スイス 人気観光地ツェルマットにイタリア・ミラノから格安で行く方法

スイス

美しいマッターホルンを間近で堪能できる街ツェルマット(Zermatt)はスイスNo.1の人気観光地です。ツェルマットにいく場合、通常はチューリッヒ空港に到着し、スイス国鉄 SBBを使って鉄道で行くのが普通です。
ツェルマット マッターホルン
しかし、物価の高いスイスで人気のチューリッヒ空港行き飛行機は運賃も高いため、比較的運賃の安いイタリア ミラノのマルペンサ空港経由で行く方法も使われます。マルペンサ空港経由の難点は、マルペンサエクスプレスやマルペンサシャトルでミラノ中央駅(Milano Centrale)へ方向的に一度戻る形になるため、5時間ほどかかり費用も高くなることです。Google Mapで調べると、マルペンサ空港からツェルマット方向のシャトルバスで行くルートも表示されます。このルートだと、4時間弱で費用も安くなりそうなのですが、実際に行った情報がネットにもなく、本当にたどり着けるのか不安でした。思い切って実際にこのルートで行ってみたところ、費用も安く時間もかからずにいけたのでレポートします。2017年夏休みの旅行では、さらにスイスの人気が高まりチューリッヒ行きの運賃も高くなると予想されるので、このルートが有効になると思います。

ツェルマットへの行き方

①チューリッヒ空港のルート、②マルペンサ空港からミラノ中央駅経由のルート、③今回利用したマルペンサ空港からイタリアのドモドッソラ(Domodossola)経由のルートを比較します。航空券の金額は、2017年GWに実際に調べた最安値のものです(マルペンサ行きは実際に購入した金額)。スイスの鉄道は半額カード(スイスハーフフェアカード)を購入した前提で計算します。

①チューリッヒ空港(航空券:19万円) ⇒ 鉄道[チューリッヒ空港=フィスプ(VISP)=ツェルマット](運賃:約8千円)
所要:3時間40分 費用:19万8千円

②マルペンサ空港(航空券:9万5千円) ⇒ 鉄道[マルペンサ空港=ミラノ中央駅=ブリーグ(Brig)](運賃:約6.6千円) ⇒ 鉄道[ブリーグ=ツェルマット](運賃:約2千円)
所要:4時間50分 費用:10万4千円

③マルペンサ空港(航空券:9万5千円) ⇒ バス[マルペンサ空港=ドモドッソラ](運賃:約2千円) ⇒ 鉄道[ドモドッソラ=ブリーグ(Brig)](運賃:約1千円) ⇒ 鉄道[ブリーグ=ツェルマット](運賃:約2千円)
所要:4時間00分 費用:10万円

チューリッヒ行きとミラノ行きで航空券の値段が倍違ったのは極端ですが、数万円は違うことはざらにあります。航空券以外の費用も③のルートが安いです。マイナーなルートなので万人向きとはいえませんが、少しでも費用を抑えたい方は利用してみてください。

ミラノ マルペンサ空港からドモドッソラ行きのシャトルバス

この③のルートのポイントは、イタリア ミラノのマルペンサ空港から北部の町 ドモドッソラ(Domodossola)行きのシャトルバスに乗ることです。このバスの情報がなかったのですが、ここで紹介する方法でドモドッソラにいけました。Comazzibusという会社が運行しています。ホームページで予約できるので、事前予約しておくほうが安心です。

マルペンサ発 ドモドッソラ行き シャトルバスの時刻

2017年5月現在1日7便運行しています。最新の時刻は後で説明する予約方法のところで確認してください。1時間20分程度でドモドッソラに到着します。
マルペンサ発 ⇒ ドモドッソラ着
 07:20 ⇒ 08:40 / 10:00 ⇒ 11:20 / 11:00 ⇒ 12:20
 13:00 ⇒ 14:20 / 14:50 ⇒ 16:10 / 17:50 ⇒ 19:10
 20:50 ⇒ 22:05

シャトルバスの予約

下記のURLからComazzibusのホームページにアクセスします。

 ⇒Comazzibusのホームページ

下記ページが表示されるので、イギリスの国旗をクリックして英語表示に切り替えましょう。
 

下記の情報を入力して、CONFIRM RESERVATIONをクリックします。
・FromにMalpensa、ToにDomodossola FSを選択します。
・Reservation Date:乗車日を選択
・Time:乗車する時間を選択 ※ここで出発時刻を確認できます
・Name:名前、Phone Number:電話番号 ※81に先頭の0を除いた日本の電話番号
・email address:メールアドレス
・Seats:予約席数
・Airport of departure:出発空港
・Landing time:飛行機の出発時刻

