世界遺産「チンクエ・テッレ」の5つの村の見どころやガイドブックで見るような絶景の撮影スポット、鉄道などの交通手段、をどこよりも詳しくご紹介します。
絶景が見られる世界遺産として人気があるイタリア南西部「チンクエ・テッレ」(Cinque Terre)です。
モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレの5つの村があり、それぞれに見どころ、絶景があります。
本記事では、5つの村の周り方、ガイドブックでよく見る絶景写真の撮影ポイントへの行き方、チンクエ・テッレ・エクスプレスなどの交通手段ついて解説しています。
なお、チンクエ・テッレはフィレンツェ、ミラノなどの大都市から日帰りで訪問できます。各都市からチンクエ・テッレへのアクセスはこちらの記事で詳しく解説しています。
目次
チンクエ・テッレを観光するには
チンクエ・テッレ観光の計画をたてる上で、知っておきたいポイントをまず解説します。
ポイント1:チンクエ・テッレは5つの村
チンクエ・テッレは5つ(チンクエ)の土地(テッレ)の名前の通り、5つの村で構成されています。
上のマップのように地中海を臨む海岸線に、北西からモンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレの順に並んでいます。
5つの村の見どころは記事中で詳しく紹介しますが、以下のような美しい景色を楽しむことができます。
リオマッジョーレ
マナローラ
ヴェルナッツァ
ポイント2:チンクエ・テッレの移動の基本は鉄道
チンクエ・テッレには、フィレンツェ、ミラノ、ジェノバ、ピサなど各都市から電車で来ることができます。
チンクエ・テッレまでのアクセスについては以下の記事で詳しく解説しています。こちらをご覧ください。
チンクエ・テッレの5つの村は、チンクエ・テッレ エクスプレスというイタリア国鉄「トレニタリア」が運行する列車で移動できます。
どの村も小さいので、駅から観光スポットまでは徒歩で移動できます。
チンクエ・テッレ エクスプレスは、チンクエ・テッレ観光の入り口であるラ・スペツィアと、5つの駅リオマッジョーレ駅⇔マナローラ駅⇔コルニリア駅⇔ヴェルナッツァ駅⇔モンテロッソ駅を結んでいます。
3月中旬から10月末までの観光シーズンは1時間に3~4本運行しているので、村の間を効率よく移動できます。それ以外のシーズンは1時間に1~2本しか運行しないので、事前にしっかり計画を立ててください。
チンクエ・テッレを鉄道で移動するときに便利なのがチンクエ・テッレ・トレイン・カードです。上記区間の鉄道が乗り放題になります。チケットを毎回購入するのも手間がかかるので、購入することをお勧めします。
チンクエ・テッレ エクスプレスやチンクエ・テッレ・トレイン・カードについて記事中で詳しく解説します。
なお、チンクエ・テッレでは遊覧船も運行しています。こちらも記事中で解説します。
ポイント3:時間に合わせて訪問する村を調整
1つの村の観光に電車の移動時間も含めて1時間かけたとして、5つの村をすべて見るには5時間かかります。
半日で観光する場合は、かなりタイトなスケジュールになります。時間が限られる場合は、4つ、3つの村に絞ってしまうのも作戦です。1つ減らすだけで、かなり時間の余裕ができます。
私見ですが、5つの村のお勧め順は以下の通りです。記事後半の各村の説明を参考にしてください。
◎マナローラ (Manarola)
○リオマッジョーレ (Riomaggiore)
△モンテロッソ(Monterosso)
△コルニリア (Corniglia)
5つの村を周る順番は、フレンツェ側から来た時はリオマッジョーレから、ジェノバ側から来た時は、モンテロッソから周るのが自然です。
ただし、時間が限られているときは、見たい村を先に見てしまって、時間が余ったら、残りの村を見学する、のも選択肢です。
ポイントの解説は以上です。
チンクエ・テッレ・トレイン・カード
チンクエ・テッレ観光の必須アイテムがチンクエ・テッレ・トレイン・カード(Cinque terre Train card/Treno Card)です。
リオマッジョーレ⇔モンテロッソ間を含む、ラ・スペツィア⇔レヴァントでチンクエ・テッレ エクスプレスが乗り放題になります。
1日券が大人16€です(2日券 29€)。切符で乗車すると1回4€なので、4回乗車すると元が取れます。
