ロンドンの美しいパノラマビューを楽しめる巨大観覧車「ロンドン・アイ」のチケット予約方法、安く予約する方法、見どころ、行列回避方法など、見学に役立つ情報をわかりやすく解説します。
テムズ川沿いにそびえる巨大な観覧車ロンドン・アイ(London Eye)はウェストミンスター寺院などロンドンの街を一望でき、新しいシンボルの一つになっています。
人気のロンドン・アイは乗車待ちの長い行列ができることもあるので、行列回避の対策を考えておく必要があります。
本記事では、ロンドン・アイに行列を回避して入場する方法や、チケットを割引予約する方法などを詳しくご紹介しています。
ページコンテンツ
ロンドン・アイの攻略ポイント
ロンドン・アイ見学の計画をたてる上で、知っておきたい攻略ポイントをまず解説します。
攻略1:ロンドン・アイとは?
高さ135mのロンドン・アイは2006年までギネスにも登録されていた世界最大の観覧車でした。今の世界最大はラスベガスのハイローラー(170m)ですが、それでも4番目に大きい観覧車です。
テムズ川にせり出すように設置されており、ウェストミンスター宮殿、ビッグベン、ウェストミンスター寺院、セントジェームスパークなどロンドンの名所を見渡すことができます。
ゴンドラはカプセル型をしており、一度に25人乗車することができます。
ゴンドラ内は床以外、全面ガラス張りになっています。ゴンドラ内を移動できるのでいろいろな方向を見渡せます。
攻略2:混雑具合・行列の回避方法
観光シーズンは、ロンドン・アイに乗車待ちの長い列ができることがあります。
ファストトラックチケット(Fast Track Ticket)を購入すると、優先レーンから入場でき行列を回避することができます。
優先入場チケットは通常チケットより高額で51£です(2022年9月現在)。
ロンドン・アイのチケットは事前予約で割引になります。ファストトラックチケットも事前予約で安くなります。ただし、行列が短くてファストトラックの意味なかったというケースも多くあるようです。
「優先入場が必要なほど混雑するか」の事前予想は難しいので、限られた時間でロンドンを観光したい方は、ファストトラックチケットを購入するのが良いと思います。
雨天だと、せっかくの景色も台無しで、ロンドンアイに乗る価値がなくなります。事前予約する場合も天気予報を見て直前に予約するのが良いと思います(もしくは直前までキャンセルできるところで予約)。
参考までに私の場合は、2019年10月初旬の平日昼に行きましたが、ほぼ待ち時間なしでした。
ツアー会社KKdayのレビューにファストトラックに関する口コミも登録されているようです。参考にしてください。
攻略3:見学時間の目安
カプセルに乗っている時間は30分ですが、待ち時間しだいで全体の所要時間は大きく変わります。
ロンドン・アイの入場料・チケットの選び方
ロンドン・アイのチケットの種類・入場料
ロンドン・アイの主なチケットは、通常チケット(Standard Ticket)と、優先入場ができるファストトラックチケット(Fast Track Tickets)の2種類です。
チケット料金(当日)
・通常チケット(Standard Ticket):36£
・ファストトラックチケット(Fast Track Ticket):51£
ファストトラックチケットを買うべきかは上の攻略法の解説を参考にしてください。
安くチケットを予約できる日本語サイトは?
チケットはネットで事前購入すると約5£割引になります。
公式サイトを含めて安く予約できるサイトを調べてみました。以下が調査結果です。
通常レーン:事前予約 | |||
通常レーン当日予約・スーパーピーク | |||
優先レーン:事前予約 | |||
優先レーン当日予約・スーパーピーク | |||
安く予約するポイント
KKday、Klookなどチケット予約サイトでも公式サイトと同じ事前割引価格でチケットを日本語予約できます。
KKdayは当サイト限定の550円割引クーポンまたは5%割引クーポンの適用で公式サイトの割引よりさらにお得に予約できます。
Klookも当サイト限定の5%割引クーポンの適用で公式よりお得に予約できます。当日予約でもクーポン利用で割引になります。
年末など超繁忙期(スーパーピーク)は事前購入でも割引にならない日程があります。この場合もクーポン利用で割引になります。
KKday 割引クーポンの利用方法
KKdayは550円割引クーポン、5%割引クーポンの使い分けで公式サイトより安くなります。
購入枚数でお得なクーポンが変わるので2つのクーポンを登録して最安になる方をご利用ください。1枚など金額が少ない場合は550円引きが、枚数が多い場合は5%割引がお得になります。
初回購入限定
有効期限:2023/5/31
最低購入金額:2,000円
1人2回まで利用可
有効期限:2023/04/01
最低購入金額:1,000円
上のボタンでクーポンを取得したら下記ボタンでKKdayのチケット予約ページにアクセスします。
画面の指示にしたがって予約を進めます。購入者情報の入力まで進むと画面の下に「クーポンコードを使う」があるのでタップします。
こちらがクーポン入力画面です。入力欄を長押ししてコピーしたコードを「貼り付け」てください。直接EURO5011および WBADBTを入力しても大丈夫です。
KKdayについては下記記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
Klook 割引クーポンの利用方法
Klookでも5%割引クーポンの適用で公式料金よりも安く予約できます(初回予約時に利用可、割引上限金額950円)。
Klookは当日でも予約できるので便利です。またキャンセル条件もKKdayより優れています。
初回予約限定
有効期限:2023/12/31
上のボタンでクーポンを取得したら下記ボタンでKlookのチケット予約ページにアクセスします。
Klookと同じように支払情報を入力する画面でクーポンを入力でるので上記クーポンを入力してください。
Klookについては下記記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
GetYourGuideはKlookよりもさらに直前まで予約できるようです。Klookで予約できない場合はGetYourGuideも確認してみてください。
ロンドン・アイにロンドンパスは利用できるか?
