VodafoneイタリアのプリペイドSIMには”SmartPassport”という名称のローミングサービスがあります。このサービスを使えばヨーロッパのほぼ全域を対象に一日 3€(400円強)で200MB500MBまで通信できてしまいます。
以前は、ヨーロッパ周遊に最適とされたVodafoneイタリアのプリペイドSIMですが。2017年6月からEU内でのローミング料金が撤廃され、どの国の通信会社のプリペイドSIMを利用しても料金に差がなくなりました。
このため、イタリア旅行でVodafoneイタリアのプリペイドSIMを購入するメリットがなくなってしまいました。
現在、イタリア旅行に一番のおすすめはイギリスの通信会社ThreeのプリペイドSIMです。とにかく安いのでイタリア旅行では、私も今はこのプリペイドSIMを利用しています。
現地で購入しなくても出発前に日本のAmazonで手軽に購入できます。ThreeのプリペイドSIMについてはこちらの記事でかなり詳しく解説しています。参考にしてください。
Vodafoneイタリア プリペイドSIMの概要
①SmartPassport Europa e USA(ヨーロッパとアメリカ)対応国
ヨーロッパとアメリカ:アルバニア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、フランスカリブ海、キプロス、クロアチア、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ジブラルタル、イギリス、ギリシャ、ガーンジー島、ガイアナ、アイルランド、アイスランド、マン島、フェロー諸島、ジャージー、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、チェコ共和国、ルーマニア、レユニオン、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ハンガリー、モナコ公国*、アメリカ*
*モナコ公国とアメリカは2017/1/31まで含まれます
②SmartPassport Mondo(World、その他の地域):
アフガニスタン*, アンギラ*, アンティグア・バーブーダ*, サウジアラビア, アルゼンチン人, アルバ*, オーストラリア, アゼルバイジャン*, バルバドス*, バミューダ*, BRバージン諸島*, ブラジル, ブルネイ*, カンボジア*, カナダ*, ケイマン島*, チリ, 中国, コロンビア, 韓国, コスタリカ*, ドミニカ*, ドミニカ共和国*, エクアドル, エジプト, エルサルバドル*, アラブ, フィジー*, グルジア*, ガーナ, 日本, グレナダ*, グアテマラ, ガイアナ*, ハイチ*, ホンジュラス*, 香港, インド, インドネシア, イスラエル, ジャマイカ*, カザフスタン*, ケニア, レソト, マレーシア, モロッコ, メキシコ, モンテネグロ, モントセラト*, ニカラグア, ニュージーランド, パラオ, パナマ, パプアニューギニア, パラグアイ, ペルー, カタール, ロシア, セントクリストファー・NAVIS *, セントルシア*, セントビンセント・グレナディーン*, サモア, セルビア, シンガポール, スリランカ*, 南アフリカ, スリナム*, タイ, 台湾*, タンザニア, トンガ, タークス・カイコス諸島*, バヌアツ
*の国は、2017/01/31まで含まれます
料金と含まれるサービス:
①ヨーロッパとアメリカ:1日 €3
SMS:60通、200MBのデータ通信、30分ずつの着信と発信
※200MBを超えると1日あたり1GBまで100MB毎に€2プラス
②それ以外の地域:1日 €6
SMS:30通、30MBのデータ通信、15分ずつの着信と発信
Vodafoneイタリア プリペイドSIMの現地購入方法
筆者はミラノを訪問した際に購入しました(2015年5月の情報)。ミラノの主要空港であるマルペンサ空港にはVodafoneのショップがないとのことで、ミラノ中央駅のVodafoneショップで購入しました(営業時間 8:00-21:00)。
ショップはプラットフォーム内にあります。プラットフォームへの入り口には切符などをチェックする係員がいますが「Vodafoneショップに行く」といえば通してくれます。混雑している時間だと30分以上待たされたりするので時間に余裕を見ていきましょう。
店員に、一番安いプリペイドSIMでSmartPassportを使いたいと伝えたところ、イタリア国内での1GBの通信を含むプリペイドSIMを20€で購入しました。これには、ローミング用の代金が含まれませんので、イタリア以外での利用日数×3€のチャージも同時に依頼すると便利です(オンラインでもチャージ可能です)。SmartPassportの適用を忘れないように店員に頼んでおきましょう。
データ使い放題のプラン適用に1~2時間かかるらしいので、モバイルデータ通信は事前にOFFにしておきましょう。SMSが3通届いたらプラン適用が開始されたとのことです。
利用時には、APN設定が必要になるので mobile.vodafone.it を設定します(店員はなにも設定せず使えると言い放っていました)。ローミングもこのAPN設定のまま利用できます。実際に、イギリス、ベルギーで利用しましたが問題なく利用できましたが、イギリスでは通信速度が非常に遅かったです。
利用時の注意:中央ヨーロッパ時間の24:00が1日の区切りになっているようです。
ヨーロッパ周遊に最適な ThreeのプリペイドSIM
少し前まではヨーロッパ周遊で最強なのはVodafone ItalyのプリペイドSIMカード一択でしたが、最近は他の選択肢も増えています。当サイトでは、ヨーロッパ周遊旅行用のプリペイドSIMとして、イギリスの通信キャリアThreeのプリペイドSIM “Internet with legs”をお勧めしています。下記、VodafoneイタリアとThreeのプリペイドSIMを比較します。
Vodafoneイタリア | Three | |
---|---|---|
料金 | 1日3€で200MBまで ⇒100MB単価 1.5€(180円) | 1GB 1,100円 3GB 2,200円 ⇒100MB単価70円~ |
対応国 | ヨーロッパ40数カ国 | ヨーロッパ40数カ国 |
通信速度 | LTE(4G) | 3G |
テザリング | ○ | × |
購入場所 | イタリアのVodafoneショップ | 日本(Amazon) |
価格 | 約30€(3,600円) | 約2,300円 |
ThreeのプリペイドSIMは日本滞在中にAmazonで手軽に購入でき、価格も約1,100円~と激安です。イタリア旅行に限らずヨーロッパ旅行で一番コスパの良いプリペイドSIMです。ThreeプリペイドSIMの購入方法や使い方は下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
Threeの弱点は、通信が3Gのみ(イギリス除く)なことです。体感として3GのみとLTE対応で大きな差はありませんが、LTE対応が良い場合は、AISのプリペイドSIMがお勧めです。以下の記事で詳しく解説しています。
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