香港ディズニーランドへ行く計画を自分で立てる(個人手配)ために必要な飛行機やホテルの調べ方、安く予約する方法などを、どこよりもわかりやすく解説します。個人手配とパッケージ・ツアーの予算の差も具体的に調査した結果をご紹介します。
香港ディズニーランドは、東京のディズニーと比べて劇的に空いている、キャラクター・グリーティングを思う存分楽しめる、クッキーなど限定キャラクターがいる、など魅力いっぱいがいっぱいです。しかし、海外にあるのでホテルの予約などのハードルが高い、費用も高いなどのイメージがあると思います。実際に、香港ディズニーのパッケージ・ツアーの料金を調べると直営ホテル宿泊など内容が良いものは10万円以上します。
一見ハードルが高そうな個人手配ですが、ポイントを押さえれば、そこまで難しいわけでなく、料金もパッケージ・ツアーの半額程度におさえることができます。
本記事では、飛行機やホテルを自分で予約して香港ディズニーへ安く行く方法を解説します。2泊3日、香港ディズニーランド・ホテルなど直営ホテル宿泊での最安料金を実際に調査した結果もご紹介しています。飛行機代+直営ホテル2泊+入場チケット3日分+空港とパークの移動で61,810円でした。同じ内容のパッケージ・ツアーより4万円以上安くなりました。詳しい内容は記事本文をご覧ください。
目次
香港ディズニーランド旅行計画の攻略法
最初に香港ディズニーランドへの旅行計画を立てる上で、事前に知っておくべき攻略法を解説します。
攻略法①:パッケージ・ツアーと個人手配はいくらくらい違う?
香港ディズニーランドへ行く計画を立てる場合、パッケージ・ツアーで行くか自分で予約して個人手配にするか、をまず決める必要があります。
パッケージ・ツアーは飛行機とホテルを個別に予約する手間を省けたり、トラブルになった場合のサポートが受けられたり、などのメリットがあります。一方、費用は個人手配のほうが安いというのが一般的な認識だと思います。
では、どのくらい費用が変わるのでしょうか。本記事では、2019年10月25日(金)から2019年10月26日(日)の2泊3日で香港ディズニーランドに行くことを想定して、最安料金を実際に調べて費用を計算しました。細かい内訳は記事を読んでいただくとして、往復のフライト、直営ホテル2泊、3日分のパークチケット、香港空港とホテルの移動、の料金の合計はそれぞれ下記になりました。
パッケージ・ツアー(H.I.S.):102,910円
差額:41,100円
自分で手配すれば4万円以上安くなります。本記事では個人手配の方法を詳しく解説しているので、自分でできそうかを判断してみてください。
攻略法②:何泊で計画するか?
経験上、香港ディズニーランドを楽しむには、最低2日間は必要です(パークの滞在時間)。滞在時間は、飛行機の出発・到着時間に大きく依存します。往路は朝出発、復路は夜到着する便だと、2泊すれば、丸2日滞在することができます。逆に往路は夜、復路は朝の便だと、2泊しても滞在時間は実質1日になります。したがって、便の出発・到着時間の選択は重要です。3泊(3泊4日)で行けるのであれば、1日は香港市内の観光でも良いと思います。パークから市内までは地下鉄で1時間です。
攻略法③:行く時期は?
