掲載されている通り、開園時間と同じ9時に店は開きました。ミュージアムパスは、有効期間(2日間、4日間、6日間)と枚数を伝えて、簡単に購入できました。ただし、クレジットカードの支払いは1枚あたり€2の手数料が必要でした。列の2番目だったので9時2分ころにはミュージアムパスを購入できていました。開店前に10人くらいは並んでいたので、あとから来た人はもっと時間がかかったと思われます。
以前は、パス購入後、パリ・ミュージアムパスを利用して入場できるパッサージュ・リシュリュー口へ急いで移動する、というのが必勝法でしたが、現在は、パリ・ミュージアムパスを優先予約なしで利用する場合は、ピラミッド口からしか入場できません。
以上、パリの美術館・観光スポットが入場し放題になるパリ・ミュージアムパスの料金、購入方法、現地購入場所、対象となる美術館、観光スポットのリストなどをご紹介しました。
[PR]パリの人気現地ツアー パリにはルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門、セーヌ川クルーズなど人気観光スポットがいっぱいです。
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人気観光スポットまとめ
ミュージアムパス
ルーブル美術館
エッフェル塔 チケット
エッフェル塔 見学ガイド
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凱旋門
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ヴェルサイユ宮殿
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ベルサイユ宮殿 行き方
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オルセー美術館
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セーヌ川クルーズ
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オランジュリー美術館
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ポンピドゥ
近代美術館 サント・シャペル
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オペラ座
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夜景ツアー
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モンサンミッシェル
東京ディズニーランドにないアトラクションを楽しめるディズニーランド・パリのチケットを安く買う方法はこちら。
11月19日からフランスへ行きます。
ミュージアムパスは間に合いめすか?
電子チケットではないですね?
深水様
コメントありがとうございます。
サイトではKKDAYとパリ・ミュージアム・パス ジャポンの2つの購入方法を記載していますが、
KKDAYは間に合います。
購入後、電子メールで引換証が届くので、
それをルーブル美術館から徒歩10分弱のオフィスで引き換えます。
パリ・ミュージアム・パス ジャポンは間に合うかギリギリだと思うので、
下記サイトに記載されている問い合わせ先に電話で確認するのが確実だと思います。
なお、送料が追加でかかると思います。
こちらはパス本体が送られてきます。
http://www.parismuseumpass-japon.com/tejun.html
こんにちは。
質問させてください。
2月にパリに行きます。
ダヴィンチ展の予約を、オンラインでHPから致しました。
その時、ミュージアムパス有りで、無料予約しましたが、通常のルーブル予約の時に必要な、番号入力の欄がありませんでした。
朝9時半の予約なので、入場と同時にダヴィンチ展に、その後通常見学のつもりですが、この場合は、番号登録していない、現地調達のミュージアムパスと、ダヴィンチ展のスマホのチケット(名前、時間明記されています。バーコードもあり)を提示すれば、問題ないですか?
それとも、通常の番号入力する予約チケットも必要ですか?
ミュージアムパス1冊に着き、1度しか入場出来ないはずなので、少し不安です。
ご回答、よろしくお願い致します。
たびこ様
コメントありがとうございます。
回答にあたり、まず状況を確認させていただけますでしょうか。
・ミュージアムパスがすでに手元にあり、
・ルーブル美術館(本体)の時間予約は、パスのシリアルを入力して完了しており、
・シリアル入力欄のない、ダヴィンチ展の時間予約も別途完了されている
という状況でしょうか。
それとも、
・ルーブル入場用にミュージアム・パスを1つ入手済みで
・ダヴィンチ展入場用に新たにパスを1つ購入される
という状況でしょうか。
お返事畏れ入ります。
ミュージアムパスは、まだ手元にありません。
KKdayで、購入しましたが、パリに着いてからバウチャーと交換です。
ですから、常設ルーブルの予約はしておりません。
ダヴィンチ展は、番号入力の必要が無かったので、ミュージアムパスが手元に無くても無料でミュージアムパス利用の無料予約が出来ました。
名前と日時、バーコード入りのスマホのチケットは入手済みです。
ですから、パリに着いてから、ミュージアムパスをバウチャーと交換し、ダヴィンチ展に行こう、と考えていました。
番号入力していないダヴィンチチケットだけで問題が無いか?
と、お訊ねした次第です。
ルーブル常設入場の予約には、前もっての番号入力が必要ですが、ダヴィンチ展の予約には、番号入力せずにチケットが発行されましたから、ミュージアムパスは現地調達の番号入力していない物を提示するだけで大丈夫なのか?
