【ロンドン】「タワーブリッジ」 チケット予約・見どころ の完全ガイド【最新】

ロンドン

ロンドンの人気観光スポット「タワーブリッジ」のチケット予約方法入場料見どころ混みぐあい行き方など、見学に役立つ情報をわかりやすく解説します。

テムズ川にかかるタワーブリッジ(Tower Bridge)の雄姿は、ロンドンを代表するランドマークです。

タワーブリッジは、ゴシック様式の美しい主塔を遠くから眺めるだけでなく、上部にかかる橋を渡ることもできます。橋の床は一部がガラス張りになっています。

本記事では、見学ツアー「タワーブリッジ・エキシビジョン」の見どころや、開閉時間の調べ方など、タワーブリッジを楽しみつくすための情報をご紹介します。

タワーブリッジへの新型コロナの影響

新型コロナの影響で閉鎖されていたタワーブリッジの見学ツアーですが、7月4日に営業が再開されました。

営業再開時の注意点などは、タワーブリッジ公式サイトにまとめられています。

タワーブリッジ 営業再開に関して(公式サイト)

チケットの事前予約が推奨されていますが、事前予約しなくても入場が可能なようです。

タワーブリッジの攻略ポイント

タワーブリッジ見学の計画をたてる上で、知っておきたい攻略ポイントをまず解説します。

攻略1:タワーブリッジとは?

タワーブリッジはテムズ川にかかるゴシック様式の2つの主塔が特徴の橋です。1886年に建設が始まり、1894年に完成しました。

中央部分の橋は大型船が通行するときに開閉します。回数は減りましたが、現在でも開閉しています。記事の最後で開閉スケジュールの調べ方をご紹介します。

<出所> Photo By Cmglee / CC-BY-3.0

タワーブリッジの主塔をつなぐ上部の橋は、タワーブリッジ・エキシビジョン(Tower Bridge Exhibition)という見学ツアーで渡ることができます。

橋の一部は、床がガラスになっていて下を通る人や車を見下ろすことができます。

セント・ポール大聖堂などロンドンの観光スポットを見渡すこともできます。

攻略2:混雑状況・オススメのチケットは?

タワーブリッジ・エキシビジョンは、他の観光スポットほど混雑することはありません。

入場料は9.8£です。他の観光スポットよりは安めですが、展望通路の見学がハイライトですので、すこし高めだと思います。

タワーブリッジ・エキシビジョンは、ロンドン・パスで入場できます。

ロンドン・パスで優先入場もできますので、ロンドン・パスを購入する場合は、ロンドン塔と合わせて、見学することをお勧めします。

攻略3:見学時間の目安

タワーブリッジ・エキシビジョンは、展望通路に加えて、橋の開閉に昔使われていたエンジン・ルームを見学できます。両方合わせて30分ちょっとで見学できます。

タワーブリッジの入場料・チケットの選び方

タワーブリッジの入場料

入場料は以下の通りです。事前にオンライン購入すると()内の割引価格になります。

チケット料金

大人(Adult:18-64歳):£9.8 (£8.8)

学生・シニア(Adult Concession):£6.8 (£6.1)
※16歳以上の学生/60歳以上のシニア

子供(Child:5-15歳):£4.2 (£3.8)

安くチケットを予約できる日本語サイトは?

公式サイトの予約は英語になるので、日本語で安く予約できるサイトを調べてみました。以下が調査結果です。

公式サイト
GetYourGuide タワーブリッジ 予約
Klook タワーブリッジ 予約

※2020年7月調査(最新価格は各サイトをご確認ください)

調査結果: 公式サイトでのオンライン予約が最安です。日本語で予約できるサイトではGetYourGuideが最安です。

公式サイトが最安なので英語での予約で問題なければ公式サイトでの予約をお勧めします。GetYourGuideは他の日本語予約サイトより安く販売しているので、日本語で予約したい場合はお得です。

タワーブリッジ・エキシビジョン チケット の予約(GetYourGuide:日本語)

GetYourGuideなど、ツアー予約サイトで予約する詳しい手順や、評判・口コミ、クーポンを使って安く予約する攻略法を下記で解説しています。参考にしてください。
ツアー予約サイト 攻略法

タワーブリッジはロンドン・パスで入場できるか?

