「バッキンガム宮殿」 衛兵交代式の見学攻略法など、見どころを詳しく解説

ロンドン

ロンドンバッキンガム宮殿」に関して衛兵交際式見学の攻略法、見どころ行き方など、見学に役立つ情報をわかりやすく解説します。

バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は、イギリス王室の王宮でエリザベス女王の平日の住まいになっている宮殿です。

バッキンガム宮殿といえば、黒い帽子と赤い制服を身に着けた近衛兵の衛兵交代式は見逃せません。イギリス観光のハイライトでもあるので、たくさんの観光客がおしよせ大混雑します。

本記事では衛兵交代式の流れ、見学ポイントなどの攻略法を詳しくご紹介します。

バッキンガム宮殿の見どころ

バッキンガム宮殿はエリザベス2世やフィリップ王配が平日、居住している王宮です。

バッキンガム宮殿のもとになったのは、バッキンガム公が18世紀に建てたバッキンガムハウスという私邸です。

その後、イギリス国王のジョージ3世が譲り受け、跡を継いだジョージ4世が王宮への改装を始めました。しかし、彼の時代には完成せず、2代後のヴィクトリア女王が即位と同時に、セント・ジェームズ宮殿から引っ越してきて、王宮としての利用が始まりました。

エリザベス女王は週末、郊外にあるウィンザー城で過ごしています。バッキンガム宮殿に女王がいる場合は、宮殿に王家の旗が立っています。不在の時はイギリス国旗です。

<出所> Photo By Firebrace / CC-BY-2.0

見どころ1:衛兵交代式

バッキンガム宮殿の一番の見どころは、代名詞にもなっている「衛兵交代式」です。衛兵交代式については、記事後半で見学ポイント、ルート、スケジュールなどを詳しく解説します。

見どころ2:ステートルーム

内部も絢爛豪華なバッキンガム宮殿には800近い部屋があります。残念ながらバッキンガム宮殿の内部は通常は公開されていません。

しかし、エリザベス女王が夏にバッキンガム宮殿を留守にする間だけ期間限定でステートルーム(THE STATE ROOMS)を見学できます。

<出所>© Royal Collection Trust

このような豪華な部屋に加えて、日本人にも大人気の画家フェルメールの絵画「音楽の稽古」も見ることもできます。

<出所>© Royal Collection Trust

限定公開されるステートルームを見学するには、時間指定のチケットを予約する必要があります。ステートルームの予約方法、見どころなどは、こちらの別記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

ちなみに、ステートルームを限定公開しているのは、入場収入でウィンザー城を修理するためだそうです。日本の皇室とはちょっと違っていますね。

その3:ヴィクトリア記念碑

バッキンガム宮殿の正門前の広場に建つヴィクトリ女王をたたえて建設された記念碑です。記念碑の前面にはヴィクトリア女王の彫像があります。記念碑の上部には、女王と同じ名前を持つ勝利の女神「ヴィクトリア」の黄金の像がそびえたっています。

以降では、バッキンガム宮殿の一番の見どころ「衛兵交代式」について詳しくご紹介します。

バッキンガム宮殿 衛兵交代式とは?

バッキンガム宮殿観光の見どころ「衛兵交代式」は、バッキンガム宮殿を警護する衛兵(オールドガード)が、ウエリントン兵舎から来る衛兵(ニューガード)と交代する儀式です。

熊の毛の帽子と赤い上着を身にまとった衛兵、楽隊、騎兵が行進する姿を見ると、イギリス王室の歴史と権威を肌で感じることができます。ロンドンに来たら、絶対に見逃せません。

衛兵交代式を見学すると、あちらからもこちらからも連隊がやってきて、ちょっこ混乱します。これは、バッキンガム宮殿と同時に、近くにあるセントジェームズ宮殿の衛兵も同時に交代するためです。

記事中で解説する衛兵交代式の順序を覚えておくと、衛兵交代式をより楽しむことができると思います。

衛兵交代式の開催日

衛兵交代式は、夏期は毎日それ以外の期間は月、水、金、日に行われます。

衛兵交代式のスケジュールは、英国王室師団の公式ページで確認できます。

衛兵交代式スケジュール(英国王室師団公式サイト)

スケジュールのページの表がわかりにくいので補足します。

英国王室師団はバッキンガム宮殿に加え、郊外にあるエリザベス女王の居城ウィンザー城も護衛しているので両方のスケジュールが記載されています。

左のTHE QUEEN’S GUARDがバッキンガム宮殿のスケジュールです。スケジュールには、部隊名が記載されている日が交代式が行われる日です。行われない日は空欄になっています。

