ローマ・バチカン観光で必ず行くべき「サン・ピエトロ大聖堂」(サン・ピエトロ寺院)の混雑回避方法、見どころ、バチカン美術館とセットで見学する方法など、見学に役立つ情報をわかりやすく解説します。
バチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)は、カソリック教会の総本山で、多くの信者が訪れます。
長い間、ヨーロッパ社会の最高位に君臨したローマ教皇の住まいでもあり、ユネスコ世界遺産にも「バチカン市国」として登録されています。
常に入場待ちの長い行列ができている観光スポットとしても有名です。本記事では、サン・ピエトロ大聖堂の混雑回避方法や見逃せないハイライトなどを詳しく解説します。
目次
新型コロナ営業再開後のサン・ピエトロ大聖堂 最新情報(2022年8月更新)
サン・ピエトロ大聖堂は、新型コロナウィルスの影響で閉鎖されていましたが、現在は通常通り営業しています。
サン・ピエトロ大聖堂の攻略ポイント
サン・ピエトロ大聖堂見学の計画をたてる上で、知っておきたい攻略ポイントをまず解説します。
攻略1:混雑具合・行列の回避方法
サン・ピエトロ大聖堂は、ローマで1、2を争う大混雑スポットです。入場無料のため入場チケット購入は不要にも関わらず、セキュリティチェックの影響で1時間以上待ちは当たり前、という状況です。
以下の写真のように、サンピエトロ広場の右側(北側)の列柱廊の前には長い行列ができます。真夏は特に、炎天下にさらされるので体力的にもかなりダメージを受けます。
クーポラに上る場合は、さらに1時間くらい並ぶこともああります。
サン・ピエトロ大聖堂は時間指定による優先入場ができないので、人の少ない朝一に入場するのが、行列回避の王道です。
サン・ピエトロ大聖堂は7時から開場しています。時期よっても大きく変わりますが、いろいろな情報を総合すると、8時過ぎくらいまでは、あまり待たずに入場できるようです。9時から列が長くなり10時ころになると大行列になることが多いようです。
混雑回避という意味では7時の開場と同時に入場する必要はなさそうです。クーポラに上る場合は、朝早いと逆光になるので早すぎもよろしくありません。一方、静謐な大聖堂内を楽しみたい場合は、7時入場も良い選択肢です。
攻略2:クーポラには上るべき?
ドーム型をしたクーポラは、サン・ピエトロ大聖堂のシンボルです。クーポラの頂上のテラスからは、サン・ピエトロ広場など周囲の眺望を楽しむことができます。
テラスから見下ろすサン・ピエトロ広場は、バチカン観光の定番写真です。
大変魅力的なクーポラですが、上がるには3つのハードルがあります。
エレベーターを使う場合でも320段の階段を上る必要がある
入場待ちの長い行列ができることがある
個人的には、この3つのハードルを乗り越えてでもクーポラに上ることをオススメします。
晴れた日は特にオススメです。
クーポラの行列回避の方法、上り方などは以下の別記事で詳しく解説していますので、こちらを参照してください。
攻略3:サン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館のどちらを先に見学する?
