フロリダ・オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド(Walt Disney World/WDW)のチケットを選ぶときに、あとで後悔しないように知っておくべきポイントをわかりやすく整理しました。
私も2024年にウォルト・ディズニー・ワールドへ8日間滞在しチケットの種類によるメリット・デメリットを体験してきました。
高額なチケットですので私も購入時に徹底的に調べましたし悩みました。その経験に基づいているので役立つ内容になっていると思います。
目次
ディズニーワールドのチケットを選ぶ場合のポイント
フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドのチケットを選ぶ場合に、おさえておくべきポイントは次の5つです。
チケット購入時に決めること
- 訪問時期
- 入園日数
- 1日1パークか複数パーク(Park Hopper Option)か
- ライトニングレーン・マルチパスを買うか
- どこでチケットを買うか
以下で各ポイントについて詳しく説明します。
訪問時期(日程)
ディズニー・ワールドの訪問時期は、長期のお休みを取れる時期によってしまいますが、やはりイベント開催時期が人気です。
人気のイベントはハロウィーンとクリスマスです。
このほかにもイベントがあります。私が訪問した期間はエプコットでInternational Flower & Garden Festivalが開催されていました。
とてもきれいでしたが、このためにフロリダまで行くかたは少ないと思われます。
ウォルト・ディズニー・ワールドの混雑状況
ウォルト・ディズニー・ワールドがいつ混雑するのかも気になるところです。
Queue Timesというサイトが公開している混雑カレンダーを引用します(マジックキングタムの混雑状況)。
緑に近い色が空いている日で赤に近い色が混雑している日です。
4月中旬~6月下旬や8月下旬~9月中旬が空いているようです。
ウォルト・ディズニー・ワールドの気候
夏休みも人気の時期ですが、夏のフロリダはかなり暑いので十分な対策が必要です。
夏は気温も高くなりますが、降水量も多くなっています。
私は4月に訪問しましたが、東京でいうとすでに夏の暑さで体力を奪われました。天気には恵まれ8日間滞在して雨は半日だけでした(ただし土砂降り)。
入園日数
パークの入園日数もお休みを取れる日数で決まってしまいますが、最低3日間できれば4日間確保したいところです。
4日間あれば、4つのパーク(マジックキングダム、ディズニー・ハリウッドスタジオ、エプコット、ディズニー・アニマルキングダム)に1日1つずつ入園できます。
最低3日間と書いたのは必見の夜のショーが3つあるからです(2024年6月現在)。
以下の3つのナイトショーです。
ファンタズミック(ディズニー・ハリウッドスタジオ)
ハピリー・エバー・アフター(マジックキングダム)
イルミナス・ザ・シンフォニー・オブ・アス(エプコット)
アトラクションはLightning Lane Multi Pass(旧Genie+)を活用すれば1日で2パークまわれます(人気のアトラクションに限定)。しかし、夜のショーを1日で複数見るのは開催時刻や移動時間の面からも難しいです。
休みが長く取れるかたは、当然できるだけ長期に滞在するのがベストです。
私は8日間滞在しましたが、それでもやり残したことがたくさんありました。
パークホッパーをつけるべきか?
チケットにパークホッパー(Park Hopper Option)を付けると1日に複数のパークに入園できます。
ただし、パークホッパーを付けると4デーチケットの場合、約90ドル(約14,200円/税込)高くなります。
差額が東京ディズニーランドのチケットより高額なので付けるかどうか悩むところです。
私はパークホッパーをつけましたが、計画通りに各パークをまわれればホッパーをつけず1日1パークでも楽しめるという感触でした。
実際、パーク間の移動に時間がかかるので最初の4日間は1日1パークしか行きませんでした。
ただし、ショーが雨天中止になったり、乗りたかったアトラクションがシステム調整で乗れなかったり、計画通りいかない場合もあります。
そのときにパークホッパーが威力を発揮します。
ですので、パークを楽しみ尽くしたいのであれば、保険と思ってパークホッパーを付けるのがおすすめです。
また、4つのパークはクローズ時間に差があります。例えばアニマルキングダムは午後6時までの営業ですがマジックキングダムは午後10時までオープンしています(時期によって変動)。
アニマルキングダムをクローズギリギリまで楽しんでマジックキングダムへ移動することもできます。
ライトニングレーン・マルチパス(旧Genie+)
ライトニングレーン・マルチパス(旧Genie+/Lightning Lane Multi Pass)を購入すると優先レーン(ライトニング・レーン)を利用できます。