チンクエ・テッレの各駅は観光客で混雑しますし、トレイン・カードを持っていると有料のトレッキングルートも通行できるので、購入をお勧めします(2020年現在、愛の小道は閉鎖中)。
なお、チンクエ・テッレ・トレッキング・カード(Cinque terre Trekking card)という、鉄道乗り放題なしで、有料トレッキングルート入場のみのチケット(1日券7.5€)もあります。
チンクエ・テッレ・トレイン・カードの主な特典
ATC運行バス乗車
有料トレッキングルートへの入場
有料トイレへの無料利用
Wifiアクセス
※接続ID、パスワードがカード裏面に記載
チンクエ・テッレ・トレイン・カードの買い方
チンクエ・テッレ・カードは、オンラインで購入もできますが、チンクエ・テッレに到着した後、ラ・スペツィア中央駅やモンテロッソ駅で購入するのが簡単です。
私はフィレンツェ方面からラ・スペツィア中央駅に着いたので、ラ・スペツィア中央駅の窓口で購入しました。
改札付近の窓口には行列ができていたので、改札を出て右側にあるチケット窓口で購入しました。ここも私が購入した後、行列ができていました。カードと一緒にチンクエ・テッレ エクスプレスの時刻表ももらえます。
窓口には、使う前に打刻機でバリデーションをするようにとの注意書きがあります。注意書きにも書いてありますが、チンクエ・テッレ・トレイン・カードのバリデーションにはちょっとした工夫が必要です。
打刻機の黒い挿入口にチケットを差し込みます。普通の切符よりチンクエ・テッレ・トレイン・カードの幅が狭いので、左にチケットを寄せないと、機械が反応しません。左側に寄せて差し込むと機械音がして、カードに日付が印字されます。
チンクエ・テッレ エクスプレスの時刻表
チンクエ・テッレ エクスプレスの時刻はGoogle Mapで簡単に調べることができます。
時期によって運行本数が大幅に変わるので注意してください。
3月中旬から10月末くらいまでの観光シーズンは右の時刻表の通り、1時間に3~4本運行しています。それ以外の時期は、左の時刻表のように1時間に1~2本に減ります。
また、IC(Intercity)/FB(Frecciabianca)は全席指定でチンクエ・テッレ・トレイン・カードでは乗車できないので注意してください。
閑散期の運行間隔だと、1つの村に最低1時間はいることになるので、優先度の低い村の観光をスキップするなど、しっかり計画する必要があります。
なお、上にも書いたようにチンクエ・テッレ・トレイン・カードを購入すると、以下のような時刻表をもらえます。現地では、この時刻表を利用すると便利です。
各区間の所要時間は以下の通りです。快速列車の場合は、ラ・スペツィア⇔モンテロッソ間がノンストップで15分です。
↓ 8分
リオマッジョーレ (Riomaggiore)
↓ 3分
マナローラ (Manarola)
↓ 3分
コルニリア (Corniglia)
↓ 5分
ヴェルナッツァ (Vernazza)
↓ 4分
モンテロッソ(Monterosso)
チンクエ・テッレの遊覧船
チンクエ・テッレでは遊覧船が運行しており、コルニリアを除く4つの村を移動することができます。
ラ・スペツィアやチンクエ・テッレとともに世界遺産に登録されている「ポルト・ヴェーネレ」(Portovenere)も経由します。
冬は運行しておらず、2020年の運行は4月1日から11月1日までです。また、運行本数も1時間に1本なので、5つの村を移動する主な手段としては使いづらいです。
しかし、海からしか見られないチンクエ・テッレの景色も見られますし、1回は乗船してみるのも良いと思います。
チンクエ・テッレ 遊覧船のスケジュール
運行スケジュールは、期間によって変わります。
夏休み期間も含む2020年6月6日から10月11日までのスケジュールは以下の通りです。1時間~2時間に1本の運行です。
その他の期間のスケジュールは公式ページで確認してください。
メニューにLine 5 terre – Schedulesがあります。以下のように期間によってページが別れています。
日付は日/月/年の順序で表示されています。
チンクエ・テッレ 遊覧船の運賃
1日乗り放題、午後乗り放題、区間片道、区間往復のチケットがあります。
1日乗り放題(チンクエ・テッレ+ポルト・ヴェーネレ):35€
1日乗り放題(チンクエ・テッレ):27€
午後乗り放題(チンクエ・テッレ+ポルト・ヴェーネレ):27€
午後乗り放題(チンクエ・テッレ):22€
区間運賃 ※片道(往復)
