香港旅行の必須アイテム オクトパスカード(Octopus Card)を安く購入する方法を徹底調査しました。なお、2019年8月31日まで当サイト限定のクーポンで安く購入できますので、ぜひご利用ください。
香港の交通系ICカード「オクトパスカード」は、香港旅行の必須アイテムです。MTR(地下鉄)、バスの乗車やコンビニやレストランの支払いなど、日本のSUICAやICOCAのように何にでも使えます。本記事では、オクトパスカードを最安で購入する方法、チャージ方法、返金(デポジット)方法などをわかりやすく解説します。
香港旅行でオクトパスカード(Octopus Card)が必須と言われるのは下記の理由からです。
・MTR(地下鉄)、バスの運賃が割引になる。
例) 通常料金 $10.5 ⇒ オクトパス料金 $9.7(7%OFF)
・コンビニ、レストランで戸惑わず支払いできる。無駄に小銭が増えない
つまり、オクトパスカードがないと、言葉が通じない国でSUICAやICOCAなどを使わず地下鉄やバスの切符を買わなくてはいけない、ということになります。
なお、オクトパスカードとしても使えて香港国際空港と香港市内を結ぶエアポートエクスプレスの乗車もついているエアポートエクスプレス トラベルパスがあります。どちらを買うほうが良いのかも分析してみましたので解説します。
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どこで買うのが一番お得か?(KKDAY、KLOOK、現地)
購入時のチャージ済み金額が異なるためオクトパスカードの価格比較を複雑にしています。下の表ではわかりやすく、100HKD(香港ドル)チャージしたときの合計金額に換算して比較します。1香港ドルは約14.3円です。
購入方法 | 発売額 | 追加チャージ額 | 合計 | 引き換え時間 |
---|---|---|---|---|
772 733 | 1,287 | 2,020 | 8:30-23:59 | |
1,314 | 715 | 2,029 | 7:00-23:00 | |
2,143 | -572 | 1571 | エアポート |
上の表のように、事前購入のKKDAYとKLOOKは観光客用のオクトパスカードでほぼ同じ金額です。ただし、KKDAYでは当サイト限定のKKDAYの5%割引クーポンを利用可能(2019年8月31日まで)です。クーポン適用でKKDAYのほうが安くなります。当サイト限定のクーポンの使い方は記事中で詳しくご紹介します。
KKDAYとKLOOKのオクトパスカードは、デポジット(補償金)が不要でカードをお土産にもって帰れる分、実質価格は現地購入より高くなっています。チャージ済み金額は、KKDAYが10HKD(香港ドル)、KLOOKは50HKD、現地購入が100HKDです。香港市内で地下鉄(MTR)に1回乗車すると約10HKDなので、50HKD程度はすぐなくなります。KKDAYもKLOOKも追加チャージがほぼ必須ですが、空港で簡単にチャージできるので心配は不要です。残金は返却してもらえるのでチャージが多い分には問題ありません(香港ドルで返ってきますが)。
現地購入のオクトパスカードは50HKDのデポジットが必要です。帰国前に9HKDの手数料を除いた額を返金することができるので、実質価格の計算では-41HKD(約580円)して計算しています。比較結果の通り、お土産用にカードを持ち帰る必要がない、実質価格を少しでも安く購入したい場合は、現地購入が一番お得です。香港国際空港でオクトパスカードを現地購入する方法は記事の後半で解説しています。
受け取り時間には注意が必要です。事前購入したものは香港国際空港で引き換えますが、上の比較表記載のように引き換えカウンターの営業時間が異なります。7時より早い到着か、夜12時より遅い到着の場合は、香港国際空港での現地購入しか選択肢がありません。
観光客用オクトパスカードを買う場合、KKDAYとKLOOKのどちらかになります。KKDAYはオンライン購入サイトが日本語に対応しています。かならずチャージが必要ですが日本語で購入手続きしたい場合は、KKDAYをお勧めします。
KLOOKは購入手続きが英語になりますが、チャージをせずに使い始められるのがメリットです。購入手続きは記事の後半で詳しく説明します。
オクトパスカードかエアポートエクスプレス・トラベルパスのどちらがお得か?