と、思い、ご質問させて頂いております。
お返事、よろしくお願い申し上げます。
たびこ様
ご回答ありがとうございました。
この状況を想定して、事前にパリ・ミュージアムパスを使ったダ・ヴィンチ展の入場について海外の掲示板などを確認しておりました。
時間指定のバウチャー(シリアル未記載)とパスを提示すれば入場できる、というやり取りがなされていました。
下記掲示板が一例です。
https://community.ricksteves.com/travel-forum/france/louvre-paris-museum-pass-and-leonardo-da-vinci-exhibit
この掲示板の回答が正しい情報かの保証はありませんが、やり取りの流れをから判断する限りは確度は高そうです。
お返事、畏れ入ります。
頂戴した掲示板に飛びましたら、英文でひるんでおります(・・;)
が、しっかり読んで確認したいと思います。
ご親切にお調べくださり、お手数お掛け致しました。
ありがとうございました。
たびこ様
コメントにも記載しましたように大筋では、
たびこ様のお考え通りで問題ない、という内容になっています。
確認いただく際は、Google翻訳を利用されると良いかと思います。
海外の観光情報については、日本語で書かれている情報が少ないため、、
ほぼ外国語の情報から探すことになります。
それが英語ならまだ良いのですが、フランス語、スペイン語になってくると、
私もまったく歯が立たずGoogle翻訳に頼っています(笑)
2月にパリに行きます。
ミュージアムパスは購入済ずみで、ルーブルの常設展分とレオナルド展の両方の予約も済んでいますが、ルーブル美術館の入場で分からないことがあります。
ミュージアムパスポートは1施設に1回入場に変更されています。
レオナルド展は他のネットでみると常設展と別の入口になっています。
現在、両方は同じ時間で予約を入れています。
最初にレオナルド展に入場する場合、別の常設展入口から入りミュージアムパスポートの読取りをしてから、一旦出てレオナルド展の入口に移動する必要がありますか?
その場合、常設展を一度でることになってしまうのですが、1施設1入場の条件で常設展への再入場はできなくなりますか?(レオナルド展を見てから常設展に再入場できるのか?)
入場予約で、常設展への入場時間とレオナルド展への入場時間には条件が発生しますか?
(例えば、レオナルド展への入場時間は常設展入場時間と同じまたはそれ以降の時間でないといけない等)
よろしくお願いします。
pamu様
コメントありがとうございます。また、返信が遅くなりまして申し訳ありません。
いろいろ調査してみたのですが、
レオナルド展と常設展示間の行き来に関しての情報を見つけられませんでした。
記事をご覧いただいている読者のみなさまに、情報をいただけないかうかがってみます。
deeluxe様
暮れもお忙しいと思われる中を返信頂きありがとうございます。
私もいろいろとネットの情報を調べていますが中々ミュージアムパスポートでの入場時のチェック等については見当たらなくて不安になっております。
条件変更前の何回でも施設に入ることができるのであれば心配しないのですが、ルールー変更でどうなっているのかルール変更後に行った方でないと分からないのかもしれないですね。
ルーブル美術館の公式HPでは、再入場については「ピラミッド中央出入口あるいはポルト・デ・リオンから退館されますと再入場はできません。」と記載があるのですが、内部には3箇所の入口(リシュリュー翼、シュリー翼、ドゥノン翼)があり、各入口でミュジーアムパスの読取りがされるとの他の訪問者ブログでは記載がありました。
1施設1入場のルールー適用が内部3箇所の入口を意味するのか?それとも「ピラミッド中央出入口あるいはポルト・デ・リオンから退館」でのことを意味するのか?
また、予約時間の判断は、内部3箇所の入口なのか?それとも最初のセキュリティーチェックを受ける場所での時間なのか?
レオナルド展は、内部の入口と異なる(多分シュリー翼入口の近く?)場所のようですので、常設展とレオナルド展の行き来が不安になりました。
レオナルド展では、他のサイトで11月に見に行った方の情報があり、そこではレオナルド展入口で予約時間の確認と加えてミュージアムパスの場合は、ミュージアムパスの時間も確認していると記載があったのですが、係員が目視なのか端末機等で確認しているかは不明。また、レオナルド展を見た後に常設展を見ることができると記載があったのですが、ミュージアムパスの場合はどうかの記載はありませんでした。
調べれば調べるほど細かな疑問が出てきてしまい、初めてのルーブル美術館でもあり藁にも縋る思いです。
些細な情報でも構いませんので、引き続きよろしくお願いいたします。