ヴェルナッツァ | マナローラ | リオマッジョーレ | |
---|---|---|---|
モンテロッソ | 7(11)€ | 11(20)€ | 13(20)€ |
ヴェルナッツァ | - | 10(18)€ | 11(20)€ |
マナローラ | - | - | 6(8)€ |
他の区間の運賃、最新の運賃は以下の公式ページにアクセスして、メニューからRates(運賃)を選択してください。
チンクエ・テッレ 遊覧船(公式ページ)
以降では、フィレンツェ方面からアクセスした場合の玄関口になるラ・スペツィア中央駅から①リオマッジョーレ⇒②マナローラ⇒③コルニリア⇒④ヴェルナッツァ⇒⑤モンテロッソ・アル・マーレの順に、見どころをご紹介します。
ラ・スペツィア中央駅:La Spezia Centrale
フィレンツェなど東側からのチンクエ・テッレの入り口がラ・スペツィア中央駅(La Spezia Centrale)です
上で説明したように窓口でチンクエ・テッレ・トレイン・カードを購入して、打刻機でバリデーションを済ませましょう。
ラ・スペツィア中央駅の荷物預かり
大きな荷物がある場合は、ラ・スペツィア中央駅で預けることができます。
出口のある1番ホームのフィレンツェ側に荷物預かり所とトイレがあります。
5€で荷物を預けることができます。営業時間は07:00~20:00でした(料金、営業時間は現在は変わっているかもしれません)。
リオマッジョーレなどチンクエ・テッレを通る列車は、Levanto(レバント)やSestri Levante(セストリ・レバンテ)行きです。紛らわしいですが、どちらも通るので大丈夫です。詳しい時刻をGoogle Mapで調べて置くと安心です。
①リオマッジョーレ:Riomaggiore
ラ・スペツィアに一番近いのが、リオマッジョーレ(Riomaggiore)です。8~9分で到着します。
上記の絶景写真は船着き場で撮影できます。行き方をご紹介します。
ラ・スペツィアから電車で来た場合は、プラットフォームに降りたら、階段を降りて反対側のプラットフォームから駅の外に出ます。
リオマッジョーレのメインストリートは駅から少し離れています。駅前には何もないので、駅を出て右側(ラ・スペツィア側)に進みます。駅前に美味しいピッツェリアがあるので記事の最後で紹介します。
右へ進むと、海をイメージした装飾のあるトンネルがあります。トンネルを進みます。
トンネルを抜けると、左手にリオマッジョーレのメインストリートがあります。写真が撮影できるスポットは逆の右手にあります。船着き場に降りる階段があるので、そちらへ進みます。
船着き場に降りる階段が混んでいたので、前の人の背中を撮影してしまいました。
下の岩場まで降りられる階段があります。足元には十分に気をつけて降りてください。
岩場に降りると湾を取り囲む色鮮やかな建物を撮影することができます。
リオマッジョーレ駅まで戻ったら、また階段を降りて海側のマナローラ方面のプラットフォームで電車を待ちます。
②マナローラ:Manarola
マナローラ(Manarola)ではガイドブックで見る「これぞチンクエ・テッレ」という風景を見ることができます。
上の写真はマナローラ駅からコルニリア方面へ歩いた場所で撮影できます。以下、行き方をご紹介します。
マナローラ駅も海岸沿いにあり、美しい海を見渡すことができます。ホームのコルニリア方面側に出口へ向かう階段があります。
階段を上がって出口へ出ると、左右に通路が別れています。写真の撮影ポイントは左側(コルニリア方面)へ進みます。右へ進むと、「愛の小道(Via dell’ Amore)」の一部(2020年現在閉鎖中)を通ることができます。「愛の小道」側は後で紹介します。
駅から左側へ進むと、リオマッジョーレと同じようなトンネルがあります。トンネルを抜けると、マナローラのメインストリート「レナート・ビロッリ通り」へ出るので、海岸の方へ降りていきます。
レナート・ビロッリ通りには、レストランやワインショップ、お土産屋さんなどが並んでいます。
海岸に出たら右手に海岸沿いの歩道があります。ここを進みます。この写真の左側に見える岬の先端まで行くと、階段があり高台に上がることができます。
岬の先端から上の道にあがると、ガイドブックに必ず登場するレストラン(カフェ)「Nessun Dorma」があります。パラソルが並んでいる辺りです。時間に余裕があれば景色を眺めながらゆっくりするのも良いと思います。