計画を立てる上で、「香港は沖縄より南に位置するので暑い」ことを忘れてはいけません。
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日本の夏より前後1、2ヶ月は長いイメージなので6月~10月あたりは猛暑対策が必須です。暑いにも関わらずパーク施設の猛暑対策はイマイチで、直射日光があたるところで普通に待たされたりします。暑さ対策は自己責任という感じです。できれば真夏の訪問は避けたほうが無難です。逆に寒い時期はTDL/TDSより快適に楽しめます。
攻略法④:シーズンイベントの確認
シーズン・イベントはTDL/TDSとほぼ同じでイースター、夏祭り、ハロウィーン、クリスマスなどのイベントが開催されます。時期選びでもう一つ重要なポイントは、中国の旧正月シーズンは非常に混雑するということです。日本では1月1日近辺がお正月休みになりますが、中国では旧暦の正月が長期休暇になります。時期は毎年変わりますが、1月下旬から2月上旬です。2020年の旧正月は、1月25日です。このシーズンはチケットも高くなります。香港ディズニーにしかない旧正月イベントも魅力的ですが、空いているのが香港ディズニーのメリットなので避けるのが無難です。
攻略法⑤:運休中アトラクションの確認
TDL/TDSと同じようにアトラクションがメンテナンスのために長期に運休することがあります。楽しみにしているアトラクションが運休だと非常に悲しいので公式サイトで事前に確認しておくとよいです。香港ディズニーのシンボルである「眠れる森の美女の城」は2019年中はリニューアルのためクローズしています。
下記のリンクからスケジュールを確認できます。画面の上の方で日付を変えられるので、訪問日のスケジュールを確認してください。
飛行機の運賃調査
それでは実際に、個人手配で香港ディズニーランド訪問のプランを立てる方法を解説します。できるだけリアルに説明するために、2019年10月25日(金)から2019年10月26日(日)の2泊3日で香港ディズニーランドに行く、という前提で説明します。訪問日がいつでも計画の立て方は同じなので、これから解説する方法でご自分の訪問日の計画を立ててみてください。出発地によってもプランは変わりますが、ここでは東京近辺を例に調べます。
飛行機、ホテルなどいろいろ決めることがありますが、香港ディズニーランドは東京ディズニーリゾートと比べてホテル満室が少ないので、費用が一番かかる飛行機を先に調べるのが良いです。ただし、フライト、ホテルなどを一通り調べてから実際の予約手続きは行ってください。飛行機は安く予約できたけど、ホテルが満室だった、ということを避けるためです。
香港へのフライトの航空券の相場は、東京発の場合、2~7万円です。2万円はセールなど特別な割引の場合なので、通常はLCCを利用して3万円~です。
では、香港行きの安くて条件の良いフライトの検索方法を説明します。Google Flightが安い航空券探しの定番です。昔は、SkyscannerやKayakなどが定番でしたが、現在はGoogle Flightが使いやすいのでオススメです。
下記のリンクからGoogle Flightにアクセスしてください。
以下がGoogle Flightの検索画面です。基本的には出発地、目的地、日付を入力して検索すればOKです。ここでは、香港ディズニーランド向けにちょっと高度な検索方法を解説します。まずは経由地数の指定です。ヨーロッパなどへ旅行する場合は、アジアや中東を経由すると運賃が安くなる場合がありますが、香港行きのフライトは経由しても時間がかかるだけで安くならないので直行便のみの検索が良いです。オプションの経由地数をタッチします。
直行便のみの表示にしましょう。この指定をしておけば間違って経由便を選んでしまうことがなくなります。
次に、時刻の条件を追加します。スマホの場合、最初は時刻の検索オプションが表示されていません。検索オプションのエリアを左にスワイプすると、時刻のオプションが出てきます。
攻略法で述べたように、日本を夜発、香港を朝発の便にしてしまうと現地滞在時間が短くなります。安いツアーを選んでしまうと、このパタンも多いので注意してください。ここでは、往路を午前、復路を夜間に指定します。
日程の選択では、以下のように出発日ごとに最安値が表示されるので便利です。
