イタリアには旧国鉄のトレニタリア(Trenitalia)と民間運営の高速鉄道.italo(イタロ)があります。
どちらもイタリアの5大都市ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリ間を走っています。同じ区間をトレニタリア運行の高速列車フレッチャロッサ(FrecciaRossa)も走っていますが、.italo(イタロ)のほうが運賃が安いケースが多く、.italo利用で主要都市をお得に移動できます。
本記事では、.italoの路線図、チケットのオンライン予約の仕方、クーポンの利用方法、座席グレードなどをわかりやすく説明します。また、記事の後半ではイタロ乗車の詳しい解説や無料Wifiの接続方法など車内設備についても紹介します。
目次
.italoへの新型コロナの影響:最新情報(2023年3月更新)
新型コロナに関する規制は解除されたようです。最新の情報は.italo公式サイトを確認してください。
旅の安全(公式サイト)
営業が休止されていたイタロのラウンジ(Lounge Italo Club)も再開されているようです。詳細は公式サイトで確認してください。
.italoの路線図
イタロは、イタリアの5大都市ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリ間など主要路線を運行しています。
ローマ-ミラノ、ローマ-ナポリ、ローマ-フィレンツェ、ミラノ-ヴェネツィアなどは、フレッチャロッサと同じ区間と同じ所要時間で結んでいます。
一方、イタリア全土を網羅しているトレニタリアと違って運行していない地域も多いので注意が必要です。
主要都市間はイタロで移動し、トレニタリアに乗り換えて目的地まで行くというのも賢い使い方です。下記が.italoの路線図です。主要都市間を結んでいることがわかります。
以前は各都市の中心駅の発着ではありませんでしたが、最近は、ローマ・テルミニ駅(Roma Termini)、ミラノ中央駅(Milano Centrale)、ヴェネツィア・サンタルチア駅(Venezia S.Lucia)、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze SMN)、ナポリ中央駅(Napoli C.le)など中心駅に停車します。中心駅以外の駅も経由するので駅を選択する場合は、間違えないように注意してください。
トレニタリア(Trenitalia)のチケットの購入方法などの詳細は以下の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
.italoの座席クラス
.italoの座席クラスはSmart、Prima、Club Executiveに分かれています。イタロは全席予約制で自由席はありません。フェラーリ特急とも呼ばれるだけあって、どのクラスも高級感のあるシートです。
Smart(スマート:2等)
シートは通路を挟んで2席、2席のレイアウトです。2等にあたりますが、十分にしっかりした座席です。スナックやドリンクは、自動販売機で購入することができます。
Prima(プリマ:1等)
1等にあたります。シートは通路を挟んで2席、1席のレイアウトです。優先乗車サービス(Fast Track)を受けることができます。スナックと飲み物の無料サービスが提供されます。記事の後半で、実際に乗車したときに提供されたスナックとドリンクについてご紹介しています。
Club Executive(クラブ・エグゼクティブ:特等)
特等にあたります。シートは通路を挟んで2席、1席のレイアウトです。 優先乗車サービス(Fast Track)を受けることができます。コーヒーとサンドイッチ・パンなどが無料で提供されます。9インチのパーソナルスクリーンを利用できます。
.italoの優先乗車サービス(Fast Track)
座席クラスが、PrimaおよびClub Executiveの場合、ローマ・テルミニ駅(Rome’s Termini)とミラノ中央駅(Milan Centrale)では優先乗車サービスを受けることができます。テルミニ駅は12番プラットフォーム、ミラノ中央駅はCゲート、になります。
.italoのチケットのオンライン予約方法
イタロの切符は日本から簡単に予約することができます。早めに購入すれば値引率の高いチケットを購入できるので、日程が決まったら早めにオンライン購入すると良いです。
それではイタロのオンラインチケット購入方法を説明します。
購入手続きは英語になりますが、詳細に説明しているので手順に従えば購入できると思います。