予約確認のメールが届きますので、印刷して持参しましょう。

シャトルバスの乗り方

マルペンサ空港に到着して荷物を受け取り到着口から出たら、通路を左側に向かいます。日本からの便は大半がターミナル1につくので、T1前提で説明します(ドモドッソラ行きのシャトルバスはT2にも止まります)。

TRENI(TRAIN)やBUSと指示されている方向で、ミラノ中央駅行きなどのシャトルバスと同じになります。Uscita(出口)4番から外に出るとバスの発着所が並んでいますので6番のところで待ちます。下の写真がComazzibusのシャトルバスです(バスというよりミニバンです)。出発予定時間は14:50でしたが、15分前には来ました。フロントガラスのところに、Domodossolaと書いたプレートが置いてありました。15€を現金で支払って乗り込みます。
私が乗り込んだら全員そろったせいか14:50前でしたが、すぐ出発しました。20分くらいは早めについておくと安心できそうです。その後、T2のバス停によってからDomodossolaに向かいました。

途中、キレイな風景を楽しむことができます。

1時間ちょっとでDomodossolaのバスターミナルに着きました。バスターミナルは駅の目の前ですので、2分もあれば下の写真のDomodossola駅に着きます。

イタリア Domodossola駅からスイス Brig駅の行き方

DomodossolaとBrig間の電車はそれなりの本数があります。ただし、国境をまたぐ区間なので、イタリア国鉄 trenitaliaが運行する便とスイス国鉄SBBが運行する便が混在しています。スイス国鉄SBBが運行する便の切符をDomodossola駅の自動券売機で買おうとしたところ、表示されず購入できませんでした。窓口があるので、そちらでは購入できるかもしれません(未確認)。事前に、イタリア国鉄 trenitalia とスイス国鉄SBBのホームページで時刻表を調べておき、どちら確認しておくと安心です。イタリア国鉄trenitaliaとスイス国鉄SBBの利用方法は下記の記事で説明してあります。


スイス国鉄の便の場合は、Domodossola-Brig間もハーフフェアカード(半額カード)を適用できます。Domodossolaではスイスの鉄道パスは購入できないと思いますので(未確認)、日本で購入しておきましょう。鉄道パスの購入方法は下記記事を参考にしてください。
私は、スイス国鉄の切符をモバイルアプリを使ってその場で購入しました。運賃は正規が16.6 CHFなので、半額カード適用で8.3 CHFになります。

DomodossolaからBrigは30分弱で到着します。途中、ずっとトンネル内を走ります。

Brig駅からZermatt駅の行き方

Brig駅でZermatt行きへの電車に乗り換えます。乗り換えは駅を一度出て目の前、右手にある路面電車のような駅から乗ります。Brig駅からZermatt駅は、1時間20分程度です。料金は、半額カード適用で19 CHFです。
Brig駅です。
Brig駅

駅を出て右手にZermatt方面行きのプラットフォームがあります。Zermatt直通の便と、途中で乗り換える便があります。
Brig駅Zermatt行き電車
時間帯によっては、BrigでZermatt行きに乗り換えず、一度Bern方面の通常電車に乗り換えて5分程度で着くVispにいって乗り換える方が早い場合があります。Vispは、チューリッヒ、ベルン方面からZermattに行くときも乗り換え駅になります。Vispでの乗り換えは、駅の外には出ず、プラットフォーム間で乗り換えになります。

途中、Stalden駅あたりをすぎると本格的に山岳電車の風景になってきます。車内の気温もどんどん下がり、一枚着込む人が多くいました。
ツェルマット行き電車の風景

マイナーなルートでしたが、無事予定時間にZermatt駅に着きました。いろいろな言語で「ようこそ」と書かれています。内心ドキドキのルートでしたので、本当に「ようこそ」でした。
Zermatt駅プラットフォーム

Zermatt駅前です。念願のマッターホルンがちょこんと顔を出しています。
Zermatt駅前

以上、スイスNo.1の人気観光地ツェルマットにイタリアのドモドッソラ経由で格安に行く方法をご紹介しました。ルートさえ確認できてしまえば、想像していたほど難易度は高くありませんでした。ただし、心配な方はミラノ中央駅経由のルートのほうが便も多く安心かもしれません。

このようにミラノからツェルマットは半日あればいけますので、ミラノ中心の旅行にスイスのツェルマット滞在を組み込むのありだと思いました。天候に恵まれればマッターホルンの雄大さは必見ですので、「最後の晩餐」&「マッターホルン」見学という旅行もよいと思います。

朝日を受けて輝くマッターホルンです。

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