以上のように検索条件を指定するとフライトが検索されます。オススメに表示されるのが、LCCの香港エクスプレスの羽田(HND)発 6:35と、1:00発の便です。どちらも香港ディズニーに安く行くための定番フライトです。6:35の便は羽田空港への鉄道、バスなどの運行時間前なので、どうやって羽田空港に行くかが悩みどころです。この便だと、パークへ12時前に入園できます。1:00発の便は、羽田空港への移動は問題ありませんが、ほぼ徹夜になるのと現地に早く着きすぎるのが難点です。一方、ホテルでチェックインの手続きをしても開園前にパークに着けるので、初日から効率よくパークをまわれるメリットもあります。
そのほか、検索されるフライトは以下の通りです。キャセイドラゴン航空の便は、ほぼ上の香港エクスプレスと同じ出発時間で料金が高く、メリットがありません。10:35発のキャセイパシフィックの便は、10:35発なので羽田空港へのアクセスがしやすいのがメリットです。10:00発のJALの便は便利な出発時間です。パークにつくのが15:30くらいになります。
時刻の条件をすこし緩めて、往路、復路とも午後(12:00~18:00)の便を追加すると、表示されるフライトの候補が増えます。行きか帰りのどちかかが12:00~18:00発の便だと現地滞在が1.5日間になりますが、選択肢として考えてみてください。HNDは羽田発、NRTは成田発なので間違えないように気をつけてください。
往路便に香港エクスプレス 6:35発を選択してみます。そうすると復路便の候補が表示されます。香港23:50発と18:00発です。23:50発は羽田へ28日(月)の早朝に着きます。香港滞在時間を目一杯確保できますが、そのまま仕事や学校だと大変です。18:00発の場合、15時くらいまではパークにいられます。羽田到着後、順調にいっても電車に乗れるのが23:30ころになるので終電がなくなるケースもあります。
私の場合は、往路6:35発、復路18:00発を利用することが多いです。今回の場合、運賃は28,800円です。支払いにクレジットーカードを使うと手数料1,360円がプラスされるので注意してください。
以上、Google Flightを使った検索の仕方とフライトの選ぶ上での注意点をご紹介しました。東京近郊から安く行く場合の定番のフライトは、香港エクスプレスです。6:35の便を利用する場合は、羽田近くの早朝送迎着きのホテルに前泊するか、空港までマイカーで行く、といった対応が必要です。
なお、香港エクスプレスは安い分、荷物の追加料金が必要だったり、カスタマーサポートが最低だったりする(問い合わせしても無視されたことが2度あります)ので、自己責任になる点は注意してください。
ホテルの宿泊料調査
フライトの候補を決めたら、続いてホテルを調べます。
香港ディズニーランドには、3つの直営ホテルがあります。一番ディズニーの世界観が楽しめる「香港ディズニーランド・ホテル」、宿泊料金が安めの「ディズニー・ハリウッド・ホテル」、南国リゾートホテル風の「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」です。
香港ディズニーランドの直営ホテルは、満室になっていることが少なく、ほぼいつでも予約できます。東京ディズニーランド・ホテルは、かなり早めに予約しないと満室で予約できませんが、直前でもだいたい予約できます。
ホテルの宿泊料金は時期によって大きく変わります。一番安いディズニー・ハリウッド・ホテルは安い時期だと2万円~、通常の時期は3万円~です。シグネチャーホテルの香港ディズニーランド・ホテルは安い時期で3万円~です。東京のディズニーリゾートと同じルームチャージなので、一部屋の宿泊人数が増えれば割安になります。
東京の場合、直営ホテル以外にオフィシャルホテルがありますが、香港ディズニーランドの周辺には直営ホテルしかありません(「グッドネーバーホテル」という、なんちゃって公式ホテルがありますが、メリットは多くありません)。周辺ホテルは、香港国際空港付近まで離れてしまいます。また周辺ホテルは宿泊料が高めで2万円以上が相場です。香港市内まで離れれば1万円前後で良いホテルがありますが、パークまで片道1時間ほどかかってしまいます。
最終的には予算で決めるしかないのですが、個人的なオススメは「香港ディズニーランド・ホテル」に1泊、「ディズニー・ハリウッド・ホテル」に1泊、というパタンです。オススメする理由は、2つのホテルを楽しんだほうがお得ですし、費用も安くなるから、です。直営ホテル間は荷物も無料で配送してくれるので、移動も楽です。