ロンドンの観光パス「ロンドンパス(The London Pass)」ではロンドン・アイに入場できません。
ロンドン・アイ 公式サイトのチケット予約手順
ロンドン・アイ 公式サイトでのチケット予約方法を解説します。
(1)チケット予約ページにアクセス
まず、ロンドン・アイのチケット予約ページにアクセスします。
(2)チケットの種類を選択
アクセスすると以下の画面が表示されます。Standard Ticket(通常チケット)やFast Track Ticket(優先入場チケット)のBook Now(予約する)をタッチします。
(3)日付を選択
日付を選択します。当日は定価での予約になるようです。訪問日の前日より前に予約すると割引になります。
日付を選択したらStandard Ticket(通常チケット)、または、Fast Track Ticket(優先入場チケット)のBuy Now(購入する)をタッチします。
(4)チケット枚数を選択
予約するチケット枚数をAdult(大人:16歳-)、Child(子供:3-15歳)、Under 3(3歳以下)に分けて入力します。入力したらNext(次へ)をタッチします。
通常チケットを選ぶと、優先入場チケットへのアップデートを勧められますが、不要ならNo Thanks, Continueをタッチします。
(5)入場時間帯を選択
カレンダーの下に表示されるSelect Time(時間を選択)をタッチして、入場する時間帯を選びます。
15分間隔とかなり狭く区切られています。「多少の遅れは係員に話せば調整する」と公式サイトのFAQに書かれていますが、時間に余裕を持って行かれることをお勧めします。
テムズ川のクルーズなどのオプションを選択する画面になります。不要な場合は下にスクロールして、No Thanks, Continueをタッチします。
確認画面になるので問題がなければ、規約への同意(By ticking this box,…)をチェックしたあと、Checkout(チェックアウト)をタッチします。
(6)支払い方法の選択
支払い方法を、Credit Card(クレジットカード)、Google Pay、Paypalから選びます。
(7)クレジットカード情報の入力
クレジットカードを選んだ場合は、まず、Card Number(カード番号)、Expiration(有効期限:月/年)、CVV(カード裏面3桁数字)、First Name(名前:ローマ字)、Last name(名字:ローマ字)を入力します。
続いて、請求先住所とPhone Number(電話番号:81の後に先頭の0を除いた番号。例080-1234-5678⇒818012345678)、Email Address(電子メール)を入力します。
住所は、例えば「〒111-1111 東京都新宿区大久保1-1 ABCマンション123」の場合、以下のように入力します。
Address: 1-1 Ookubo
Apt, Suite, Buiilding: #123 ABC MANSION
Country: Japan
City/Region: Shinjuku-ku
State/Province: Tokyo
Zip/Post Code:111-1111
入力したら、PAY(支払い)をタッチします。
支払いが無事完了すると登録したメールアドレス宛に電子チケットが届きます。
ロンドン・アイの営業時間・休館日
■営業時間
・11:00 – 18:00
■休館日
・なし
最新情報は公式サイトでご確認ください。また年末年始などは通常と営業時間が変わります。
営業時間(ロンドン・アイ公式サイト)
ロンドン・アイへの行き方
ロンドン・アイはテムズ川沿いのサウスバンクエリアにあります。
最寄駅は地下鉄のウォータールー(Waterloo)駅で、徒歩5分です。ウォータールー駅はロンドン・アイと同じテムズ川東岸にあります。
テムズ対岸(西岸)のエンバンクメント(Embankment)駅、チャリングクロス(Charing Cross)駅、ウェストミンスター(Westminster)駅などからも歩くことができます。各駅から10分前後です。
ウェストミンスター(Westminster)駅からアクセスする場合は、有名なウェストミンスター橋を渡ります。
エンバンクメント(Embankment)駅、チャリングクロス(Charing Cross)駅からアクセスする場合は、ゴールデン・ジュビリー橋という歩行者用の橋を渡ります。ハンガーフォード橋という鉄道橋の両側にかかっています。ロンドン・アイを見るには、南側(右側)の橋を渡りましょう。
橋を渡ったあとは、テムズ川沿いに歩道がロンドン・アイまで続いています。
ロンドン・アイ 当日券の買い方
当日券はロンドン・アイと道を挟んで向かい側にある下の写真のチケットオフィスで購入できます。電子チケットを予約済の場合は、直接ロンドン・アイの入り口へ行けば良いです。