バチカンの2大観光スポットのサン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館を1日で見学される方が多いと思います。
その場合、どちらを先に見学したほうが効率が良いのでしょうか。
王道は、時間指定入場ができるバチカン美術館を後に回して、朝一に空いているサン・ピエトロ大聖堂とクーポラを見学するパタンです。サン・ピエトロ大聖堂とクーポラは朝一であれば、並ぶ時間も長くないので効率的に見学できます。
このパタンの欠点は、クーポラに上る時間が朝早くになるので、サン・ピエトロ広場の写真が逆光になることです。また、バチカン美術館に入場するのが少し遅めになるので、システィーナ礼拝堂などが大混雑している恐れがあります(入場自体は待ちません)。
攻略4:入場時の服装に注意
神聖な場所ですので、短パン・ミニスカート、タンクトップ・キャミソールなど肩が露出する服は入場できません。服装には注意してください。
攻略5:見学時間の目安
入場待ちの時間を除けば、サン・ピエトロ寺院の見学時間は30分~1時間程度です。
クーポラに上る場合は、列にならぶ時間が10分~1時間、階段の上り下り・見学の正味時間が40分ほどです。
混雑する前の朝8時くらいに到着した場合、サン・ピエトロ寺院の見学が終わるのが8時半過ぎ、クーポラの見学が終わるのが9時半ころになります。
サン・ピエトロ大聖堂・クーポラの開場時間・休館日
(1)サン・ピエトロ大聖堂
■開場時間
・冬期(10/1-3/31): 7:00 – 18:30
・夏期(4/1-9/30): 7:00 – 19:00
■休館日
・なし
※教皇のミサが行われる水曜日の12:00-13:00くらいの間、大聖堂に入場できません
(2)クーポラ(ドーム)
■開場時間
・冬期(10/1-3/31): 7:30 – 17:00
・夏期(4/1-9/30): 7:30 – 18:00
サン・ピエトロ大聖堂への行き方
バチカン市国には、サン・ピエトロ大聖堂以外にもバチカン美術館などの観光スポットがあります。隣接していますが、入口が別々なので注意してください。
サン・ピエトロ大聖堂には、マップの下の位置を目指すとスムースです。
サン・ピエトロ大聖堂の地下鉄 最寄駅は、A線のOttaviano駅です。テルミニ駅(Termini)からの乗車時間は8分です。コロッセオ近辺から移動する場合は、B線でテルミニ駅(Termini)まで移動し、A線に乗り換えます。
ローマの地下鉄については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
地上にでるとサン・ピエトロ大聖堂へ向かう人と、バチカン美術館へ向かう人に分かれます。下の写真のようにサン・ピエトロ大聖堂はBasilica S.Pietroの表示がある方へ進みます。後はひたすら、このオッタヴィアーノ通り(Via Ottaviano)をまっすぐ進みます。トラムのレールが目印です。
途中5分くらい進むとリソルジメント広場に出ますが、これもまっすぐ進みます。右手に教皇庁の壁を見ながらさらに5分くらい進みます。サン・ピエトロ広場を囲う北側の列柱廊に着きます。
サン・ピエトロ大聖堂のマップ
以下のマップには、大聖堂内部の必見作品、クーポラの入口などを示してあります。
サン・ピエトロ大聖堂の入場方法
サン・ピエトロ大聖堂の入場は、大聖堂を正面に見て右側(北側)の列柱廊の前に入場口があります。
以下の写真のように列ができているので、この列に並びます。写真のように屋根の無いところで待たされるので、暑い時期は水分補給など、十分に対策をしてください。
入場チケットは不要なので、手荷物のセキュリティ検査を受けて入場します。入場後、前方の大聖堂入口を目指して進みます。
途中、赤でBASILICAと書かれた大聖堂に入場するルートと、緑でINGRESSO CUPOLAと書かれたクーポラに上るルートに別れます。上のマップで示したように大聖堂は左側、クーポラは右側になります。
先に大聖堂へ行った場合も、見学が終わったあとINGRESSO CUPOLAと書かれた方向へ進めば、クーポラへいけます。
サン・ピエトロ大聖堂の見どころ・見学コース
サン・ピエトロ大聖堂とは?
カソリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂が現在の姿になったのは1626年です。高さ120m、幅156mと世界最大級の教会です。
サン・ピエトロの名前の通り、もともとは聖ペテロの墓があったとされる場所に、コンスタンティヌス帝が巡礼のための大聖堂が建設されたのが起源です。ただし、聖ペテロの墓がこの場所が本当にあったのかは疑問が多く、発掘の結果、墓地が発見されましたが、ペテロのものである確証はありません。
現在の大規模なバジリカの建設を決定したのは、ルネサンス期の教皇ユリウス2世です。建築家ドナト・ブラマンテに建設を命じました。ブラマンテの死後は、バチカン美術館にも傑作が多く所蔵されるラファエロに引き継がれました。彼も早逝したため、設計が完成しないまま、何人かの建築家に引き継がれました。
最終的に、ほぼ現在の形に設計を完成させたのが、あのミケランジェロです。71歳でこの仕事を引き受けたミケランジェロは亡くなるまでの17年間をサン・ピエトロ大聖堂の設計に費やしました。
最後、寺院の完成に関わったのが、バロック期を代表する建築家、画家、彫刻家のジャン・ロレンツォ・ベルニーニです。彼は、天蓋、ファサードの鐘塔、ファサード、サン・ピエトロ広場の列柱廊などを建設しました。
大聖堂の5つの扉
階段を上がると、玄関廊があります。ここから内部へ通じる扉が5つあります。
一番左(写真奥)にあるのが「聖なる扉」と呼ばれる25年に一度しか開かない扉です。ただ、ローマ法王の指示で開くことがあり、5年前に特別開帳されています。大聖堂への入場エリアと区切られたクーポラ見学のエリア側にあります。
聖なる扉から、「秘蹟の扉」「中央の扉」「善と悪の扉」「死の扉」と続きます。「中央の扉」は、ルネサンス初期の彫刻家フィラーテ作で「フィラーテの扉」とも呼ばれます。フィラーテは、ミラノのスフォルツァ城にあるフィラーテの塔も設計しています。上の写真の手前が「フィラーテの扉」です。
「秘蹟の扉」から大聖堂の内部へ入ります。
大聖堂の内部
奥行きが180m以上もある、巨大で壮麗な大聖堂内部です。目の前に見える大天蓋も気になるところですが、右手から反時計回りに見学しています
ミケランジェロのピエタ
中に入ってすぐ右手にあるのが、ミケランジェロのピエタです。ピエタが置かれている礼拝堂は、過去にピエタを破壊しようとした事件があったため防弾ガラスで覆わています。ガラス越しでも十分に魅了される美しさです。
説明するまでもなく、ルネサンス最高の彫刻家ミケランジェロのダビデ像などと並ぶ最高傑作の1つです。聖母マリアが磔刑に処された息子キリストを愛おしんでいます。母親であるマリアとては顔が若すぎるので、キリストの死を見届けたマグダラのマリアではないかと、言われることがありました。これに対して、ミケランジェロは「マリアが若いのは彼女の永遠の純潔さからだ」と反論したそうです。
大理石から掘り出された彫刻ということを忘れてしまうくらい、繊細で活き活きとした彫刻なので、時間が許す限り鑑賞してください。
余談ですが、ミケランジェロはこの他にも3つのピエタを彫っています。3つは、それぞれフィレンツェのアカデミア美術館とドゥオーモ美術館、ミラノのスフォルツァ城にあるロンダニーニのピエタ美術館で見ることができます。イタリアを周遊すれば一度に4つとも鑑賞できます。
右翼廊
ピエタに続いて身廊の右側を見学します。
クリスティーナの墓
ピエタの隣にある17世紀のスウェーデン女王「クリスティーナ」の墓碑です。カルロ・フォンターナの作です。
聖セバスティアヌスの礼拝堂
続いて、「聖セバスティアヌスの殉教」が飾られている聖セバスティアヌスの礼拝堂があります。法王ヨハネ・パウロ2世のお墓があります。
インノケンティウス12世の墓碑
