【2021年版】ゴッホ美術館 チケット予約・見どころ作品 徹底解説【アムステルダム】

アムステルダム

アムステルダムで大人気のゴッホ美術館(Van Gogh Museum Amsterdam)のチケット予約方法や見どころ(必見作品)などを詳しくご紹介します。

新型コロナウィルスの影響で閉鎖されていたゴッホ美術館ですが、2021年6月5日から営業が再開されています。

ゴッホ美術館ではコロナ以前から事前のオンライン予約が必須となっていますので、公式サイトでオンライン予約する方法を詳しくご紹介します。

また「馬鈴薯を食べる人々」「黄色い家」「寝室」「ひまわり」などゴッホ美術館の見どころについてもご紹介します。

なお、ゴッホ美術館は残念ながら写真撮影が禁止されています(一部のセルフィーエリアを除く)。

コロナ営業再開後のゴッホ美術館 最新情報(2021年7月更新)

新型コロナウィルスの影響で一時期閉鎖されていたゴッホ美術館ですが、2021年6月5日より営業が再開されています。

ゴッホ美術館はコロナ以前から入場するには時間指定制チケットの予約が必要になっています。

ゴッホ美術館は混雑してる?

以前は下の写真のようにゴッホ美術館への入場は常に混雑していました。

しかし、オンラインでの時間指定制チケット購入が必須になったため入場時に長時間並ぶことはなくなっています。

ただし、ゴッホ美術館の人気は相変わらずですので、オンラインの予約がいっぱいになることも頻繁にあります。

下記は、繁忙期を過ぎた10月の週末の例ですが、翌日のチケットはかなり埋まっています。ゴッホ美術館の訪問日が決まったら、早めに予約することをおすすめします。

ゴッホ美術館の入場チケット、観光パスについて

ゴッホ美術館の入場チケットは公式サイトで、日本語で予約できます。

ツアーサイトで割引予約できるところがないか調査してみました。

※2021年7月調査(最新価格は各サイトをご確認ください)

ツアー予約サイトは手数料がかかるので、ゴッホ美術館公式サイトでの予約をお勧めします。

ゴッホ美術館は、I amterdam City Card(アイ アムステルダム シティカード) / Holland Pass(オランダパス) / Museumkaart(ミュージアム カード) などの観光パスでも入場できます。

アムステルダム国立美術館など、他の観光スポットも訪問する場合は、観光パスのほうがお得になるケースがあります。

観光パスがお得になるか以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

なお、アイ アムステルダム シティカードやミュージアム カードで入場する場合は、専用の事前予約が必要です。以下のURLから事前予約してください。

アイ アムステルダム シティカード:ゴッホ美術館事前予約

ミュージアム カード:ゴッホ美術館事前予約

他の人気観光スポットの割引チケットも調査していますので参考にしてください。アムステルダム 人気観光スポット チケット割引価格まとめ

ゴッホ美術館の公式サイトのオンライン予約

下記のリンクからゴッホ美術館公式サイトの予約ページにアクセスします。

ゴッホ美術館オンラインチケット予約(公式サイト)

見学する日付と時間を指定します。選択したらチケット購入へをクリックします。
ゴッホ美術館 予約

チケット枚数を選択します。枚数を選択して、続行をクリックするとマルチメディアガイドを借りる個数の選択が表示されます。選択したら、お客様情報をクリックします。

チケット送付先の情報を入力します。チケットはメールで送られてくるのでメールアドレスは間違えがないように入力してください。入力したらお支払いをクリックします。
ゴッホ美術館 予約

予約の日付、時間、チケットの枚数に間違いがないかを確認して、支払うクレジットカードのアイコンをクリックします。
ゴッホ美術館 予約

クレジットカードの情報を入力して、続けるをクリックします。このあと、クレジットカードの種類に応じてパスワードの入力などが求められます。

支払いが完了すると、登録したメール宛に電子チケットのPDFが届きます。PDFが人数分添付されてきますので、印刷して持参してください。

ゴッホ美術館の当日券

ゴッホ美術館の公式サイトでは「チケットの購入はオンラインでのみ可能です。」と書かれています。

スマホを持っていれば、当日の朝でもオンライン予約予約することができます。ただし、予約が埋まってしまうことも多いので、早めにオンライン予約しておくのが安心です。

以前は、チケット窓口に下記のような長蛇の列ができていました。
ゴッホ美術館

ゴッホ美術館へのアクセス

ゴッホ美術館はトラム2、5番のVan Baerlestraatで下車してすぐのところにあります。

アムステルダム国立美術館のすぐそばなので、トラム10番のSpiegelgrachtで下車し、アムステルダム国立美術館を通って行っても遠くありません。

なお、アムステルダム市内のトラムの切符の買い方、乗り方はこちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてください。

