スイス鉄道「ハーフフェアカード(半額カード)」の割引購入、使い方 徹底ガイド【2022年版】

スイス

スイス ハーフフェアカード(半額カード)の購入方法、半額での切符の買い方利用方法などをわかりやすく解説します。

またお得なクーポンを利用して割引予約する方法もご紹介します。
スイス ハーフフェアカード 半額カード

チューリッヒ、ツェルマット、グリンデルワルト、ジュネーブなどスイス旅行に欠かせないスイス鉄道SBBですが、物価が高いため電車の運賃も高額です。

そんな時の強い味方が、スイス国内の鉄道運賃が半額になるスイス・ハーフフェアカード(Swiss half-fare card)です。使いこなすと費用を大幅に削減できます。

スイスには、電車が乗り放題になるトラベルパスもありますが、結局、半額カードが一番コスパが良かったという方が多いようです。どちらがお得かも検証もしています。

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スイス ハーフフェアカードの攻略方法

スイス ハーフフェアカード(半額カード)は、120 CHF(約13,600円)の鉄道パスを購入すると、1ヶ月間スイスの鉄道が料金の半額になるカードです。

正規料金だけでなく、早割料金(スーパーセーバーチケット/Supersaver ticket)も対象です。

早割料金は最大50%OFFになるので、ハーフフェアカードと組み合わせると最大75%OFFになります。

一方、スイス鉄道には乗り放題になるスイストラベルパス(Swiss Travel Pass)もあります。どちらを購入するのが得かは旅行プランによって異なりますので、以下で検証します。

ハーフフェアカード利用の例:チューリッヒ⇔ツェルマット移動

スイスの玄関口チューリッヒ(Zürich)からスイスの人気No.1観光スポット ツェルマット(Zermatt)までの運賃で具体的に比較してみます。

スイス鉄道SBBの公式アプリで、チューリッヒ(Zürich)からツェルマット(Zermatt)までの1ヶ月先の便を検索してみます(SBB公式アプリの使い方は後ほど詳細を説明します)。

下記画面のように該当する便が表示されました。
スイス ハーフフェアカード 半額カード

便を選択します。下に Ticket from CHF **.**ボタンが表示されるのでタップします。
スイス ハーフフェアカード 半額カード

ハーフフェアカードを持っているか、という確認画面が表示されます。ハーフフェアカードを実際に購入する前でも切符を半額で購入できます。ですので、I have a Half-Fare or GA travelcard(1/2)を選択します。この(1/2)が半額適用を意味します。
スイス ハーフフェアカード 半額カード

料金が表示されます。半額カードが適用され、正規運賃CHF 125の半額CHF 62.5になりました。早割運賃 Supersaver TicketのCHF 40.8も通常の早割運賃の半額になっています。スイス ハーフフェアカード 半額カード

チューリッヒ-ツェルマット間の移動で正規料金と比較してCHF 62.5、早割と比較してCHF 40.8、安くなっています。つまり、半額カードはチューリッヒ⇔ツェルマット間相当の移動を2~3日するとCHF 120の元がほぼ取れてしまいます。

ハーフフェアカードとトラベルパスの比較

チューリッヒ⇔ツェルマット間相当の区間(運賃CHF 40.8)を3日間乗車したとすると、

ハーフフェアカードの場合:120+40.8*3 = CHF 243

の費用が掛かります。

チューリッヒ⇔ツェルマット間の距離を3日連続で移動することは無いので、1ヶ月間のうち3日間を選んで使えるスイス トラベルパス・フレックスを購入すると、下記金額です。

スイス トラベルパス・フレックス(1ヶ月間の3日間):CHF 267

トラベルパスに有利になるように長めの移動距離を想定しましたが、事前に旅行の計画が決まっていて早割を使えればハーフフェアカードのほうがお得です。

さらに、半額カードは1ヶ月までは金額が変わらないので日数が増えるほどお得になります(トラベルパスの割引率も大きくなりますが)。

また、ハーフフェアカードが有利なのは、マッターホルン観光のゴルナーグラート鉄道、ユングフラウ観光のユングフラウ鉄道など登山鉄道のチケットも半額になる点です。

トラベルパスだと、例えば、CHF 214と高額なユングフラウ鉄道のチケットは乗り放題の対象外で、25%OFFにしかなりません。つまり、ユングフラウ鉄道に乗車する場合はCHF 53.5、半額カードがお得になります。