超人気アトラクションを除き各アトラクション1回ずつ優先レーンで乗車できます。
Genie+からLightning Lane Multi Passに変わって事前購入が可能なりました。アトラクションの予約もディズニーホテル宿泊者は7日前から、それ以外のゲストは3日前から最大3つ可能になります。
金額はパークごとに料金が変わり、日付でも変動します($16~$35)。
購入ページへの日本(アメリカ・カナダ外)からのアクセスが制限されていて通常はアメリカ到着後にしかパスを購入できません。
事前購入ができないので基本的にはアメリカ到着後に判断することになります。ただし、事前予約が可能になったので購入する場合は早めに購入したいところです。
私が訪問したときはまだGenie+でしたが、人気アトラクションが多いマジックキングダムとハリウッドスタジオを購入しました。エプコットとアニマルキングダムは購入しませんでしたが人気アトラクションはすべて乗車できました。
Genie+/Indivisual Lightning Laneの詳細(公式サイト)
Genie+ではIndivisual Lightning Lane(有料ライトニングレーン)のアトラクションには乗れないので注意してください。
チケットをお得に買う方法
パークチケットは公式サイトやチケット予約サイトなどで購入できます。
チケットの買い方は以下の4パタンあります。
チケットを買う方法
- 公式サイトで通常チケットを購入
- チケット予約サイトで割引チケットを購入
- 公式ホテル予約時にオプションとして購入
- 年間パスポートを購入
東京のディズニーパークでは公式サイトでチケットを買うのが王道ですが、海外パークではチケット予約サイトで購入するのが王道です。
私もチケット予約サイトで割引購入しました。クーポンを利用して公式サイトより約2,100円安く購入できました。
主要なチケット予約サイトであれば公式サイトと同じチケットを購入できます。ホームページも日本語化されています。
送られてきたバウチャーのQRコードを公式アプリ(My Disney Experience)で読みこんでリンクするだけです。
ですので、わざわざ英語やクレジットカード払いで苦労しながら公式サイトでチケットを購入するメリットはありません。
ユアトリップではウォルト・ディズニー・ワールドのチケットを最安で販売しているチケット予約サイトを毎月調査しています。
1パーク(ベース)チケット価格比較
1~10デーのベースチケット(1日1パークに入園可)の料金の調査結果です。最安価格を赤字で表示しています(公式は黒字)。
ベースチケット:1デー | ||||
ベースチケット:2デー | ||||
ベースチケット:3デー | ||||
ベースチケット:4デー | ||||
ベースチケット:5デー | ||||
ベースチケット:6デー | ||||
ベースチケット:7デー | ||||
ベースチケット:8デー | ||||
ベースチケット:9デー | ||||
ベースチケット:10デー | ||||
パーク・ホッパー・チケット価格比較
1~10デーのパーク・ホッパー(Park Hopper)チケット(1日に複数パーク入園可)の料金の調査結果です。最安価格を赤字で表示しています。
パーク・ホッパー:1デー | ||||
パーク・ホッパー:2デー | ||||
パーク・ホッパー:3デー | ||||
パーク・ホッパー:4デー | ||||
パーク・ホッパー:5デー | ||||
パーク・ホッパー:6デー | ||||
パーク・ホッパー:7デー | ||||
パーク・ホッパー:8デー | ||||
パーク・ホッパー:9デー | ||||
パーク・ホッパー:10デー | ||||
チケットを安く買うための詳しいポイントや最新のクーポン情報は下記の別記事にまとめています。こちらの記事を参考にして安くウォルト・ディズニー・ワールドのチケットを購入してください。
公式ホテル予約時のチケットオプションは大きな割引なし
公式サイトでディズニーホテルを予約する場合、オプションでパークチケットを購入できます。
私が確認した範囲ではオプションで付けるパークチケットには大幅な割引はなく、チケット予約サイトの方が安く購入できました。
年間パスポートはかなり高い
香港ディズニーやパリ・ディズニーでは長めに滞在する場合、年間パスポートのほうがお得になるケースがあります。
しかしディズニーワールドでは安い年間パスはフロリダ居住者しか購入できません。
日本人が購入できる Disney Incredi-Pass は $1,543(約24万5千円/税込)と高額です。
この金額だと一回のWDW訪問で元を取るのはほぼ不可能です。
以上、ウォルト・ディズニー・ワールドのチケットを選ぶためのポイントを時期(混雑状況、天候)、入園日数、パークホッパー、Genie+、どこで買うのが良いかの観点から解説しました。
この情報が少しでもお役に立てばうれしいです。