「上海交通カード」徹底ガイド – 買い方、チャージ、返金、ディズニーカード

上海

上海には、交通系ICカード上海公共交通カード」があります。日本のSUICA、ICOCAなどの交通ICカードと同様に地下鉄・バスなどに切符を買わずに乗車できます。本記事では、便利な「上海公共交通カード」の価格買い方使い方チャージ方法返金方法などを詳しく解説します。

上海公共交通カードには、記念カードと呼ばれる特別なデザインのカードも販売されています。人気があるのが上の写真のディズニー・デザインのカードです。このカードは、上海ディズニーランドの最寄り駅「ディズニーランド駅」で購入できます。購入方法なども詳しくご紹介します。

上海公共交通ICカードの攻略法

・上海公共交通カード(上海公共交通卡)は、日本のKitaca・Suica・TOICA・ICOCA・SUGOCAのような交通系ICカードです。地下鉄、バスに加えタクシーなども乗車できる便利なカードです。

・上海観光では地下鉄・バスでの移動が便利です。したがって、このカードもしくは1日乗車券、3日乗車券のどちらかを購入することをオススメします。切符をいちいち購入しなくて良いのでスムースに観光できます。

・上海の玄関口「浦東国際空港」のリニアモーターカー(マグレブ)のチケット窓口で購入できるので、入手も簡単です。ただし、浦東国際空港の地下鉄の窓口では購入できないので注意してください。

・残金が不足したらチャージも可能です。ただし、日本人は決済手段の問題で駅にあるチャージ機が利用できないため、コンビニでチャージする必要があります。詳細は本文中で説明します。

・上海ディズニーランドの最寄り駅「ディズニーランド駅」では、ディズニー・デザインの特別な記念カードを販売しています。ディズニーファンはお土産に購入したいカードです。本文中で購入方法を詳しくご紹介します。

上海公共交通ICカードの値段

好きな金額を購入時にチャージできます。デポジット(保証金)でプラス20CNY(約320円)かかります。

チャージ額ですが、地下鉄に近距離乗車すると3CNY(50円)かかります。滞在期間にもよりますが、1日10回、2日で20回乗ったとして60CNYです。デポジットと合計して80CNY程度です。タクシー(乗車1回 約20CNY)やリニアモーターカー(往復80CNY)に乗車する場合は、100CNY程度プラスしてチャージするのが良さそうです。

デポジットとチャージ残金は返却時に払い戻し(リファンド)されます。ただし、10CNY以上の残金がある場合は、5%の手数料が残金から差し引かれます。

下記で紹介するディズニー・デザインなどの記念カードは、デポジットが30CNYとちょっと高く、かつ返金もできないので注意してください(記念に持ち帰るカードなので、そもそも返却しませんが)。

上海公共交通ICカードの買い方・購入場所

交通ICカードは、主要な駅の窓口やコンビニで購入できます。実際は、上海の玄関口「浦東国際空港」で購入するケースが多いと思います。浦東国際空港では、リニアモーターカー(磁浮/Maglev)のチケット窓口で購入できます。購入後、そのまま交通ICカードを利用して、リニアモータカーに乗車することも可能です。

空港内には、下記のようにリニアモータカー(磁浮/マグレブ/Maglev)の乗り場の案内が出ています。

案内に従うと、リニアモーターカーのチケット窓口(磁浮票务中心)があります。クレジットカードが使えないケースもあるようなので、キャッシュを用意しておいてください。

<出所>©Malcom Pym

空港から地下鉄で上海市内へ行く場合も、地下鉄窓口では交通ICカードは購入できませんので、リニアモーターカーのチケット窓口で購入してください。空港駅の地下鉄窓口で確認したところ、下記の写真のように、交通ICカードは窓口では取り扱っていません、との掲示がありました。

ディズニー・デザインのカードの買い方・購入場所

ディズニー・デザインの上海公共交通ICカードは、上海ディズニーランド最寄りの地下鉄11号線(Line 11)の迪士尼站(ディズニーランド駅)で購入できます。空港到着後、上海ディズニーランド駅までタクシーを使うのが一般的ですが、リニアモーターカー・地下鉄でディズニーランドまで行く場合は、別途切符を購入する必要があります。
上海 ディズニーランド 行き方 アクセス

浦東国際空港から上海ディズニーランドへの行き方は、こちらの記事で詳しく説明しています。参考にしてください。

ディズニーランド駅のチケット窓口は、上海ディズニーランドに近い側の入り口にあります。下の写真の右側が有人の窓口になります(左側は自動券売機)。

窓口には、ディズニー・デザインの記念カードの見本がならんでいます。干支とミッキーをデザインしたカードなど時期によってラインナップが変わります。記念カードのデポジットは通常より高い30CNYです。私が訪問した時点では、ミッキーとその年の干支のうさぎ、前年の干支の虎、スター・ウォーズ、ドナルドのカードがありました。

デポジット30CNYと指定したチャージ額を支払って購入します。ディズニーランド駅の窓口も現金しか使えないので、事前に準備しておいてください。私はミッキーとうさぎとドナルドのカードを購入しました。

