パリ観光に便利なオペラ座エリアのホテルで、コスパ抜群の「ロートレック・オペラ」(Hotel Lautrec Opéra)をご紹介します。
オペラ座エリアは、パリの中心部に近く観光に便利なエリアです。ルーブル美術館など中心部まで徒歩移動できるにも関わらず、リーズナブルなホテルがあります。コスパ重視の方にお勧めのエリアです。
オペラ座エリアが便利なもう一つの理由は、シャルル・ド・ゴール空港からの空港バスがオペラ座に着くので、空港からのアクセスが良いことです。重い荷物を持って地下鉄へ乗り換えずにホテルまでいけます。
このエリアの中でも、抜群の立地と安い宿泊料金を兼ね備えたのが、ご紹介するロートレック・オペラ(Hotel Lautrec Opéra)です。
オペラ座まで徒歩7、8分の場所にあります。地下鉄の最寄駅も徒歩2分で、複数の駅を利用できます。しかも、リーズナブルなオペラ座エリアの中でも安めの宿泊料金です。
本記事では、安く予約できるサイト、行き方、宿泊レビューなどロートレック・オペラについて詳しくご紹介します。
目次
ロートレック・オペラのお勧めポイント
ロートレック・オペラに実際に宿泊してみて感じた、お勧めポイントは以下の5つです。
オペラ座から徒歩圏内で観光に便利
下記パリのホテル解説の記事で、1区、2区のシャンデリゼ通りを中心としたエリアは、観光の利便性がすごく良いと書きました。
ロートレック・オペラは以下のマップのように利便性の良いエリアにギリギリ入っています。
オペラ座まで徒歩8分、ルーブル美術館まで徒歩15分、コンコルド広場まで20分と徒歩圏内にあります。
もちろん、シャンデリゼ通り沿いのホテルのほうが利便性は良いのですが、宿泊費がかなり高くなります。
ロートレック・オペラは、利便性の良いエリアにありながらも、他のホテルより5千円くらい安いことが多いです。
利便性とコスパのバランスが抜群のホテルです。
地下鉄の最寄駅まで2分、複数の駅を利用できる
ロートレック・オペラは最寄駅のリシュリュー・ドゥルオ(Richelieu – Drouot)まで徒歩2分です。地下鉄の8番線、9番線が通っています。
地下鉄駅に近いので夜の移動も比較的安心です。
その他にも地下鉄3番線のQuatre-Septembre駅、7番線のLe Peletierなども徒歩圏内です。地下鉄3、7、8番線オペラ駅からも7分です。駅を選べば、乗り換えを減らせるので効率よく移動できました。
シャルル・ド・ゴール空港からアクセスしやすい
シャルル・ド・ゴール空港からの空港バス「ロワシーバス」(Roissybus)はオペラ座が終点です。
終点のバス停からロートレック・オペラは徒歩10分くらいです。パリ市内到着後に、地下鉄に乗り換えないでホテルまで行けるのは、とても便利です。
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へのアクセス方法について下記記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
ロートレックの旧邸をホテルにしている
美術好きの方はロートレックという名前が気になったと思います。実は、ロートレック・オペラは画家のトゥールーズ・ロートレックの旧宅だった建物を利用したホテルです。
ホテルはリノベーションされており、旧宅としての見どころはありませんが、館内の至るところにはロートレックの絵画や写真があります。
日本人慣れしている
滞在中、多くの日本人の宿泊客を見かけましたので、日本人の宿泊には慣れていると思います。
ロートレック・オペラを安く予約する方法
ロートレック・オペラを安く予約できるサイトを調査してみました。
取り扱いサイトが限られていますが、Trip.comが最安でした。
ロートレック・オペラの公式サイトは、今回の調査では16,800円(140€)でした。Trip.comやagodaより高かったです。
ロートレック・オペラ公式サイト
各ホテル予約サイトの評判やクーポンなど安く予約する攻略法を下記で解説しています。参考にしてください。
ロートレック・オペラの宿泊レビュー
ロートレック・オペラに宿泊した様子をレビューします。
フロント・ロビー
入ってすぐ正面がフロントです。ロートレックの肖像が飾ってあります。チェックインは、15時からです。私は、午前中に荷物を預けに行きました。残念ながらまだ部屋には入れず、荷物を預かってもらいました。
ロビーには水墨画がかざってあり、中華風になっています。朝は、アジアからの団体客でごった返していました。
フロント右手の通路にあるエレベーターでフロアまで上がることができます。館内には、ロートレックの絵画や写真があちこちに飾られています。
室内
