【7/22更新】新型コロナにともなうヨーロッパ各国への出入国、観光地再開状況 情報集 – フランス、イタリア、イギリス、スペインなど

旅行ノウハウ

ルーブル美術館など、ヨーロッパの観光スポット再開のニュースが届くようになりました。そこで、フランス、イギリス、イタリア、スペインなどヨーロッパ観光の主要国について、現時点(2020年7月22日)での新型コロナ感染者数、出入国の制限、観光地の再開状況などの情報源を整理しました。

状況は日々刻々と変わりますので、最新の正確な情報を得られるように、外務省など信頼のおける公式サイトを中心にリンクを張っています。

記事本文をご覧いただければわかるように、比較的感染者が少ない日本からの入国を許可する国が増えてきました。一方、ヨーロッパ各国へは外務省から渡航中止勧告が出ています。また、日本に帰国するさいは、PCR検査や14日間の自主隔離の要請があります。

したがって、まだしばらくの間は、ヨーロッパへの海外旅行は直近は難しい状況です。

規制が緩和されても、長距離移動は新型コロナウィルスの感染リスクを高める危険性があります。海外旅行は、行きたい気持ちをぐっとこらえて、状況が落ち着くまで控えるのが賢明だと思います。

以下、日本からの観光客が多い、フランス、イギリス、イタリア、スペイン、オランダについて順に状況を整理します。今後も随時、更新・追加をする予定です。

フランス

フランス 感染者数推移

フランス 感染者数推移(Google)

規制緩和後、新規感染者数が500人/日くらいに落ち着いているようです。下記でご紹介するように、ルーブル美術館、エッフェル塔などの観光スポットも再開しています。

フランスへの入出国状況

7月1日から日本⇒フランスの旅行者は無制限で入国できるようになりました。現在、フランスは感染者の少ない国からの入国を制限していませんが、日本での感染者増加に伴い再度制限される可能性があります。

在日フランス大使館のホームページで詳細を確認できます。

在日フランス大使館

一方、日本の外務省からはフランスへの渡航中止勧告が出ていますし、日本へ帰国したさいのPCR検査や14日間の自主隔離の要請があります。したがって、フランスへの海外旅行はまだ現実的ではありません。

水際対策の抜本的強化に関するQ&A(厚生労働省)

フランス観光施設 再開状況(7月22日現在)

パリ

・ルーブル美術館:7月6日再開
・凱旋門:6月15日再開
・オペラ座(内部見学):6月22日再開
・ヴェルサイユ宮殿:6月6日再開
・オルセー美術館:6月23日再開
・オランジュリー美術館:6月22日再開
・ポンピドゥー・センター:7月1日再開
・エッフェル塔:6月25日再開
・ディスニーランド・パリ:7月15日再開

再開状況は各観光スポットの公式サイトで情報を確認するのが確実です。以下の記事ではパリの人気観光スポットの公式サイトへのリンクを張っています。こちらも参考にしてください。

モンサンミッシェル

・モンサンミッシェル修道院なども再開

以下の記事ではモンサンミシェル観光局などの公式サイトへのリンクを張っています。こちらも参考にしてください。

イタリア

イタリア 感染者数推移

イタリア 感染者数推移(Google)

一時は爆発的に感染者が増えたイタリアですが、7月は新規感染者が100~200人/日と日本より少なくなっています。ローマ、フィレンツェ、ヴェネツァなど主要都市の観光スポットも再開しています。

イタリアへの入出国状況

イタリアの入出国について以下の外務省海外安全ホームページで最新情報を確認できます。

外務省海外安全ホームページ

7月22日時点で、日本からイタリアへの入国は可能ですが(ビジネス、観光とも)、14日間の自己隔離が義務付けられています。

イタリア観光施設 再開状況(7月22日現在)

ローマ

・コロッセオ:6月1日再開
・サン・ピエトロ大聖堂:5月18日再開
・ヴァチカン美術館:6月1日再開

フィレンツェ

・ドゥオーモ:5月22日再開
・ウフィツィ美術館:6月3日再開
・アカデミア美術館:6月2日再開
・ピッティ宮殿:5月28日再開

以下の記事ではフィレンツェの人気観光スポットの公式サイトへのリンクを張っています。こちらも参考にしてください。

ミラノ

・ドゥオーモ:5月29日再開
・スフォルツェスコ城:6月25日再開
・最後の晩餐(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会):6月9日再開