17世紀の教皇インノケンティウス12世の墓碑です。清廉潔白な人物で、カトリック教会の悪習を改めました。フィリッポ・デッラ・ヴァッレ作の彫像の左右には、自愛をあらわす女神像と、正義を表す天使像が彫られています。
マティルデ・ディ・カノッサ伯爵夫人の墓碑
カノッサの屈辱で有名なカノッサ城の城主です。皇帝側と教皇側の教皇側についたため、サン・ピエトロ寺院に埋葬されました。
グレゴリウス13世の墓碑
16世紀の教皇で、暦のズレが問題だったユリウス暦を廃し、グレゴリオ暦に変更したことで有名です。
聖ヒエロニムスの聖体拝領
聖ヒエロニムスの祭壇には、ボッティチェリの「聖ヒエロニムスの聖体拝領」が置かれています。
右(北)の身廊の手前側のエリアの見学を終え、一度中央へ出ます。
聖ペテロの像
天蓋側へ少し進んだ右手に、ブロンズでできた聖ペテロの像があります。右足を触るとご利益があると言われています。
ベルニーニの大天蓋
大聖堂の主祭壇には、ベルニーニ作の巨大な大天蓋(バルダッキーノ)が鎮座しています。
大天蓋は教皇ウルバヌス8世の命令で作成され、完成まで9年もようしました。ブロンズでできており、渦を巻いた柱が特徴です。高さが29mもあり、10階建てマンションくらいの高さがあります。このスケール感は写真ではなかなか伝わらないと思います。
聖ペテロの墓
大天蓋の下には、聖ペテロの墓があります。サン・ピエトロ大聖堂で最も神聖な場所であり、美しく装飾されていました。
ミケランジェロのクーポラ
大天蓋の上には、ミケランジェロが設計した美しいクーポラが広がっています。光の取り入れ方が絶妙で、天国にいるかのように輝いています。クーポラが完成したのはミケランジェロが亡くなってから30年ほど後なので、残念ながら彼は完成した姿を見られませんでした。
聖ペテロの司教座
大聖堂の一番奥の後陣にあるのが、ベルニーニ制作の聖ペテロの司教座です。私が訪問したときは、ミサの準備で近くまでいけませんでした。
聖遺物を持った聖人像
天蓋を囲む4つの柱には、それぞれ聖遺物を納めている祭壇があり、聖遺物を関連する聖人像が置かれています。
聖ロンギヌスの像
右手前にはキリストを処刑したあと、改心し聖人となったロンギヌスの像が置かれています。祭壇には、聖槍(ロンギヌスの槍)が納められています。
聖ヘレナの像
右奥の像はコンスタンティヌス帝の母である聖ヘレナです。彼女は、キリストの磔刑が行われたゴルゴダの丘から十字架を発掘しました。そのため、聖十字架が納められています。
聖ヴェロニカの像
左奥の聖ヴェロニカは、十字架を背負ってゴルゴダの丘に向かうキリストにヴェールを差し出した女性です。キリストの顔が現れた聖顔布が納めれられています。
聖アンデレの像
右手前の聖アンデレは、キリストの使徒の一人で、聖ペトロの兄とされている人物です。アンデレの祭壇には、アンデレの頭部が納められています。
左翼廊
中央部を見学したら、左の身廊を見学します。
レオ1世の祭壇
レオ1世は5世紀の教皇です。紛争時代において平和的な解決を図ったため大教皇と呼ばれています。
アナニヤとサッピラの処罰
アナニヤとサッピラという夫婦が財産を処分して得たお金を寄付しました。一部を残したものの全額を寄付したと嘘の申告をしたため、ペテロの前で息絶えたというシーンを描いています。
アレクサンデル7世の墓碑
ベルニーニの最後の作品です。教皇だったアレクサンデル7世はベルニーニのパトロンでした。
ピウス8世の墓碑
ピウス8世は19世紀の教皇で、近代化していく世界にあって教会がどうあるべきか舵取りをした人物です。このモニュメントの下が宝物館の入口になっています。
宝物館
歴代の教皇がコレクションした宝物が展示されています。入場料8€が必要です。残念ながら内部は撮影禁止です。
レオ11世の墓碑
レオ11世はメディチ家と遠縁にあたります。教皇に選出されてわずが26日でこの世をさりました。
イノケンティウス11世の墓碑
17世紀の教皇で、教皇庁の不正改革に取り組んだ高徳者として知られています。
無原罪のお宿りの祭壇