「香港ディズニーランド・ホテル」1泊をオススメする理由は、せっかくなのでシグネチャーホテルには泊まっておきたいのと、東京のディズニーランド・ホテルより割安だからです。また、キャラクターグリーティングを楽しめるレストラン「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」があります。もう1泊は割安の「ディズニー・ハリウッド・ホテル」をオススメしていますが、ホテルで過ごす時間を長く取るならビーチ・リゾート感が楽しめる「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」も一番新しいホテルでキレイなので予算が許せばオススメです。
宿泊する曜日でホテル料金が変わるので、1泊目と2泊目のどちらで香港ディズニーランド・ホテルに宿泊するか料金を比べてみると良いです。基本的には、空いている方の曜日にディズニーランドホテルを予約する方が安いことが多いです。大きな金額差がなければ、1泊目の香港ディズニーランドホテル宿泊をオススメします。香港ディズニーに到着して最初からディズニーの世界を満喫できるからです。
3つの直営ホテルの最安の宿泊料金がいくらになるか実際に調査してみました。公式サイトとホテル予約サイトの最安値を掲載しています。公式サイトが最安の場合は、ホテル予約サイトの欄に-を記載しています。
10月25日(金) | 10月26日(土) | ||
---|---|---|---|
公式 | 33,500 | 40,000 | |
予約サイト | 32,500 | ー | |
公式 | 28,400 | 32,900 | |
予約サイト | ー | 31,600 | |
公式 | 27100 | 29,000 | |
予約サイト | ー | ー |
ディズニーランドが価格統制をしているためか、公式サイトでの予約が最安なことが多いです。今回の調査でも対象の3つのホテルの2日間の宿泊料のうち、ホテル予約サイトが安かったのは2つだけでした。公式サイトでの予約は21日前までに予約すると早割で15%OFFになります。21日前までに予約するようにしましょう。
今回、調査した日程では1泊目が空いている平日なので、香港ディズニーランドを1泊目にすると計61,500円、2泊目にすると計67,100円になります。平日に宿泊したほうが5,600円安くなります。
ホテルの最安値調査は、Google Mapで目星を付けるのが楽です。Google Mapでホテル名(例:香港ディズニーランドホテル)を検索すると下記のように価格を比較できます。
ただし、Google Mapで表示されるのは本当の最安値ではありません。下記のようなケースがあるからです。
・基本的にはサービス料金・税金(計10%)を含んだ料金が掲載されているが、時々、含まれていない料金が掲載されている。
・(当然ですが)クーポンなどの適用は考慮していない。
3つの直営ホテルの詳しい説明やクーポンなどを駆使して本当の最安値で予約する方法を下記の記事で詳しく解説しています。
公式サイトで32,000円だった香港ディズニーランド・ホテルを、いろいろな技を駆使して7,500円引きの24,500円で予約した方法もご紹介しています。
実際に直営ホテルに宿泊した体験レポートは下記です。
パーク入場チケットの割引購入
航空券、ホテルの次にお金がかかるのが入場チケットです。
香港ディズニーのワンデーチケットの定価はHK$ 613(約8,800円)です。TDL/TDSより高く出費も多くなるので、割引チケットの活用がポイントになります。割引チケットはKKDAYやKLOOKなどのオンラインツアー会社で購入できます。割引額は変動しますが、1,000円以上は安く買えます。定期的に調査しているワンデーチケットを最安価格を下記に掲載します。ツーデーチケットも同じように割引で購入できます。
香港ディズニー公式 | 最安! | 最安! |
HK$639~ | HK$590~ | HK$590~ |
なお、3デー以上のチケットはないので、3日間入園する場合は、1デーチケットと2デーチケットを買う必要があります。
・2デーチケット:9,860円
・1デーチケット:7,730円
⇒3日間計:17,590円
オンラインツアー会社で割引チケットを購入すると、3日間のチケット料金は17,590円になります。
キャラクター・ダイニング、レストランなどの事前予約
香港ディズニーランドは、キャラグリ天国と言われており、ミッキー、ミニーなどの人気キャラクターと好きなだけグリーティングができます。そのため、食事をしながらキャラクターと会えるキャラクター・ダイニングも人気があります。