下記記事では、ミラノの人気観光スポットの公式サイトへのリンクを張っています。

スペイン

スペイン 感染者数推移

スペイン 感染者数推移(Google)

6月は順調に感染者が減っていたスペインですが、7月に入って新規感染者数が急増しており、1日1000人を超える日があります。カタルーニャ州の一部の都市で再度ロックダウンを行うなど、本格的な収束には時間がかかる状況のようです。

ただし、バルセロナやマドリードの主要観光スポットは営業を再開しています。

スペインへの入出国状況

スペインの入出国について以下の在スペイン日本国大使館のホームページで最新情報を確認できます。

在スペイン日本国大使館ホームページ

7月22日時点では、日本はスペインの入国制限除外対象国になっています。

一方、日本の外務省からはスペインへの渡航中止勧告が出ていますし、日本へ帰国したさいのPCR検査や14日間の自主隔離の要請があります。したがって、スペインへの海外旅行はまだ現実的ではありません。

スペイン観光施設 再開状況(7月22日現在)

バルセロナ

・サグラダ・ファミリア:7月4日再開
・カサ・ミラ:7月15日再開
・カサ・バトリョ:7月1日再開
・グエル公園:5月20日再開

下記記事ではバルセロナの人気観光スポットの公式サイトへのリンクを張っています。こちらを参考にしてください。

マドリード

・プラド美術館:6月6日再開
・ソフィア王妃芸術センター:6月6日再開
・ティッセンボルネミッサ美術館:6月6日再開
・マドリード王宮:6月10日再開

下記記事ではマドリードの人気観光スポットの公式サイトへのリンクを張っています。こちらを参考にしてください。

イギリス

イギリス 感染者数推移

イギリス 感染者数推移(Google)

イギリスも新規感染者が減っていますが、500~1000人/日前後の新規感染者数が発生しています。感染者は依然多いですが、急な増加も見られず耐えている状態のようです。

イギリスへの入出国状況

イギリスの入出国について以下の在英国日本大使館のホームページで最新情報を確認できます。

在英国日本大使館ホームページ

7月10日以降、日本は自己隔離の免除リストに入っているので、自己隔離の必要はありません。

一方、外務省からはイギリスへの渡航中止勧告が出ていますし、日本へ帰国したさいのPCR検査や14日間の自主隔離の要請があります。したがって、イギリスへの海外旅行はまだ現実的ではありません。

イギリス観光施設 再開状況(7月22日現在)

ロンドン

・大英博物館:未定
・ナショナル・ギャラリー:7月8日再開
・バッキンガム宮殿(ステートルーム):7月23日予定
・ウェストミンスター寺院:7月11日再開(曜日限定)
・ロンドン塔:7月10日再開

下記記事ではロンドンの人気観光スポットの公式サイトへのリンクを張っています。こちらも参考にしてください。

オランダ

オランダ 感染者数推移

オランダ 感染者数推移(Google)

オランダの新規感染者は減っていますが、まだ100人/日前後で停滞しています。5月以降は安定した状態が続いているようです。

オランダへの入出国状況

オランダの入出国について以下の在オランダ日本大使館ホームページで最新情報を確認できます。

在オランダ日本大使館ホームページ

7月22日時点で、日本はオランダが指定する入国制限措置の解除対象国に含まれているため、入国が可能です。

一方、外務省からはオランダへの渡航中止勧告が出ていますし、日本へ帰国したさいのPCR検査や14日間の自主隔離の要請があります。したがって、オランダへの海外旅行はまだ現実的ではありません。

オランダ観光施設 再開状況(7月22日現在)

アムステルダム

・アムステルダム国立美術館:6月1日再開
・ゴッホ美術館:6月1日再開
・アンネ・フランクの家:6月1日再開
・マウリッツハイス美術館(デン・ハーグ):6月1日再開

下記記事でアムステルダムの人気観光スポットを紹介し、公式サイトへのリンクを張っています。こちらを参考にしてください。

以上の通り、海外の主要観光地はほぼ再開しました。ただし、日本からヨーロッパへ普通に旅行できるようになるのは、残念ながらまだまだ先になりそうです。

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