香港にはオクトパスカードの他に、エアポートエクスプレスのチケット+MTR3日乗り放題が付いたエアポートエクスプレス・トラベルパスがあり、チャージをすればオクトパスカードの代わりに使うことができます。どちらを購入するのが良いかを分析します。
香港国際空港と香港市内の往復を自分で手配する、ことを比較の前提とします。ツアーなどで送迎が付いている場合はエアポートエクスプレスの乗車券は不要のためです。エアポートエクスプレス・トラベルパスは、往復350HKD、片道250HKD(50HKDのデポジット含む)と安くありませんが、元が取れるかをシミュレーションします。香港に1泊2日滞在したとき、エアポートエクスプレス・トラベルパスに相当する「オクトパスカード+香港エアポート・エクスプレス+香港市内のMTR料金の合計」を比較します。仮にMTRは1回10HKDで1日4回乗車するとします(40HKD/1日)。
■オクトパスカード購入パタン
KKDAY:オクトパス 54 + チャージ 70 + エクスプレス往復(香港駅) 131 = 255HKD
KLOOK:オクトパス 94 + チャージ 20 + エクスプレス往復(香港駅) 129 = 253HKD
■エアポートエクスプレス・トラベルパス 購入パタン
KKDAY:トラベルパス(片道) 242 + エクスプレス片道(香港駅) 72 – デポジット 50 = 264HKD
KLOOK:トラベルパス(片道) 242 + エクスプレス片道(香港駅) 72 – デポジット 50 = 263HKD
※エアポートエクスプレス・トラベルパスは手数料なしの50HKD全額返金
エアポートエクスプレス・トラベルパスは「往復で買うよりも、片道パス+エアポート・エクスプレスの片道チケットを別購入したほうが安い」という裏技があります。そのためトラベルパス(片道)+エクスプレス片道で比較しています。結論として1泊2日の場合、オクトパスカードが約10HKD安くなっています。ただ、MTRを1日4回乗車で計算したので1回でも多く乗るとトラベルパスと同額になります。MTR乗り放題(最大4日間)がついているトラベルパスは2泊、3泊でも金額が同じでお得度が増すので、あえて1泊で比較しましたが、それでもオクスパスカードとほぼ同等のお得度でした。
結論:香港国際空港と香港市内の自力で移動する場合は、エアポートエクスプレス・トラベルパスの方がオクトパスカードよりお得になるケースが多い
エアポートエクスプレス・トラベルパスは、定価で購入するとお得度が下がるので、割引販売している下記kkdayやklookで購入することをお勧めします。
エアポートエクスプレス・トラベルパスを購入(KKDAY:日本語)
エアポートエクスプレス・トラベルパスを購入(KLOOK:英語)
エアポートエクスプレス・トラベルパスの購入方法など詳細な情報は下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
以下では、KKDAYとKLOOKでオクトパスカードを事前購入する方法を詳しく解説します。香港国際空港でオクトパスカードを現地購入する方法の説明へ下のボタンでジャンプできます。
空港での現地購入の説明へ
オクトパスカードのオンライン購入方法:kkday
ツーリスト用のオクトパスカードのオンライン購入方法を解説します。日本語で購入手続きができて便利なkkdayでの購入方法を最初にご紹介します。
オクトパスカードの予約ページには下記リンクからアクセスしてください。
下のページが表示されます。まずは画面一番下の予約するのボタンをクリックします。
出発日と注文する枚数を選択します。複数のプランがあるツアーの場合は、どのプランにするかも選択します。ログインをしていない場合は、下のボタンが「ログインしてください」になっています。これをクリックします。
ログイン画面になるので上の手順で登録したメードアドレスとパスワードでログインします。ユーザ登録をしていない場合は、会員登録のリンクをクリックすると会員登録に進むことができます。
会員登録の方法がわかりにくい場合は、下記のページでkkdayのユーザ登録方法を詳しく説明しているので、これを参考にユーザ登録を行ってください。
ログインすると、下のボタンが「次へ」に変わります。これをクリックして先に進みます。
次に旅行情報の入力をします。旅行情報は意味がわかりにくいですが、ツアーを予約するのに必要な情報になります。未記入 >となっているので、クリックして入力します。