無原罪のお宿りが置かれている祭壇です。
主イエスの変容
元はラファエロが書いたものが飾られていましたが、本物はバチカン美術館の絵画館に展示でされています。
マリア・クレメンティナ・ソビエスカの墓碑
バチカン美術館にソビエスキ王がありますが、そのソビエスキ王の孫娘がマリア・クレメンティナ・ソビエスカです。イングラント王に嫁ぎましたが、不幸な結婚生活を送り32歳の若さでなくなり、サン・ピエトロ大聖堂に埋葬されました。彫刻家ピエトロ・ブラッチの作です。
クーポラの見学が終わると、この場所へ出てきます。
洗礼堂
カルロ・フォンターナ作の洗礼盤がおいてあります。祭壇には、「キリストの洗礼」の複製画が飾られています。
大聖堂内の主な見どころの説明は以上です。
大聖堂の中から玄関廊へ出た後、INGRESSO CUPOLAと書かれた方向へ進めば、クーポラへいけます。
クーポラの見学
クーポラの見学について、以下の記事で詳しく解説しています。こちらをご覧ください。
サン・ピエトロ大聖堂外部/サン・ピエトロ広場の見どころ
サン・ピエトロ大聖堂は内部だけでな、ベルニーニが設計したサン・ピエトロ広場など外にも見どころがあります。
ファサード
大聖堂のファサードは、ベルニーニが完成したものです。上部には13体の聖人像があります。ちなみにクーポラへの上ると裏から聖人像を見ることがができます。
ファサードの左右には、聖ペテロと聖パウロの像がそれぞれあります。聖ペテロの像はシンボルである鍵を持っています。
スイス人衛兵隊 立哨詰所
大聖堂の左手には、黄色、青、赤、オレンジの派手な縞模様の制服を着たスイス傭兵が立っています。
16世紀に教皇ユリウス2世が警護のために、当時、世界最強と言われたスイス傭兵を雇ったのが始まりです。伝統にしたがって現在でもスイス人が衛兵として門を守っています。
昔、ガイドさんから、制服はミケランジェロのデザインという話を聞きましたが、実際は中世の絵画などを参考に100年ほど前にデザインされたものです。
列柱廊
ベルニーニより設計されたサン・ピエトロ広場は、左右を楕円形をしたドーリア式の列柱廊で囲われています。列柱廊の上には、140の聖人像が並んでいます。ベルニーニは、母親の両腕のような包容力で礼拝者を受け入れるために、左右に広がった楕円形を設計しました。
4列に並んだ列柱は、広場内のcentro del colonnato(円柱の中心)と書かれたところから見ると、ぴったり重なって見えます。ベルニーニポイントとも呼ばれています。ベルニーニポイントは、左右にある広場の噴水の手前にあります。下の写真では、ガイドさんが観光客にこのポイントの説明をしています。
ベルニーニポイントは、左右に2ヶ所あります。
楕円と書きましたが、実際には左右それぞれが正円になっていて、円の中心にあたるのがベルニーニポイントです。柱が重なって見えるのは円の中心だからです。
オベリスク
中心にたっているオベリスクは、台座をあわせると約40mの高さです。もともとは1世紀頃、エジプトから運ばれた後、円形競技場に建てられていたものです。
サン・ピエトロ大聖堂の観光案内所・お土産物屋
サン・ピエトロ広場には、観光案内所(INFORMATION OFFICE)があります。大聖堂を正面に見て広場の左手奥、聖ペトロの像がある付近に以下の[i]と書かれた入口があります。
窓口では、バチカン美術館の時間指定チケットの予約やツアーなどの申込みができます。
以下の位置です。
参考)サン・ピエトロ大聖堂の公式サイト
サン・ピエトロ大聖堂の公式サイトは以下です。イタリア語の表示にしか対応していません。
サン・ピエトロ大聖堂公式サイト
以上、カソリック教会総本山のサン・ピエトロ大聖堂の行列回避の方法、入場方法、アクセス方法、見どころなどを詳しくご紹介しました。
サン・ピエトロ大聖堂とセットで見学することが多いバチカン美術館について、以下の記事で詳しく解説しています。