日本語でイタロのチケットを予約できるベストなサイトも調査しています。手数料なしで公式と同じ料金で予約できるサイトもありました(ただし格安クラスは未対応)。次の項目で詳しく説明します。
日本語での.italo予約の説明へ
まずは.italo(イタロ)の予約ページアクセスします。
①出発駅、到着駅、日付、人数の入力
Fromに出発駅、Toに到着駅を入力します。ここでは例として、Milano Centrale(ミラノ中央駅)、Venezia S.Lucia(ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅)を指定します。乗車日は出発日です。往復で予約する場合は、左側に帰着日の日程を入力します。
上の画面でAdd Passengersのをタップします。Adults(大人)、Youngs(青年:14-29歳)、Children(子供:3-13歳、座席あり)、Senior(シニア:60歳以上)に分けて人数を入力します。
すべて入力したらSearch(検索)をタップします。プロモーションコード(Do you have a Promo Code?)については次の項目で説明します。
②便、チケットタイプの選択
該当する便の一覧が出ます。各便の最低料金も表示されます。同じ区間でも出発時刻で切符の値段が異なります。便をクリックすると詳細を表示します。
上で解説した座席クラス(Smart、Prima、Club Executive)ごとに料金クラスが表示されます。料金クラスはキャンセル、変更の自由度に応じてFlex、Economy、Low cost、eXtra MAGICとかわります。
Commercial Offer Infoをタップすると料金クラスの詳細が表示されます。
Economy:出発3分前までの名前変更は無料、予約変更は20%の追加料金、返金は40%控除されます。
Low Cost:通常の割引では最安です。出発3日前までの名前変更は1€、予約変更は50%の追加料金、返金は不可です。
eXtra MAGIC:限定の割引料金です。変更、返金とも不可です。
③乗客情報の入力
ラウンジ利用などのオプションを勧められますが、不要なら下へスクロールします。
First Name:名(ローマ字)、Last Name:姓(ローマ字)、Email address(電子メール)を入力します。Mobile Number(携帯電話)は必須ではありません。入力したらGO TO PAYMENT(支払いへ)をタップします。
④座席指定
座席指定をする場合は、Choose Seatをタップします。Smartの場合、追加料金がかかります。
シートマップから予約する座席を選択します。予約する席によって料金が変わります(上位クラスは無料です)。選択したら右下のConfirm seat and continueをタップします。
⑤支払い
支払いはVISA、MASTER、AMEXなどのクレジットカードやPayPalから選択できます。
クレジットカードを選択した場合は、カード所有者名、カード番号、有効期限、カード裏の3桁の数字を入力します。最後に、□Accept …. Conditions(利用規約に同意します)をチェックして、PAY NOW(すぐ支払う)をタップします。私は日本発行のMASTERカードで決済をしましたが、問題なく支払いが完了しました。
個人認証のための3D-Secureの画面になります。パスワードを入力しましょう。
購入が完了しました。登録したメールアドレス宛にメールが送付されます。そのメールからチケット(PDF)をダウンロードできます。下記の購入完了の画面でダウンロードすることもできます。
italoから下記のメールが届きます。メールの中にあるClick hre and download the PDF to see the details about all passengers.をクリックすると電子チケットのPDFをダウンロードできます。
以下が電子チケット(PDF)です。出発駅・出発時刻、到着駅・到着時刻、車両番号、座席などが記載されています。イタロには、このチケットを印刷して乗車しましょう。
.italoのクーポン(プロモーションコード)
上で説明したように.italoのチケット購入時にプロモーションコード(クーポン)を入力すると割引になります。
プロモーションコードはイタロの公式サイトやTwitterなどで公開されています。
下記は2022年8月に掲載されたクーポンです。キーワードを入力すると20~40%OFFになります。
A Ferragosto scappa con Italo! Parti con sconti dal -20% al -40% con codice AGOSTO. Per viaggi dal 20 agosto in Smart e Prima