下が旅行情報の入力画面です。オクトパスカードの場合、名、姓と性別の入力が必要です。入力を完了したら、画面右上の「完了」をクリックします。
元の画面に戻り、注文者の情報を入力します。名、姓をローマ字で入力します。電話番号も入力します。□会員情報を同時に更新、とするとユーザ登録された会員情報を更新します。
次にクーポンの入力になります。2019年8月31日まで当サイト限定でオクトパスカードが5%OFFになるクーポンが利用できます。下のボタンをタップすると、クーポンページが表示されます。
ページにはクーポンコード(ピンクの枠)が表示されているので、これをコピーするかメモしてください。
VISA、MASTER、JCBのクレジットカードが使えます。通常のオンラインショッピングと同じようにカード番号、有効期限、CVC/CVV(カード裏面にある3桁の数字)、カード名義人(ローマ字)を入力します。最後に「お支払い」をクリックします。私はVISAカードで決済しましたが、無事に決済が完了しました。一度、英語の警告メッセージが出たことがありましたが、そのときは再度手続きをやり直したら決済が完了しました。
クレジットカードの決済が完了すると下記のような画面になります。引換証(バウチャー)はしばらくして電子メールに添付されて届きます。
引換証を印刷して香港に持参しましょう(画面で見せても大丈夫なようですが)。
オクトパスカードのオンライン購入方法:klook
次にklookでのツーリスト用のオクトパスカードのオンライン購入方法を解説します。klookは英語での手続きとなりますが、下記で詳細に手順を説明しますので問題ないかと思います。klookも予約管理のために購入時にユーザ登録が必要なので事前に行っておくと便利です。下記のページでklookのユーザ登録方法を詳しく説明しているので、これを参考にユーザ登録を行ってください。
ユーザ登録ができたら、オクトパスカードの予約ページに下記リンクからアクセスしてください。
オクトパスカード(Hong Kong Tourist Octopus Card)のページが表示されます。Book Now(予約に進む)をタッチします。
ログインしていない場合は、下の画面になります。ユーザ登録で使用したメードアドレスとパスワードでログインします。ユーザ登録をしていない場合は、Sign Upのリンクをクリックすると会員登録に進むことができます(登録方法は⇒この記事を参照)。
次に、オクトパスカードの受け取り予定日(香港国際空港到着日)を選択します。
次に購入する商品の種類を選択します.オクトパスカードは1種類しかないのでSelect(選ぶ)をクリックします。
次に枚数を入力して、BOOK NOW(予約する)をクリックします。
次に購入者、支払い方法を入力する画面になります。画面の上のほうでは購入者の情報を入力します。一番上には購入するチケットの詳細が表示されています。日付などに誤りがないか確認しましょう。そして、Title(性別)にMr(男性)/Ms(女性)など、Passport Family Nameに姓(パスポートの記載の)、Passport First Nameに名、パスポート発行国にJapanを選びます。Country Code(国番号)には自動的にJapan(+81)が入ります。Mobile Number(携帯電話)を入力します。受け取り電子メールには
画面の下のほうでは支払い方法を選択します。PayPalとクレジットカードを選ぶことができます。クレジットカードの場合は、Card Number(カード番号)、Security code(カード裏面の3桁の数字)、Expiry Date(有効期限)のmm(月)、yyyy(年)を入力します。
クーポンコード(Promo code)を入力すると割引価格が適用されます。2017年12月31日まではVISAカードで支払うと割引になるキャンペーンがありましたが、残念ながら現在は終了してしまっています。新しいキャンペーンが始まりましたら、ご紹介いたします。クーポンコードがある場合は、下の画面のCONFIRMボタンの上にあるHave a promo code? Click to enter(クーポンをお持ちの方はクリックして入力)があるので、ここをタッチします。入力欄にクーポンコード入力すると割引が適用されます。
以上、klookでの購入手続きは完了です。登録したメールアドレスに引換証(バウチャー)が送られてきますので、印刷して香港に持参しましょう。