キャラクター・ダイニングは4箇所あり、すべて直営ホテル内にあります(レストラン名をクリックすると、キャラクター・ダイニングの紹介記事にジャンプします)。
ホテル | レストラン | 会えるキャラクター | 営業日 | 料金 |
---|---|---|---|---|
香港ディズニーランド・ホテル | (1)エンチャンテッド・ガーデン・レストラン | ミッキー&ミニー&グーフィー&プルート (ミッキー&ミニー&ドナルド&デイジー) | 朝食 ランチ(週末) ディナー | HK$348 HK$438 HK$548 |
ディズニー・ハリウッド・ホテル | (2)シェフ・ミッキー | ミッキー (ミニー、ミッキー&ドナルド) | 朝食 ランチ(週末) ディナー(金・週末) | HK$258 HK$338 HK$468 |
ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ | (3)ドラゴン・ウインド | ミッキー&ミニー | 朝食 ランチ(週末) | HK$308 HK$418 |
(4)ワールド・オブ・カラー・レストラン | グーフィーかドナルド | 朝食 | HK$238 |
一番のオススメは香港ディズニーランド・ホテルにある「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」です。オススメする理由は、ミッキー、ミニー、グーフィー、プルートの4人に会えるからです(他は多くて2人しか会えません)。朝食であれば、HK$348(4,800円)とキャラクター・ダイニングにしてはリーズナブルな価格です。
「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」は事前予約していったほうが無難だと思います。他のキャラクター・ダイニングは、予約なしで気軽に利用できるところが多いです。ハリウッドホテルのシェフミッキーなども朝食ビュッフェを予約なしで利用できます。
なお、香港ディズニーのキャラクター・ダイニングは、決まった曜日しかキャラグリができないところもあるので、スケジュールをよく確認してください。
レストランでは、ディズニー飲茶が食べられる「クリスタル・ロータス」がダントツの人気です。ディズニー飲茶はランチタイム限定で食べることができます。基本的には事前予約が必須になります。予算はおおよそ4,000円~5,000円程度です。
キャラクター・ダイニング、「クリスタル・ロータス」の予約は通常は42日前から、レストランがある直営ホテルに予約している場合は120日前から可能です。
香港ディズニーランドのキャラクター・ダイニングの詳しい紹介、予約方法は下記の記事で詳しく解説しています。記事を参考に予約をしてください。
下記記事では「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」や「シェフ・ミッキー」を体験した様子をレポートしています。プラン作りの参考にしてください。
下記記事では「クリスタル・ロータス」のディズニー飲茶のメニューや体験レポートを掲載しています。参考にしてください。
レストランでの食事代
美食の香港だけあって、パーク内のレストランも比較的美味しいレストランが多いです。ただ、料金は結構高めです。HK$ 100~200(約1,400~2,800円)が相場です。
下記は個人的にオススメのレストラン「エクスプローラーズ・クラブ・レストラン」のナシ・ゴレン セットです。HK$ 155(約2,150円)です。
食事代をすこしでも抑える方法としてミールクーポンがあります。ランチ+ディナー+アイスキャンディー or ポップコーン がついている「3イン1ミールクーポン」と、ランチ or ディナー+アイスキャンディー or ポップコーンの「2イン1ミールクーポン」の2種類のクーポンが販売されています。HK$ 149以下のコンボセットと引き換えることができ、最大1,000円程度お得になります。
香港国際空港から香港ディズニーランドへのアクセス
香港ディズニーランドは香港国際空港の近くにあるのでタクシーを使うのが便利です。料金も2,000円弱と高くありません。地下鉄とバスを乗り継いでいくと安く移動できますが、時間がかかり滞在時間が短くなってしまいます。
香港国際空港からディズニーランドへの行き方やタクシー乗車時の注意点は下記記事にまとめてあります。参考にしてください。
なお、香港市内のホテルに宿泊する場合は、地下鉄(MTR)で1時間ほどです。