タワーブリッジは観光パス「ロンドン・パス」(The London Pass)で入場できます。ロンドン・パスを使えば、優先レーンで入場できます。

他の観光スポットに比べれてタワーブリッジの入場料は安めなので、タワーブリッジだけで元を取るのは難しいですが、ロンドン塔も観光する場合は、2ヵ所でロンドン・パス1日券75£の半分くらい元が取れます。

ロンドン・パスについて下記記事で詳しく解説しています。参考にしてください。

タワーブリッジ・エキシビジョンの営業時間・休館日

開場時間

・9:30 – 18:00 ※最終入場:17:00
・毎月第3土曜日と1/1は10:00~

休館日

・12/24~12/26

営業時間の変更などもありますので、公式サイトの営業時間もチェックしてください。
営業時間(タワーブリッジ公式サイト)

タワーブリッジへの行き方

タワーブリッジは、ロンドンの観光エリアとしては一番東にあります。下記マップのように、タワーブリッジの北岸にはロンドン塔があります。

<出所>Tower Bridge 公式サイトのマップを加工

タワーブリッジの1本上流には、「ロンドン橋落ちた」で有名なロンドン橋があります。

最寄駅は地下鉄のタワーヒル(Tower Hill)駅です。徒歩10分弱です。対岸にあるロンドンブリッジ(London Bridge)駅からアクセスする場合は、15分弱かかります。

以下、タワーヒル(Tower Hill)駅からのアクセスを簡単にご紹介します。Tower Hill(タワーヒル)駅はCircle/District lineが通っていて、アクセスしやすい駅です。ロンドンの地下鉄の乗り方はこちらの記事を参考にしてください。

地下鉄をタワーヒル(Tower Hill)駅で下車します。Tower of London Tower Bridge(ロンドン塔/タワーブリッジ)の案内が出ているので、それにしたがって出口へ向かいます。

改札を出た先にも案内があります。ロンドン塔の方へ進みます。ロンドン塔方面へは、階段を降りて地下道を通って行くルートと、地上の道路を通って信号を渡るルートがあります。

ロンドン塔の脇の通りに出たら、左手(東側)へ進みます。

ロンドン塔に沿って右に曲がると目の前にタワーブリッジの塔が見えてきます。

ロンドン塔を右手に見ながら進みます。

タワーブリッジは左右に歩道があります。主塔に登る「タワーブリッジ・エキシビジョン」へは、ロンドン塔側からみて右側の歩道から入場します。

なお、ロンドン塔の見学後にタワーブリッジへ行く場合は、ロンドン塔の出口からテムズ川沿いへ出ると、左にタワーブリッジが見えます。

タワーブリッジ・エキシビジョンの入場方法

ロンドン塔側(北側)の主塔の右側にタワーブリッジ・エキシビジョンのチケット売り場・入場口があります。

入口の左側の列がロンドン・パス用の優先入場レーンです。ロンドンパスを提示して入場します。

右側の列がチケット窓口です。当日券はこちらで購入します。私が訪問したときは、当日券の列も短かったです。

窓口ではTower Bridge + The Monuments Ticketsというタワーブリッジとロンドン大火記念塔(モニュメンツ)のコンビチケットも販売されています。ロンドン大火記念塔は、1666年に発生したロンドン大火からの復興を記念して建設された高さ62mの塔です。上部にある展望台に311段の階段で登ります。ロンドン橋の北側にあります。

チケットを購入したらエレベーターで主塔の上部まで上がります。

タワーブリッジの見どころ・見学コース

北塔:North Tower

最初にタワーブリッジの歴史を説明したムービーを見ます。

展望通廊・ガラスフロアー:Walkways/Glass Floor

ムービーを見終えたら、ハイライトのガラスフロアーのある展望通路を渡ります。北塔と南塔をつなぐこの通路は、もともと橋が上がっているときに通行するために作られました。しかし、多くの歩行者は階段を登るのが面倒で、橋が降りるのを待っていたようです。