結論:
・旅のプランにあわせた試算が必要だがスイス ハーフフェアカードがお得になるケースが多い
・パス未購入と比較すると、2、3日の鉄道移動(約3時間の所要時間)で元が取れる
・トラベルパスと比較すると、特に3日以上、鉄道で移動する場合は半額カードのほうがお得度が高い
・ユングフラウ鉄道に乗る場合は、ハーフフェアカードのほうがお得になる

ただし、事前に計画を決めずに自由に移動したい場合は、早割も使えませんし、チケットを毎回購入する必要のない、スイス・トラベルパスのほうが便利です。

スイスの鉄道パスについては以下の記事ですべてのタイプを説明しているので参考にしてください。

スイス・ハーフフェアカードを安く買う方法

スイス・ハーフフェアカードは、チケット予約サイトKKdayで「クーポン」を使うと公式サイトよりお得に購入できます。

KKdayでスイス・ハーフフェアカードをクーポン利用で安く購入する流れを簡単にご紹介します。

予約手続きは日本語なので難しいところはないと思います。

まず下記の5%OFFクーポンをコピーしてください。

KKday 5%割引クーポン


1人2回まで利用可
有効期限:2022/12/31

クーポンをコピーしたらKKdayの半額カード予約ページにアクセスします。

スイス・ハーフフェア(半額)カードを予約(KKday)

ハーフフェア(半額)カードは30日間有効です。1等席、2等席どちらにも使えます。他の鉄道パスのように利用日数や1等席/2等席を選ぶ必要はありません。

ユーザー登録をして予約を進めると、購入者情報入力の画面の下のほうに「クーポンを利用する」があるので、選んでください。

上でコピーしたクーポンコード(WBADBT)を貼り付けてください。5%OFFクーポンが表示されるので選択して、画面下の「確認」ボタンをタップします。

クーポンで約840円割引になりました。XX円引きでなく5%OFFなので2枚以上買う場合もお得です。

予約すると電子チケットが送られてきます。電子チケットはそのまま利用することができます。

半額カードはKKday以外にもベルトラ、Klookで購入できます。2022年9月に価格を調査しました。※KKdayのみクーポン適用後の価格

※2022年9月調査(最新価格は各サイトをご確認ください)

KKday以外でも公式サイトと同じ価格で購入できます。

KKday、VELTRA、Klookのチケットの詳しい予約方法を下記記事で解説しています。参考にしてください。

スイス現地での鉄道パスの購入

私はベルトラで購入しておこうと思ったのですが、出発日が直前で間に合わなかったため、スイスのBrig駅で現地購入しました。

パスはスイス国鉄 SBBの窓口で購入できます。鉄道パスはSBB窓口があるスイスのすべての駅で購入できるそうです。長い列ができており、10分以上は待たされました。
スイスパス 現地購入
ハーフフェアカードを注文するとパスポートの提示を求められました。支払いにクレジットカードを使えます。バリデート(有効化)する日を聞かれるので「今日から」と依頼しました。数分でハーフフェアカードを購入できました。ハーフフェアカードと一緒に次に乗る列車の切符を購入することもできます。

購入するとパスはこのようなパスケースに入れてもらえます。また、パスが有効な範囲が記載されたパンフレットをもらえます。
スイスハーフフェアカード

スイス鉄道SBB公式サイトで購入(英語)

公式サイトで購入方法を紹介します。冒頭で述べたようにスイス鉄道SBBでのオンライン購入はクレジットカード決済で失敗することが多いです(特にVISAカード)。

回避策としてSBBモバイルアプリでの購入をお勧めしているのですが、ハーフフェアカードはアプリで買えません。決済で苦労する場合は、上記のいずれかの方法での事前購入か現地購入をお勧めします。