パッケージ・ツアーとの料金比較
以上で旅行の主要な費用(航空券、ホテル、入場チケット、空港との移動)を調べました。下記の通り、1人あたりの合計は61,810円です。
項目 | 費用(円) |
---|---|
航空券(香港エクスプレス) | 29,060 |
ホテル 1泊目:香港ディズニーランド・ホテル 2泊目:ディズニー・ハリウッドホテル | (計:61,500) |
17,590 | |
香港国際空港との移動費用 | 1,000✕2 |
合計 | 61,810 |
この金額とパッケージツアーの費用を比較してみます。滞在時間を長く確保でき、直営ホテルに宿泊するパッケージ・ツアーを探したところ、H.I.S.の下記ツアーが見つかりました。
このツアーの概要は以下の通りです。
・ホテル:ディズニー・ハリウッド・ホテルに2連泊
・入場チケット:2デーチケット付き
・送迎:行きは空港からホテルへ送迎。帰りは自己手配
条件は、今回調査したものとかなり近いパッケージ・ツアーです。直営ホテルに1泊ずつするという、裏技的なプランのパッケージ・ツアーはないので、これが一番近いと言えそうです。内容面では、オススメのパッケージ・ツアーです。ツアーの詳細は、下記のリンクから確認できます。
肝心のツアー料金ですが、下記の通り、10月25日発は84,800円です(すでに売り切れていますが)。
この金額には、下記の税金と1日分のパークチケット、帰りの送迎料金が含まれていません。
・現地税 3,710円
・羽田空港旅客保安サービス料 100円
・国際観光旅客税 1,000円
・1デーチケット 7,730円
・復路 送迎料金 3,000円
小計 18,100円
ツアー代金にこれらを合計するとトータル102,910円になります。個人手配の料金 61,810円との差額41,100円です。個人手配の方は、宿泊費の高い香港ディズニーランド・ホテルに一泊するので実質的な差はもっとあります。
パッケージ・ツアーは、手間なく確実にホテル・フライトを手配してくれる、トラブルになったときのサポートが受けれる、という大きなメリットがありますが、この金額差のメリットがあるかは微妙です。
なお、H.I.S.のこのツアーは「スーパーサマーセール」と銘打っているだけあってお値打ちのツアーだと思います。JTBで似た条件のツアーを探したところ14万円以上になりました。下記リンクからJTBのツアーを確認できます。
その他にかかる費用・準備
この他にかかる費用には、日本国内の空港まで交通費、現地のスマホ料金、お土産代、などです。国内の交通費の説明は不要だと思うので、後者2つを説明します。
香港でのインターネット接続
香港ディズニーランド内では無料でWifi接続ができます。香港国際空港、ディズニーランド直営ホテルでも無料Wifiが使えるので、すべて無料Wifiを利用することも不可能ではありません。ただし、パーク内の無料Wifiは接続が不安定です。SIMフリー対応しているスマホを持っていれば、4日間ネット接続ができるプリペイドSIMを600円程度で購入できます。SIMフリー対応していなくてもポケットWifiも安くレンタルできます。
香港でネットを割安に使う方法を下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
香港ディズニーのグッズ・お土産の相場
香港ディズニーランドには、TDL/TDSで購入できない限定のグッズがたくさん販売されています。香港ディズニー限定のダッフィー・フレンズ 犬の女の子の「クッキー」のグッズは特に人気です。
値段は、例えば、SサイズのぬいぐるみがHK$ 318(約4,400円)と日本と同じくらいです。友達へのお土産に人気のダッフィー・フレンズのクッキー缶はHK$ 88(約1,200円)で、日本より高いくらいです。
普通にお土産を購入すると5,000~10,000円くらいにはなると思います。
下記記事では、人気のクッキー・グッズを始め、香港ディズニーランドで購入できるグッズをたくさんご紹介しています。
その他の事前準備
パスポート
香港入国(入境)には当然パスポートが必要になります。地域によってことなりますが、パスポート発行には10日ほどかかるので早めに取得しておきましょう。ビザは不要です。
暑さ対策・虫よけ
暑さ対策は万全にしておく必要があります。日焼け止め、つば広の帽子、日傘、手持ちのファン、などは必須です。パーク内では下記のようなハンディ・ファンを持っている人を沢山みかけました。パーク内でもディズニーのハンディ・ファンを売っています。