展望通路の一部は床がガラス張りになっています。高さが44mあるので、下を通っている人や車がかなり小さく見えます。

一部分だけでなく、10m弱の区間がガラス張りです。下の動画はガラス張りになっている部分の2/3くらいです。

展望通路は、東側の通路と西側の通路の両方を通ることができます。ちなみに下の歩道から展望通路を見上げると、両側ともガラス張りになっているのがわかります。

最初、東側を通ります。途中、写真撮影用にガラス窓が開いているところがあります。ガラス窓越しに撮影すると反射していい写真が撮れないので、この窓は親切だと思いました。

東側の風景です。東側は見どころらしい見どころがないのがちょっと残念です。

南塔:North Tower

展望通路を一度渡りきり、南塔へ着きます。南塔から西の展望通路へ行けます。

西の展望通路はロンドン塔などが見えます。左側にある三角の高いビルがヨーロッパで一番高いザ・シャードです。正面に見える橋がロンドン橋です。ロンドン橋の右手に見えるドーム状の屋根がセント・ポール大聖堂です。大聖堂のすこし右側にある白い塔がロンドン大火記念塔です。右端に見える上がせり出した形のビルはスカイガーデンです。西の展望通路を見学したら、また南塔へ戻ります。

南塔の見学を終えたら階段を降ります(エレベーターもあります)。

エンジン・ルーム:Engine Room

タワーブリッジ・エキシビジョンでは、橋の開閉に昔使われていた動力装置(エンジン・ルーム)も見学できます。エンジン・ルームは、タワーブリッジを渡ったテムズ川南岸にあります。

階段を降りて、歩道に出ると、青でエンジン・ルーム(Engine Room)へのルートが書かれています。

振り返ると、さっきまでいた南塔がそびえ立っています。

青のルートを進むと、川沿いの道へ降りる階段があります。

川沿いに降りて、橋の下をくぐると、左手にエンジン・ルームの入口があります。

建物に入ると右手にエンジンルーム展示室の入口があります。もう一度、チケットを見せて入場します。

現在は、電力でモーターを回し橋を開閉していますが、昔は蒸気機関で水を送りこみ水圧で開閉していました。

石炭を燃やして水を温めていたボイラーです。

ピストン・シリンダー・クランクなどの動力部分です。巨大なクランクを回して水圧をかけ、橋を持ち上げました。

クランクが動いている様子を見ることができます。

以上でタワーブリッジ・エキシビジョンの見学は終わりです。エンジン・ルームを出たところにタワーブリッジ・グッズが買えるショップがあります。

タワーブリッジのショップ

タワーブリッジのショップにあったお土産を簡単にご紹介します。

タワーブリッジのロゴが入ったマグカップ、タンブラー、キャップなどです。ロゴには、タワーブリッジが完成した年1894が書かれています。

タワーブリッジのスケッチ画風デザインのグッズです。トートバッグも並んでいます。

ほんわかしたタッチでタワーブリッジなどロンドンの名所が描かれたグッズです。マグカップ、ランチョンマットなどがあります。

Cecily Vesseyというロンドンのアーティストがデザインしたマグカップです。

タワーブリッジの開閉を見るには?

<出所> Photo By Cmglee / CC-BY-3.0

タワーブリッジは現役の跳開橋ですので、橋の開閉を見ることができます。

ただし、開閉する回数はあまり多くありません。タワーブリッジの公式サイトで開閉する日付・時間が公開されています。下記リンクから確認できます。

タワーブリッジ開閉スケジュール

参考)タワーブリッジの公式サイト

タワーブリッジ公式サイト

以上、「タワーブリッジ」のチケット、アクセス方法、見学コースなどを詳しくご紹介しました。タワーブリッジのすぐ隣にあるロンドン塔について下記記事で詳しく解説しています。こちらもご覧ください。

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