下記、リンクをクリックして公式サイトのハーフフェアカード 購入ページにアクセスします。

スイス ハーフフェアカード 購入ページ(SBB公式サイト:英語)

ハーフフェアカードの購入ページが表示されるので、右下のBuy(購入)をクリックします。

パス利用者のFirst name(名)、Surname(姓)、Date of birth(誕生日)を日.月.年で、Country of Residence(居住国)にJapan、を入力します。下のValid from(利用開始日)も入力します。入力したら、画面右のTo the checkout →(チェックアウト)をクリックします。

以降はユーザID(SWISSPASS)でのログインなど、通常のチケット購入と同じ手順です。

チケット購入に関しては以下の記事で詳しく解説しています。クレジットカード決済のトラブルについても補足をしているので参考にしてください。VISAカードは決済できないことが多いようです。

スイス現地で購入

スイス・ハーフフェアカードは、現地のスイス国鉄 SBB窓口で購入できます。

SBB窓口があるスイスのすべての駅で購入できるそうです。チューリッヒ空港駅やジュネーブ空港駅にもSBB窓口があります。

難点は、窓口にはよく長い列ができており、待たされる点です。私は、比較的空いているBrig駅の窓口で購入しましたが、それでも10分以上は待たされました。
スイスパス 現地購入

ハーフフェアカードをオーダーするとパスポートの提示を求められました。支払いにクレジットカードが使えました。バリデート(有効化)する日を聞かれるので「今日から」と依頼しました。

数分でハーフフェアカードを購入できました。ハーフフェアカードと一緒に次に乗る列車の切符を購入することもできます。購入するとパスはこのようなパスケースに入れてもらえます。また、パスが有効な範囲が記載されたパンフレットをもらえます。
スイスハーフフェアカード

ハーフフェアカードを適用して切符を半額購入する方法

スイス・ハーフフェアカードを利用すると、スイス全土のスイス鉄道SBBのチケットに加え、ゴルナーグラート鉄道、ユングフラウ鉄道などの登山鉄道やチューリッヒなど都市交通の料金が半額になります。

ハーフフェアカード購入前に鉄道チケットを半額で事前予約しておき、利用日までにカードを購入するということも可能です。

SBBモバイルアプリで切符を半額購入する方法

一番最初にこちらで説明したようにスイス鉄道SBBのアプリで半額購入することができます。半額が適用される場合は、料金が(1/2)と表示されます。(1/1)と表示されていた場合は正規運賃です。

なお、半額で切符を購入する場合にハーフフェアカードのシリアルNo.などを登録する必要はありません。したがって、先に半額で切符を購入してから、後でハーフフェアカードを購入することも可能です(万が一、カードを購入できないと切符が使えなくなりますが)。

SBBモバイルアプリで半額運賃が適用されている場合、以下の画面のように(1/2)と表示されます。もし、(1/1)と表示されていたら、隣のEdit travelersをタップしてください。

ユーザ情報の編集画面になりますので、鉛筆アイコンをタップします。

ユーザ情報変更画面で、右の1/2を選択すれば、半額カード適用で価格が表示されるようになります。下のAcceptをタップして編集を確定させてください。

補足:SBBモバイルアプリでEasyRideを利用

SBBモバイルアプリのEasyRide機能を利用すればチケットを購入せずに、アプリで乗車時にチェックインできます。

ハーフフェアカードを利用する場合も自動的に適用されます。事前にハーフフェアカードを所有しているか登録します。

ただし、乗車時にチェックインするので早期購入割引Supersaver ticketが適用されません。早期割引がない列車への利用が良いと思います。

EasyRide機能の使い方はSBB公式サイトをごらんください。

EasyRideについて(SBB公式サイト)

スイス鉄道SBBの窓口で半額で切符を半額購入する方法

窓口で切符を半額購入する際は、ハーフフェアカードを提示して切符を購入してください。通常のスイス国鉄の窓口だけでなくツェルマットのゴルナーグラート鉄道のチケットを購入する場合も下記の窓口でハーフフェアカードを提示して半額で購入しました。
ツェルマット ゴルナーグラート鉄道 窓口