このような、ディズニーデザインのスリーブに入れてもらえます。

上海公共交通ICカードの使い方

観光客の場合、上海公共交通ICカードの主な用途は、地下鉄・バス・タクシー・リニアモーターカーの乗車だと思います。それぞれについて使い方を説明します。

地下鉄に乗る

地下鉄乗車時の使い方は、日本の交通ICカードと同じです。駅に入場するときに、自動改札の読み取りセンサーにタッチします(下の写真の右下の部分)。タッチすると、真ん中の青いディスプレイに残高が表示されます。地下鉄を降りて自動改札を出るときも、同じようにタッチして改札を出ます。

交通ICカードを利用して地下鉄に乗車すると月のトータル支払額が70CNYを超えた場合に、その月の残りの期間、運賃が10%割引されます。

バスに乗る

バスの場合も基本的には日本の交通ICカードと同じ使い方です。バスに乗車すると、入り口の運転席横に下の写真のカード読み取り機があるので、カードをタッチします。下の写真のように残金が表示されます。

降車時はタッチ不要です(降車ドアのそばに読み取り機もありません)。

タクシーに乗る

タクシーも交通カードで支払いできます。上海では高額紙幣で支払うとお釣りがもらえないことがあるので、交通カードで支払うと便利です。目的地に到着したら、すぐにカードを運転手に提示しましょう。

空港往復時にリニアモーターカーに乗る

浦東国際空港からリニアモーターカー(磁浮/マグレブ)に乗る場合も交通ICカードを使えます。地下鉄と同じく、自動改札にカードをタッチして入場します。上海公共交通ICカードを使うと通常50CNYの料金が20%OFFの40CNYになります。

上海公共交通ICカードのチャージ

便利な上海公共交通ICカードですが、日本人が苦労するのがチャージです。この理由は、(1)地下鉄の窓口でチャージをしてくれなくなったのと、(2)駅に設置されているチャージ機の決済手段がAlipayやWechatペイや銀聯カードなどしか対応しておらず現金で支払えない、からです。中国の方は、これらの決済手段を当たり前に使えますが、日本人観光客で利用できる人はほぼいないと思います。

ただし、日本人でもチャージは、ローカルのコンビニ「可的」「好徳」で可能です。また、駅構内にあるファミリマート(中国語では全家)でもチャージが可能です。実際、駅の窓口には、下記写真のように「窓口では交通ICカードへの現金チャージをしていないから、この地図のファミマでチャージしてね」という掲示がありました(写真は豫園駅の窓口)。

コンビニでチャージする場合は、カードとチャージしたい金額のお札を店員に見せれば良いと思います。

交通ICカードのチャージ機の使い方

私は幸いWechatペイが使えたので、駅のチャージ機でチャージできました。Wechatは日本のLINEにあたる中国のチャットアプリです。面倒な手順がありますが、中国の方に知り合いがいればアプリ間で送金してもらうことで支払い機能を使うことができます。チャージ機でWechatペイを使ってチャージする方法をご紹介します。

下の写真がチャージ機です。地下鉄構内に、切符の券売機とならんで設置してあることが多いです。

最初の画面では、Charge(チャージ)をタッチします。表示が中国語担っている場合は、右下のEnglishをタッチすると英語に切り替わります。

交通ICカードを挿入してください、との指示が表示されます。

通常の交通ICカードの場合は、ディスプレイの右下にあるお釣りの取り出し口みたいなところにカードをおきます。

続いて、チャージの決済方法を選択します。日本人には馴染みのない決済手段ばかりです。今回は、微信(wechat)を選択します。

続いて、チャージ額を入力します。10元単位で入力できます。

金額を確認して「確定」をタッチします。

WechatのQRコードを読み取らせてください、との指示が表示されます。

Wechatのアプリで支払い用のQRコードを表示して、画面の指示の通りに、機器の光っている部分に画面を置き、スキャンさせます。

チャージが完了すると、下記の画面になります。チャージした交通ICカードを忘れずに取り出してください。

■補足
以上、使い方をご紹介したチャージ機は駅で一番沢山見かけるタイプです。これ以外にも下の写真の右側の自動券売機に似た古いタイプのチャージ機もあるようです。こちらであれば現金を使ってチャージができるかもしれません(昔は交通カードに紙幣でチャージしていたようなので)。自分で確認できなかったので、情報をお持ちの方はご教示いただけると大変ありがたいです。

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上海公共交通ICカードの払い戻し(返却)

上海公共交通ICカードは、残高とデポジットを返金してもらうことが可能です。10CNY以上の残金がある場合は、5%の手数料を引かれた残金が返却されます。なお、ありえないとは思いますが、残金が2000CNY(約32,000円)を越している場合は、特別な手続きが必要になります。

払い戻しは、購入場所でもご紹介した浦東国際空港のリニアモーターカー(磁浮/Maglev)のチケット窓口で行うのが便利です。最後、空港へ行かない場合は、上海市内の人民広場そばの「上海公共交通卡服務中心」などでも払い戻しが可能です。

なお、中国の決済手段を持っていれば、チャージ機でも返却が可能です。

上海公共交通ICカードの有効期限

カードの有効期限は5年間になります。私が2018年12月に購入したカードは、チャージ機で下記の通り2023年12月まで有効と表示されました。

有効期限は、上海交通カード(上海交通卡)のアプリでも確認できます。

以上、上海の観光に便利な交通系ICカード「上海公共交通カード」の買い方、購入場所、使い方、チャージ・返金方法などについて解説しました。

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