再び、マナローラ駅に戻ってきました。今度は、右側の「愛の小道」側を紹介します。本来であれば「愛の小道」を通ってマナローラからリオマッジョーレまで行くことができますが、2011年の大雨による土砂崩れの影響で通行止めになっています。マナローラ⇔リオマッジョーレ間は2021年再開予定とのことですが、実際に再開するかは不明です。
200~300mで通行止めになります。小さなバーがあって休憩もできます。マナローラ⇔リオマッジョーレ間以外のトレッキングルートは開通している区間もあります。ただし、本格的なトレッキングルートが多いです。ちょっとだけ散策したいという場合は、この区間でも十分そうです。
③コルニリア:Corniglia
コルニリア(Corniglia)は小高い岬の上にある小さな町です。街の中心部へ行くには、377段ある階段を登るか、バスに乗車する必要があります。
見どころは、チンクエ・テッレのワインの原料になるぶどう畑です。ワインが好きな方は、階段を登りながらぶとう畑を眺めるのも楽しいと思います。一方、前2つの村と比べて交通が不便な割には絶景を臨めるわけでもないので、時間が少ない場合は、スキップしても良いと思います。
コルニリア駅も出口は、山側のプラットフォームにあります。マナローラ方面から来た場合は、階段で山側のプラットフォームに移動します。
出口はマナローラ側にあります。他の駅と同じようにコルニリアの駅からは美しい海を臨むことができます。
駅前にバス乗り場があります。ちょうどバスが来ていて、すぐ乗り込みました。チンクエテッレカードで乗車できます。
5分ちょっとで終点のコルニリアの街中に到着します。帰りのバスも同じ場所から乗車します。
バスが来た道を2分くらい先に進むともう少し町の全景を撮影できます。
④ヴェルナッツァ:Vernazza
ヴェルナッツァ(Vernazza)は、チンクエ・テッレを代表する美しい村として知られています。小さな漁村ですが海賊から村を守るために中世に作られたお城やサンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキア教会など、見どころも多くあります。
町の中心部に駅があるコンパクトな町なので、撮影ポイントまで距離はありません。ただし、トレッキング用の道を上がらなくてはいけないので、ちょっと疲れます。
コルニリア方面から来た場合、出口がコルニリア方面にあるのでホームを来たほうに戻ります。
ヴェルナッツァ駅の出口は下の写真のように、メインストリート「ローマ通り」の上に位置しています。階段でローマ通りに降ります。
ローマ通りはチンクエ・テッレのメインストリートの中で一番にぎやかでした。
小さめですがチンクエ・テッレでは珍しくスーパーマケットというかCOOPがあるので、飲み物なども安く買うことができます。駅から10mくらい進んだ右手にあります。
COOPから10mくらい先にあるジェラート屋Gelateria Vernazzaも美味しいジェラートが食べられる人気の店です。
洞窟のように穴があいていて、抜けると海岸に出られました。のんびり海を見るのに良さそうな場所でした。
ローマ通りに戻って、少し進むと港に出ます。右手に海に面した岩の上に建つサンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキア教会が見えます。左側へ進むと円形の塔が特徴的なドーリアの城があります。有料で展望台に上がることができます。
町を見下ろす写真は、教会の背後にある丘陵地帯から撮影できます。教会付近にはハイキングルートに上がるための階段があります。
建物の間の細い道を登っていきます。迷路のようなっているので、Google Mapなどで現在地を確認しながら進むと良いです。
建物を抜けると何か所か見晴らし位のいい場所があります。木が邪魔になるところも多いので良い場所を探してください。
トレッキンコースを100mほど登ると、有料のトレッキングコースの入り口があります。チンクエ・テッレ・トレインカードかトレッキングカードで入場できます。このあたりでも十分良い写真が取れますが、あと2、3分進むとガイドブックのようなアングルで撮影できます。
写真を撮ったら、元の道を戻ってヴェルナッツァ駅に戻ります。
⑤モンテロッソ・アル・マーレ:Monterosso al Mare
ジェノバ側から来たときのチンクエ・テッレの玄関口がモンテロッソ・アル・マーレ(Monterosso al Mare)です。駅前には大きなビーチがあり、リゾートっぽい感じです。歴史ある町並みは駅から東西に移動したところにあります。ですが、他の町ほどチンクエ・テッレらしい風景というわけでもないので、あまり時間を掛けなくても良いかもしれません。