ゴッホ美術館への入場

入り口で印刷した電子チケットを見せて入場します。タブレットやスマホで電子チケットを提示しても入場が可能です。

予約時間に30分以上遅れると入場を断られることもありますので注意してください。私は予約の5分ちょっと早めに行きましたが、入場することができました。
ゴッホ美術館の入場

ゴッホ美術館 見学時間の目安

ゴッホ美術館の標準的な見学時間は1時間半から2時間くらいです。私はゆっくり目に見学して、1時間45分ほどでした。

ゴッホ美術館の見所・必見作品

ゴッホ美術館には、「馬鈴薯を食べる人々」「黄色い家」「ひまわり」などゴッホの代表作が多く展示されています。公式サイトで紹介されている必見作品をご紹介します。

『馬鈴薯を食べる人々(The Potato Eaters)』(1885)

The Potato Eaters 馬鈴薯を食べる人々 ゴッホ美術館

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

ゴッホの初期の傑作とされている作品です。田舎の農民が苦労して育てたじゃがいもを自らの手ほって食べている姿が迫力を持って伝わってきます。

『ひまわり(Sunflower)』(1889)

ひまわり Sunflower

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

ゴッホの代名詞でもある「ひまわり」も展示されています。フランス南部のアルルで生活したときに描いたものです。花瓶にvincentの文字が書かれています。

『花咲くアーモンドの木の枝(Almond Blossom)』(1890)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

ゴッホの好きなモチーフの一つが木の枝です。日本人であれば、大胆な構図が日本の版画から影響を受けていることがよくわかります。

『サン・ピエール広場を散歩する恋人たち(Garden with Courting Couples: Square Saint-Pierre)』(1887)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『麦わら帽をかぶった自画像(Self-Portrait with Straw Hat )』(1887)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『黄色い家(The Yellow House (The Street))』(1888)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

フランス南部アルルにあるラマルティーヌ広場にあったゴッホが借りていた家を描いた作品です。緑の扉の部屋がゴッホの部屋でした。余談ですが、現在もアルルのラマルティーヌ広場には「黄色い家」で見られる景色がそのまま残っています。

『種を蒔く人(1888)』(1887)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『アイリス(Irises)』(1890)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『寝室(The Bedroom)』(1888)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『荒れ模様の空の麦畑(Wheatfield under Thunderclouds)』(1890)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『カラスの飛ぶ麦畑(Wheatfield with Crows)』(1890)

カラスの飛ぶ麦畑

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
『花魁(英泉を模して)』(1887)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

渓斎英泉の花魁の版画を元に描いた作品です。方眼を使って木版画を拡大して描きました。

『梅の開花(広重を模して)(Flowering Plum Orchard (after Hiroshige))』(1887)

<出所>Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

歌川広重の亀戸梅屋舗の版画を模写した作品です。意味がわからないで書いたであろう漢字の部分も真似ようとしています。元の版画より、色がかなり濃くなっています。

ゴッホ美術館のみどころ(公式サイト:英語)

ゴッホ美術館の入場料、開館時間

ゴッホ美術館の入場料:

大人(入館料のみ): € 19
大人(マルチメディアツアー付き): € 22

ゴッホ美術館の開館時間(2021年):

7月1日-9月12日: 9:00-18:00(金曜 -21:00)
9月13日-9月20日: 月~金 9:00-15:00(土日 -18:00)

10月以降の営業時間は未発表です。最新情報は公式サイトを確認してください。
ゴッホ美術館 開館時間(公式サイト:英語)

ゴッホ美術館の館内マップ

ゴッホ美術館の館内マップが公式サイトからダウンロードできます。下記のリンクからダウンロードしてください。

ゴッホ美術館 館内マップ(日本語:PDF)

ゴッホ美術館の建物は、エントランスのある別館と、主要作品が展示されている本館があります。

本館の0~3階がメインの展示スペースになります。別館は、日本の著名な建築家である黒川紀章氏の設計です。

参考)ゴッホ美術館公式サイト(日本語)

ゴッホ美術館公式サイト(日本語)

以上、アムステルダムで大人気のゴッホ美術館のチケット予約方法や入場方法をご紹介しました。

ゴッホ美術館から歩いて5分のところに、オランダ美術館の最高峰アムステルダム国立美術館があります。ゴッホと同じオランダを代表する画家フェルメールの『牛乳を注ぐ女』、『手紙を読む青衣の女』、『デルフトの小道』、『恋文』の4作品やレンブラントの傑作『夜警』などを所蔵しています。アムステルダム国立美術館については下記記事で解説していますので参考にしてください。

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