650.000 posti disponibili
Acquista entro le ore 15 del 16.08
Condizioni su: https://t.co/o6dCM0jlua pic.twitter.com/cQFMwTkANX— Italo (@ItaloTreno) August 11, 2022
実際にチケット購入画面で入力して試してみました。最初の検索画面で出発駅と到着駅を入力したあとにDo you have a Promo Code?をタップしてクーポンコードを入力します。
プロモーションコードが適用されてPROMOと表示されるようになりました。
すべての料金ではありませんが、24.9€ ⇒ 19.9€へ20%OFFの割引になりました。
日本語でのチケット予約
イタロ公式サイトは英語なので不安、クレジットカード決済のトラブルも避けたい、という場合のために日本語で予約できるベストなサイトを調査しました。
現時点ではLow Costのチケットを予約できるOmio(オミオ)がおすすめです。KKdayやKlookはLow Costに対応していませんが手数料が無料なのでECONOMY以上のチケットを予約する場合は安くなります。
ただし、OmioもeXtra MAGIC料金には対応していないので早めの予約は公式が安くなることが多いです。
Omioでの予約
Omioはヨーロッパ鉄道予約で一番代表的なサービスで予約も簡単です。割引料金の多くに対応して安く予約できる点もメリットです。
ただし、公式料金にプラスして少額の手数料がかかります。
◯キャンセル規定なども日本語化されている
△座席希望は出せるが席を直接選べない
✕手数料がかかる
✕問い合わせは英語のみ
イタロだけでなくトレニタリアも合わせて検索できるので便利です。
Omioは日本語で手続きできるので予約は難しくないと思います。下記ボタンからイタリア鉄道のチケットを予約できます。
Omioでチケットを予約(日本語)Omioについて下記記事でも詳しく説明しています。
KKdayでの予約
チケット予約サイトKKdayでは手数料無料でイタロのチケットを予約できます。
ただし、ECONOMYクラスのチケットしか販売していません。
◎手数料が無料
◯日本語で予約できる
✕LOW COST以下を予約できない
✕座席希望が入力できない
✕キャンセル条件などの説明が少ない
ミラノ、ヴェネツィアなど都市名を出発地、目的地に入力してください。
Klookでの予約
Klookも同様にLOW COSTを予約できませんが、ECONOMY以上のチケットを予約するときは手数料無料なのでおすすめです。
◎手数料が無料
◯日本語で予約できる
◯クーポンを利用できる
✕LOW COST以下をを予約できない
✕座席希望が入力できない
✕範囲外の駅がある
✕日本語化されてない個所が多め
初回予約クーポン適用で600円割引されます。ただし、ヴェネツィアなど範囲外の駅があるようです(検索しても便が表示されない)。
初回予約限定
有効期限:2023/12/31
Klookでの詳しい予約方法やクーポン利用方法は下記記事で解説しています。
自動券売機での切符購入方法
上で解説したようにオンラインで早めに購入したほうが切符を安く購入できますが、乗車前に購入しても新幹線のように高額ではありません。例えば、ミラノからヴェネツィアだと、当日購入しても€37.9(約5,000円)です。
駅には下の写真のイタロの自動券売機がたくさん並んでいます。券売機には、.italoと書いてあるのでトレニタリアの自動券売機と間違えないようにしてください。
また、イタリアの大きな駅には、スリなどがたくさんいます。また、切符購入を勝手に手伝ってお金を請求してくる人も多くいます。
時間に余裕がある場合は、窓口で切符を購入するほうが安全です。
切符購入中に、近寄って来る人がいたらしっかり拒絶するか、その場を離れましょう。また、複数人で旅行しているときは、自動券売機を操作指定ない人が見張っておくとよいでしょう。
それでは自動券売機でのチケットの買い方を解説します。まずはイタリア語の表示を、画面右上のイギリスの国旗をタッチしてEN(英語)に切り替えます。
下の画面はミラノ中央駅(Milano Centrale)の券売機の画面の例です。出発駅がミラノ中央駅になっています。別の駅から出発する切符を購入する場合は、黒のCHANGE DEPATURE STATIONのボタンをタッチします。画面には、直後に出発する便が表示されています。Roma Termini(ローマ・テルミニ駅)など行き先が表示されている場合は、タッチします。表示されている直後の便以外の切符も購入できます。少し先の時間の列車の切符を購入する場合は、一番下のOTHER DATES/DESTINATIONS(他の日付/行き先)ボタンをタッチします。