オンライン購入したオクトパスカードの引き換え方法:kkday・klookとも
kkday・klookとも香港国際空港後のオクトパスカードの引き換え方法はほぼ同じなので合わせて解説します。香港国際空港に到着し、手荷物受け取り場を出て、到着口A(Arrivals Hall A)を出たら、目の前にカウンターがたくさん並んでいます。到着口Bから出ても左に歩いていけばカウンターがあります。
下の写真がカウンターです。klookはA13のカウンター、kkdayはA14のカウンターになります。カウンターで引換証を見せてオクトパスカードを受け取ります。
もし印刷した引換証を持参するのを忘れた場合は、スマホでkkday・klookのサイトにログインして画面で予約証を表示しましょう。香港でスマホを安く使う方法は次の記事を参考にしてください。
カウンターA13とA14はオープン時間が異なるので注意してください。
A13(klook)の営業時間:7:30-23:00
A14(kkday)の営業時間:8:30-23:59
カードを受け取ったら追加でチャージしておくと安心です。空港でも簡単にチャージが可能です。空港でチャージする方法は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
オクトパスカードを空港で買う方法
オクトパスカードは香港国際空港で購入することも可能です。上で紹介したように、100HKDのチャージとデポジット(補償)50HKDをれていて150HKDになります。デポジットは帰国時に残金と合わせて返金してもらえます(手数料9HKD)。エアポートエクスプレスのチケットカウンター、または、自動販売機で購入できます。
エアポート・エクスプレスのカウンターで購入する
エアポート・エクスプレスのカウンターは下のように到着口を出てすぐ、エアポート・エクスプレスの乗り場の手前にあります。
カウンターは下の写真のように列ができていて並ぶことが多いです。注意点としては、オクトパスカードをカウンターで購入するときは、クレジットカードが使えません。現金を用意しておきましょう(2018年5月時点)。2017年12月にこのカウンターでエアポートエクスプレス・トラベルパスを購入したときはクレジットカードが使えたのでてっきり使えると思ったのですが、現金オンリーでした(オクトパスカードだけ現金オンリーなのか、エアポートエクスプレス・トラベルパスも現金オンリーになったのかは未確認です)。なお、到着ホール内には両替所も香港ドルをおろせるHSBCのATMもあります。
エアポートエクスプレス チケットカウンターの営業時間:早朝5:44~深夜1:22
※エアポートエクスプレスの始発ちょっと前~終電の少しあと
オクトパスカード自動販売機で購入する
2018年からオクトパスカードが自動販売機で購入できるようになりました。カウンターに長い行列ができているときに重宝します。また、クレジットカードも使えます。
オクトパスカードの自動販売機は、エアポート・エクスプレスのカウンターの左右にあるエアポートエクスプレスの券売機のそばにあります。下の写真のように、オクトパスカードの自動販売機と、エアポートエクスプレスの券売機とオクトパスカードのチャージの機械が並んでいます。
オクトパスカードの券売機です。大きなタッチパネルがあるので、これで操作します。
使い方は簡単です。機械に使い方が書いてあるように、①言語を選択し、②カードの種類と支払い方法を選択し、③右にあるクレジットカードの読み取り機などで支払いを行い、④最後にオクトパスカードが出てくるので受け取ります。
オクトパスカードのチャージ方法、使い方、返金、公式アプリ
オクトパスカードをチャージする方法、地下鉄(MTR)・バス・スターフェリーなどの乗車やコンビニの支払いに使う方法、返金方法などは下記の記事で詳しく説明しています。参考にしてください。
以上、香港旅行で必須のオクトパスカードを安く購入する方法や、エアポートエクスプレス・トラベルパスとどちらがお得かを比較しました。
香港を旅行するとき、知っていると得をする人気観光地の行列回避方法、格安でのインターネット接続、公共交通機関の割引切符・人気観光スポットの割引チケットの買い方、をまとめて下記の記事でご紹介しています。香港旅行をお得かつ、快適に楽しむためにぜひ参考にしてください。
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