チケットオフィスの入口です。London Eye Ticket Officeと書かれています。
建物内に入ってまっすぐ進むとチケット窓口があります。私が訪問したときは空いていましたが、並ぶこともあるようです。
入口の右側にはチケットの自動券売機があります。購入手順がちょっと面倒ですが、有人窓口が混んでいるときは利用してください。支払いに現金は利用できず、クレジットカードのみです。
簡単に使い方を説明します。最初の画面では、Buy Tickets(チケット購入)、次の画面ではSingle Attraction Tickets(アトラクションチケット単体)を選びます。そうすると以下のチケットの選択画面になります。COCA-COLA LONDON EYEを選びます。
London Eye Fast Track(優先入場チケット)か、London Eye Standard Entry(通常チケット)かを選びます。
入場時間帯を選びます。空きがあれば、現在時刻の時間帯も選択できます。後はクレジットカードで支払えば良いです。
ロンドン・アイ 見学のながれ・見どころの紹介
チケットを購入したら建物を出て、ロンドン・アイの入り口へ向かいます。左側の入口が優先レーンのファストロラック(FAST TRACK)です。通常チケットは右側のレーンです。
※2019年時点の情報なのでレーンの作りが変わっているかもしれません
入口で、印刷した電子チケットを見せるか、スマホの画面で表示します。
途中、手荷物の検査があります。このときは空いていたので、待たずに進めました。
係員の指示にしたがってカプセルに乗車します。最大25人ほど乗車できますが、空いていたので乗っていたのは4人でした。
はるか上空にロンドン・アイの最高地点が見えます。最高地点に上がるまで15分かかります。
乗車中、隣のカプセルがよく見えます。目が合うこともしばしばです。
最初は北側(テムズ下流側)の景色が見えます。テムズ川にかかるゴールデン・ジュビリー橋とハンガーフォード橋、一本下流にかかるウォータールー橋が見えます。ロンドン・アイの横にある小さな遊園地のアトラクションも見えます。
拡大した写真ですが、下流側にセント・ポール大聖堂の丸いクーポラが見えます。
もっと右には尖ったビル「ザ・シャード」(The Shard)が見えます。ロシアを除くヨーロッパで一番高いビルで310mあります。
カプセル内にはベンチもあるので疲れた腰を下ろすことができます。
高さ135mの最高地点に到達しました。観覧車の中心にあるハブが真下に見えます。文字通り人が米粒に見ます。
ロンドンアイの対岸の景色です。真ん中に見える白いビルがロンドン警視庁です。シャーロック・ホームズにも登場する通称スコットランドヤードです。(庁舎は何回か移転していますが)。その右側の建物はイギリス国防省です。奥に見える緑地はセント・ジェームズ・パークでし。その奥がバッキンガム宮殿です。
頂上をすぎると、南側の景色が近くに見えてきます。ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院などが見えます。ウェストミンスター橋、クルーズ船が発着するウェストミンスター・ピアも見えます。
下に降りていくとビッグベンが近づいてきます。残念ながら改装中でした。
出口手前には、記念写真を購入できる窓口や、ロンドン・アイのお土産を買えるショップがあります。
ロンドン・アイのデザインのマグカップ、タンブラー、ペンなどが並んでいました。
フォトフレーム、スノードーム、オリジナルのテディベアなどもありました。
ロンドン・アイの夜景
ロンドン・アイから眺める夜景も人気でしたが、コロナ前より営業時間が短縮された影響で冬季にしか見られないかもしれません。
参考)ロンドン・アイの公式サイト
以上、「ロンドン・アイ」のチケット予約方法、見どころなどを詳しくご紹介しました。
ロンドン おすすめツアー
-
観光 Spotsスポット -
観光スポット
まとめて紹介 -
ロンドン・パス
-
大英博物館
-
ナショナル
ギャラリー -
バッキンガム宮殿
衛兵交代式 -
バッキンガム宮殿
ステートルーム -
ロンドン塔
-
タワーブリッジ
-
ウェストミン
スター寺院 -
セント・ポール
大聖堂 -
ロンドン・アイ
-
ザ・シャード
展望台 -
世界遺産
-
オペラ座の怪人
チケット予約 -
コッツウォルズ
-
ストーンヘンジ
-
お役立ち Utility情報 -
オイスター
カード -
地下鉄 乗り方
-
ヒースロー空港
アクセス -
フィッシュ&
チップス -
失敗しない!
お得なホテル選び -
The Z Hotels
宿泊レビュー -
hub by
Premier Inn -
コスパ最強
Travelodge -
大英博物館周辺
お勧めホテル
-
鉄道 Train -
ユーロスター
-
National Rail
チケット予約 -
鉄道の乗り方