蚊などの虫も多いので、虫よけやかゆみ止めなども忘れずに持参してください。
水着
夏期、直営ホテルはプールを営業しています。夜まで営業しているので少し早めにホテルに戻って泳ぐのもよいと思います。
香港ディズニー旅行のスケジュール例
個人手配したフライト・ホテルなどで旅行のスケジュールがどのような感じになるのか、具体例で説明します。
香港ディズニーランドへ実際に行ったときのスケジュールをもとにしていますが、飛行機が遅れたりして、この通りに行かないことも多いです。あくまでも例として参考にしてください。
ポイント・ポイントで詳しく解説している記事を紹介しています。香港ディズニーランドを楽しむために知っておいきたい攻略法を以下の記事でまとめています。まずはこの記事を読んで全体を把握しておくと良いと思います。
1日目(初日)のスケジュール
04:35 羽田空港国際線 到着・チェックイン
・鉄道・バスは始発前なのでマイカーでの移動、周辺ホテルの前泊などを検討してください。
06:35 羽田空港発
10:15 香港国際空港到着
・香港国際空港到着後の入国手続などの流れを以下の記事で説明しています。
・香港ディズニーランド・ホテル内はほぼクレジットカードで支払えるので、現金はタクシー代など用に1万円分くらい両替をしておければ十分です。
11:00 香港国際空港でタクシー乗車
・タクシーで香港ディズニーランドに行く流れを以下の記事で説明しています。
11:20 香港ディズニーランド・ホテル到着・チェックイン
・香港ディズニーランド・ホテルでのチェックインの流れを以下の記事で説明しています。
11:45 ホテルのシャトルバスでパークに移動
12:00 香港ディズニーランド入園(1日目)
・割引チケットで入園する方法を以下の記事で説明しています。
20:20 シャトルバスで香港ディズニーランド・ホテルへ戻る
・夕食はホテルに戻って食べるよりパークで食べるほうが安くあがります
2日目のスケジュール
07:30 エンチャンテッド・ガーデン・レストランでキャラクター・ブレックファースト
・エンチャンテッド・ガーデン・レストランについては以下の記事で説明しています。
09:45 香港ディズニーランド・ホテル チェックアウト
・荷物をハリウッドホテルに送ってもらうよう、クロークで依頼しておきます
10:00 香港ディズニーランド入園(2日目)
12:40 クリスタル・ロータス(香港ディズニーランド・ホテル内)へシャトルバスで移動
13:00 クリスタル・ロータスでディズニー飲茶
・クリスタル・ロータスについては以下の記事で説明しています。
15:00 香港ディズニーランドへ再入園
・お土産は2日目に買ってスーツケースに詰めておくと最終日にゆっくり遊べます
20:20 シャトルバスでディズニー・ハリウッドホテルへ移動
20:30 ディズニー・ハリウッドホテル チェックイン
・ディズニー・ハリウッドホテルでのチェックインの流れを以下の記事で説明しています。
3日目(最終日)のスケジュール
07:30 シェフ・ミッキーでキャラクター・ブレックファースト
・シェフ・ミッキーについては以下の記事で説明しています。
09:40 ディズニー・ハリウッドホテル チェックアウト
・荷物はパークに送る方法と、ハリウッドホテルで預かってもらう方法があります。パークに送った場合は、最後に受け取って、タクシーでそのまま空港へ向かいます。ホテルで預かってもらう場合は、シャトルバスで一度ホテルに戻り、荷物を受けってタクシーで空港に向かいます。時間には前者の方が効率的です。直営ホテルの荷物配送サービスについては以下の記事で解説しています。
10:00 香港ディズニーランド入園(3日目)
15:15 ディズニーランド退場・荷物受け取り
・荷物をパークに送った場合のスケジュールです。
15:35 タクシーで香港国際空港へ
16:00 香港国際空港到着・チェックイン
・香港国際空港にもディズニーショップがあるのでお土産を買い足すことができます。空港のディズニー・ストアについて下記記事で説明しています。
18:00 香港国際空港発
22:55 羽田空港到着
・到着が遅れる可能性もあるので、その場合のプランも考えておくと良いです
23:30 羽田空港国際線ターミナル駅発
以上、個人て飛行機・ホテルを手配して香港ディズニーランドへ行く方法を詳しく解説しました。
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