キーは、カードをセンサーにタッチするタイプでした。鍵が開かないといったトラブルの心配がないので安心です。
今回は、シングルルームに宿泊しました。以下の写真のようにデスクスペースなどは狭めです。日本のコンパクトなビジネスホテルといった感じです。それでも、ベッドの周りにも十分なスペースがあり、移動したり、荷物を整理したりするには十分でした。パリ中心部なので、これだけスペースがあれば贅沢は言えません。ミニバーとして使われている小さい冷蔵庫があり、買っていった飲み物を冷やすことができました。
比較的最近リニューアルされたようで、ベッドも清潔感がありました。
両方のベッドサイドにコンセントがあり、スマホなどの充電に便利でした。
エアコン
アメニティ
アメニティは非常に簡素で、石鹸、バスソープ、プラカップでした。
トイレ・バス
バスルームは広くはありませんが、バスタブも付いていてコンパクトにまとまっています。着替えをするときに、ちょっと狭く感じました。
宿泊した部屋にはバスタブがありました。ただし、すべての部屋についているかどうかはわかりません。
ドライヤー
バスルームに備え付け型のドライヤーがありました。このタイプなので、髪が乾くまで少し時間がかかります。
ホテルの宿泊レビューは以上です。
私は注文しませんでしたが、朝食も頼むことができます。ビュッフェ形式で、ハム、卵、チーズ、ヨーグルトなどが提供されるようです。
ロートレック・オペラの近くのスーパー・コンビニ
5分ほど歩くと、Monoprixのコンビニ・バージョンMONOP'(モノップ)があります。
MONOP’は下記の場所にあります。
ロートレック・オペラへのアクセス
地下鉄の場合
最寄駅は地下鉄8番線、9番線のリシュリュー・ドゥルオ(Richelieu – Drouot)です。地上に出てしまえば徒歩2分です。
その他、地下鉄3番線のQuatre-Septembre駅、7番線のLe Peletierなどからも十分歩けます。オペラ駅(地下鉄3、7、8番線)からも7分です。
8番線、9番線以外を利用する場合は、リシュリュー・ドゥルオ駅から乗車して乗り換えるより、乗り換え不要な駅まで歩いたほうが早いかもしれません。なお、RER Aのオーベール(Auber)駅も10分ちょっとです。
パリの地下鉄の乗り方などは以下の記事を参考にしてください。
以下では、リシュリュー・ドゥルオ駅からロートレック・オペラまでのルートを簡単に解説します。
リシュリュー・ドゥルオ(Richelieu – Drouot)駅から地上に出ます。
出口にもよりますが、イタリアン通り(Boulevard des Italiens)というオペラ座に続いている大きな通りを、オペラ座方面に50mほど進みます(この写真はオペラ座方向と逆を向いています)。
左手にCrédit du Nordという銀行があるので、左手にある下記のファヴァール通りに入ります。1つ目のT字路を左に曲がります。
空港バスの場合
シャルル・ド・ゴール空港からの空港バス「ロワシーバス」(Roissybus)はオペラ座に到着します。バス停からホテルまで徒歩で10分ちょっとです。
オペラ座の西側にあるバス停に到着するので、マップの通りオペラ座をぐるっと回ってカプシーヌ通りを東に進みます。途中から、イタリア通りという名前に変わります。イタリア通りで曲がるポイントは、上の説明と同じ場所です。
ロートレック・オペラの残念だった点
立地も良かったですし、部屋も清潔だったので、宿泊料金を考えれば、特に残念だった点はありません。
しいてあげれば以下の点です。
団体客がいる場合は、フロントが混みそう
最寄駅からホテルまでの間にコンビニがない(近くにはあるのですが)
ロートレック・オペラの基本情報
住所
:8-10 rue d’Ambroise75002 Paris – France
グレード:
★★★
電話番号
:+33 1 42 96 67 90
チェックイン
: 15:00-
チェックアウト
: -11:00
24時間フロント
:○
公式サイト:
以上、パリのオペラ座エリアのおすすめホテル「ロートレック・オペラ」の宿泊レビューでした。
別記事でオペラ座エリアのオシャレなブティックホテル「ホテル デュ トリアングル ドール」(Hôtel du Triangle d’Or)を紹介しています。オペラ座の東側にあるロートレック・オペラに対して、西側にあるので空港からも、よりアクセスしやすいです。
宿泊料金の相場はロートレック・オペラより5千円ほど高いですが、安く予約できるサイトを探せば、ほぼ同じ金額で宿泊できます。こちらの記事を参照してください。
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