駅構内に窓口があるので、ミラノ、ジェノバから到着したときは、ここでチンクエ・テッレ・トレインカードを購入できます。
駅出口のすぐ横にテイクアウトのシーフード・フリットが人気のお店Il Bocconcinoがあります。
駅前の通りは、ビーチリゾートという感じです。通りをヴェルナッツァ側に進むと、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会などがある旧市街へ行けます。
ビーチ沿いには、青いパラソルとリクライニングチェアーが並んでいます。
フィレンツェ方面に戻る場合、ラ・スペツィア中央駅方面の列車は、山側のプラットフォームから発車します。モンテロッソからラ・スペツィア中央駅へは各駅停車だと20分ちょっと、快速だと15分ちょっとです。
フィレンツェ方面の起点ラ・スペツィア中央駅に戻ってきました。
私は、17:15発の電車に乗り、フィレンツェSMN駅に戻ったのが19時半すぎでした。
以上、チンクエ・テッレの5つの村について見どころ、写真スポットを詳しく紹介しました。5つの村すべてを日帰りで見学する場合は、次の電車の時間をチェックしながら観光すると効率的です。
チンクエ・テッレでお勧めのコスパ レストラン:Kepris Pizzeria
チンクエ・テッレでテレビにもよく取り上げられるレストラン(カフェ)は、マナローラにあるNessun Dorma(ネッスン ドルマ)です。
マナローラの絶景を見ながら、名物のジェノベーゼソース(Pesto)を使った料理や、チンクエ・テッレのワインなどを楽しめます。
ここでは、ガイドにはあまり載っていませんが、評価はNessun Dorma以上のピッツェリアKepris Pizzeria(K&PARIS Pizzeria)をご紹介します。
チンクエ・テッレの入り口リオマッジョーレの駅前にあるので、お昼にチンクエ・テッレへ到着して、すぐにランチを食べるのに便利な場所です。
本場イタリアの絶品ピッツァが7€くらいから食べられるコスパ抜群のピッツェリアです。
Kepris Pizzeriaの場所
リオマッジョーレの駅を出て、すぐ目の前にあります。右側に街の中心部へ行くトンネルがありますが、まっすぐ進みます。
10mほど進むとK&PARISの看板が出ています。すぐ隣には、手荷物預かり所があります。
K&PARISの入り口です。雨が降っていたので、この日は外の席は出ていませんでした。店内にはテーブルが1つ、2つしか無いので、雨の日は店内が混雑します。
店内には大きなメニューが貼ってあります。Pizze(ピッツァ)とPinsa(ピンサ)を選べます。名前がいろいろ付いていますが、トッピングが英語で書いてあるので、それで選べば良いと思います。mozzarella(モッツァレラ)、porcini mashrooms(ポルチーニ)、zucchini(ズッキーニ)、arugola(ルッコラ)、pancetta(パンチェッタ:ベーコン)、pesto(ジェノベーゼソース)などがあります。
オーダーが決まったらレジで注文します。クレジットカードは使えないようです。
店長さん?が手際よく、ピッツァを焼いていきます。一人で調理しているので列ができていると回転が悪く、待たされるかもしれません。
せっかくなのでリオマッジョーレの名を冠したLa Riomaggioreをオーダーしました。トマト、モッツァレラチーズ、ソフトチーズ、ジェノベーゼソース(pesto)の組み合わせです。サクふわの生地にジューシーなトマト、チーズがよく合っていて評判通りの美味しさでした。
営業時間は、11:00〜22:00となっていますが、私が14時に訪問したときは一時休憩をしていたようでした。
Kepris Pizzeria公式ページ(Facebook)
その他、モンテロッソ・アル・マーレ駅にあるシーフード・フリットのテイクアウトIl Bocconcinoにも行列ができていました。
以上、人気の世界遺産チンクエ・テッレの5つの村モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレの見どころや絶景の撮影スポットなどをご紹介しました。
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