連隊の名称

スケジュールにも記載されているように衛兵は5つの連隊に分かれています。

バッキンガム宮殿付近の案内板に見分け方が書かれています。熊の毛皮の帽子に付いている羽飾りや制服のボタンで見分けることができます。

各部隊の羽飾りの色は以下の通りです。

・グレナディアガーズ (Grenadier Guards):白
・コールドストリームガーズ (Coldstream Guards):赤
・スコッツガーズ (Scots Guards) :なし
・アイリッシュガーズ (Irish Guards):青
・ウェルシュガーズ (Welsh Guards):白と緑

前3つの部隊は17世紀に設立された歴史ある部隊です。

衛兵交代式の時間・ルート

衛兵交代式の際の衛兵(歩兵)は以下のルートを行進します。

<出所>公式サイトのマップを加工 © Official Site of The Household Division

バッキンガム宮殿と合わせてセントジェームズ宮殿の衛兵も交代するので、式は以下の順で行われます。

10:30 ①セントジェームズ宮殿にオールドガードが整列、バッキンガム宮殿へ行進
10:40 ②ウェリントン兵舎にニューガードが整列。11:00前後に宮殿入場

11:00 ★バッキンガム宮殿で交代式開始。式は45分続く

11:10 ③交代する歩哨がセントジェームズ宮殿へ出発

11:25 ④交代した歩哨がバッキンガム宮殿へ出発

11:40 ⑤オールドガードがウェリントン兵舎に出発

11:45 ⑥ニューガードがセントジェームズ宮殿へ出発

ハイライトは、11時ころからバッキンガム宮殿内で行われる交代式です。ただし、宮殿内の式を見られる場所は1時間くらい前から人が集まります。

式の時刻は今後変更される可能性があります。以下のサイトで詳細な時間が紹介されているので参考にしてください。

衛兵交代式の時間(CHANGING-GUARD.COM:英語)

余談:セントジェームズ宮殿の歩哨(見張りにあたる歩兵)は交代式の間に移動します。よくよく理由を考えてみると、こうしないとセントジェームズ宮殿の衛兵が居なくなるので、当然でした。

衛兵交代式の見学ポイント

衛兵交代式の見学にどれくらい時間をかけるかで見学ポイントが変わります。

<出所>公式サイトのマップを加工 © Official Site of The Household Division

A:バッキンガム宮殿正門前

衛兵交代式の様子を見られる特等席です。場所取りの競争率が高いので、1時間~1時間半前には到着しておかないと良い場所を確保できません。

交代式の様子は近くで見られますが、場所によっては行進が見づらくなります。

B:ヴィクトリア記念碑

正門の先にあるヴィクトリア記念碑は、下の写真のように段差があり、衛兵の行進も衛兵交代式もバランス良く見られるエリアです。ただし、ここも早めに場所取りをして置く必要があります。

C:スプールロード(Spur Rd)

バッキンガム宮殿を正面に見て左側にあるスプールロード近辺は、交代式の様子は見えませんが、行進してくる連隊を間近で見られます。上で紹介した行進の時間に合わせて行けば、それなりの場所を確保できます。時間を掛けずに衛兵交代を見学したい場合に、お勧めの場所です。

私は衛兵交代式が終わる直前の時間に到着したので、宮殿そばには近づけず、ここから見学しました。最初に掲載した動画は、ここから撮影したものです。楽隊や連隊の行進を間近で見られたので、直前に行った割には十分見学ができました。

D:ザ・マル(The Mall)

トラファルガー広場からバッキンガム宮殿へまっすぐ延びる儀式用に作られた通り「ザ・マル」も時間をかけずに行進を見学するのに適したエリアです。

衛兵交代式の間に先行してセントジェームス宮殿へ行進する歩哨を見学できました。障害物がないので行進を撮影するには良い場所でした。

バッキンガム宮殿への行き方

バッキンガム宮殿を取り囲むように複数の地下鉄駅がありますが、至近距離には駅がなく、どの駅も10分程度歩きます。

距離が近いのは、セント・ジェームズ・パーク(St. James’s Park)駅とグリーンパーク(Green Park)駅で、どちらからも徒歩10分弱です。

途中、セント・ジェームズ・パークなど公園の中を通って行くこともできます。

次に近いのはハイド パーク コーナー(Hyde Park Corner)駅とビクトリア(Victoria)駅で、約11~12分です。

トラファルガー広場そばのチャリング・クロス(Charing Cross)駅からは徒歩17分です。

トラファルガー広場からアクセスする場合は、アドミラルティ・アーチを通り抜けます。

<出所> Photo By Diego Delso / CC-BY-4.0

アドミラルティ・アーチを抜けるとザ・マル(The Mall)という930mの真っ直ぐな通りがバッキンガム宮殿まで通じています。

参考)バッキンガム宮殿の公式サイト

バッキンガム宮殿公式サイト

以上、「バッキンガム宮殿」の衛兵交代式の見学方法、行き方、見どころなどを詳しくご紹介しました。

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