ユングフラウ鉄道の切符をグリンデルワルトの駅で購入するときも同様に、ハーフフェアカードを提示して半額で購入しました。
グリンデルワルド駅 窓口

自動券売機で切符を半額購入する方法

自動券売機でも半額で切符を購入することができます。以下は、チューリッヒ市内にある券売機の画面です。料金選択のところに1/2ボタンがあります。これを選択すると半額になります。
グリンデルワルド駅 窓口

ハーフフェアカードの使い方

半額の切符で乗車するときは、ハーフフェアカードとパスポートを忘れずに所持しておきましょう。車掌さんが検札にきたら切符と一緒にハーフフェアカードとパスポートを提示します。

なお、私の経験上はパスポートを提示しなくても、何もいわれないケースが多かったです。人前でパスポートを出すのは、極力避けたほうがいいので、提示を求められたらパスポートを出す、というので良いかもしれません。
スイス鉄道 検札

以上、スイスをお得に旅行するための重要アイテム ハーフフェアカードの買い方、使い方などを解説しました。

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スイスに関するこちらの記事も人気です。


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  1. 吉塚 正孝 より:

    7月に4人の仲間とスイス旅行を計画しています。
    スイスハーフフエハーフアカードを利用したいとおもっています。
    各線の乗車券は私一人が手配支払いが出来そうですが、スイスハーフエアカードは
    私一人が他の人の名前、パスポート番号、生年月日を記入すれば、手配できますか?即ち私のクレッジドカードで他の人の支払いが、出来るのかが、疑問点です。
    どうか、回答お願いします。
    追記:早割り料金50%が適用さえるのは、使用日の何日前ですか?
    乗車券の購入は何日前から可能ですか?
    あなたの全ての記事が非常に参考になっています。ありがとうございます。

    • deeluxe より:

      吉塚様

      コメントありがとうございます。

      パスも代表者が購入可能だと思います。
      記事ではレイルヨーロッパとSBB公式、2つの方法で買い方を解説しておりますが、
      簡単に調べられるレイルヨーロッパについて確認したところ、
      購入人数分の名前、パスポート番号、生年月日の入力欄が表示されました。
      公式サイトでも同様の形式になると思います。

      > 追記:早割り料金50%が適用さえるのは、使用日の何日前ですか?

      ハーフフェアカード適用の50%割引のことでなく、
      早割(Supersaver)の期間(発売)期間というご質問でよろしいですよね。
      早割の割引率は50%と決まっておらず、最大70%から数%まで随時割引率が変わります。
      切符の事前予約が可能になる60日前が一番割引率が高いことが多く、
      その後、徐々に割引率が下がります。
      割引率は低いですが乗車前日まで購入可能な便もあります。

      > 乗車券の購入は何日前から可能ですか

      公式サイトに発売期間の記述は見つけられなかったのですが、
      実際に検索して確認したところ、60日前からのようです。

      以上、少しでもご参考になれば幸いです。

  2. 棚橋 保夫 より:

    ミラノからツエルマットに行き、数日滞在してサングランベルナール峠で1泊、アオスタ経由ミラノという旅程を組んでいます。ハーフフェアカードが有利と思えるのですが、SBBサイトからミラノ・ツエルマット間の切符を買おうとすると、年齢とカードの有無を問われます。カードの選択肢に「ハーフフェアトラベルカード1/2/3YEAR」というのがあります。これでよいとは思うのですが、1/2/3年という表示の意味が不明でちょっと気持ちが悪いのですが、念のためお尋ねいたします。

    • deeluxe より:

      棚橋様

      確認いたしました。
      確かにミラノ中央駅などイタリア(スイス国外)の駅を指定すると、
      選択肢がHalf fare card 1/2/3yearsになりますね。

      不確かな記憶で大変申し訳ないのですが、
      Half fare cardは現地の方用に長期間有効なカードもあったと思います。
      ただし、どんな種類でもHalf fare cardはスイス国内の区間に対しては、
      半額料金が適用されるはずなので、
      Half fare card 1/2/3yearsを選んで問題ないと思います。

      確実な回答でなくて申し訳ありません。

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