次にチケットの枚数を入力する画面になります。Adults(大人)、Youth(子供:0-13歳)、シニア(60歳以上)ごとに枚数を入力します。入力したら、CONTINUE(次へ)をタッチします。
下の画面に切り替わります。乗車する便を選択します。直後の便以外も選択でき、日付をタッチすると、翌日以降の切符を購入することができます。
購入する切符のタイプと座席のクラスを選択します。上のオンライン予約と同じ切符のタイプ、座席クラスを選択します。この例だと軽食と飲み物のサービスが付くPrimaと付かないComfortが1€しか違わないので、Primaのほうがお得だと思います。
下の画面になります。希望の座席タイプを選択することができます。Any:どの席でもよい、Aisle:通路側、Window:窓側、Cinema coarch:座席限定で映画スクリーン付きの車両の座席、から指定します。座席タイプを指定したら、画面右下のCONTINUE(次へ)をタッチします。
最後に購入するチケットを確認して間違いがなければ、PURCHASE(購入)をタッチします。
料金を支払います。クレジットカード(Credit Card)、現金(Cash)などから選択します。
イタロの車両
イタロには、旧型のETR575と2017年から運行しているETR675の車両があります。
下記がETR575です。車体自動傾斜装置を搭載し、最高スピードは300km/h以上です。
下記がETR656です。フェラーリ特急とも呼ばれるイタロですが、新型のETR675はF1をイメージさせるデザインになっています。
最高速度は250km/hと遅いですが、車内のデザインは旧型よりオシャレ度がアップしています。
イタロの乗り方
イタロに乗車する方法について説明します。
発車プラットフォーム・発車時刻の確認
駅についたら、イタロが出発するプラットフォーム番号を確認しましょう。駅のいたるところにある電光掲示板でプラットフォーム番号を確認できます。また、発車時刻の遅延も表示されます。reno:便名、destinazione:目的地、orario:出発(到着)時間、ritardo:遅延、binario:プラットフォームNo.です。掲示は2つに別れていることが多く、PARTENZAが出発便(Depatures)で、ARRIVOが到着便(ARRIVALS)です。乗車する場合は、PARTENZAを確認します。
プラットフォームの番号は、直前まで表示されないことも多いです。特に始発駅でない場合は、出発10分前になっても表示されないことがよくあります。改札ゲートを通過した先にも電光掲示板があるので、直前まで表示されない場合は、ゲートの中に入って表示されるのを待つのも良いと思います。下の写真は、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の改札ゲート内の電光掲示板です。
イタロのラウンジ
Club Executiveクラスのチケット予約している場合は、イタロのラウンジ.italo Clubを利用できます。下記はミラノ中央駅のラウンジです。
こちらはヴェネツィア サンタルチア駅の.italo Clubです。
プラットフォームへの改札ゲート
プラットフォーム番号が表示された、その番号のプラットフォームへ移動します。ローマ・テルミニ駅、ミラノ中央駅、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅など大きな駅には、プラットフォームへ入るためのゲートがあり、切符の確認があります。
窓口、券売機で切符を購入した場合は、切符を見せます。ネット予約した場合は、印刷したチケットを見せましょう。スマホでチケットを購入したときは、スマホ画面を見せてゲートを通ることができました。
優先入場(FAST TRACK)する場合は、トレニタリアとイタロで別のゲートになります(下の写真の右側がトレニタリアのFAST TRACK、左側がイタロのFAST TRACK)。それ以外はイタロとトレニタリアの区別はありません。ゲートを通るには、切符や印刷した電子チケット、アプリで予約した場合はスマホの画面を見せます。そんなに混雑はしていませんでした。
プラットフォームには、列車の行き先、出発時刻、列車番号が表示されます。間違った列車に乗らないように確認してください。
駅によっては、車両が停車する位置を表示してあります。表示されていない駅も多いですが、イタリア列車は到着してから発車するまで移動する時間はありますので、焦らなくて大丈夫です。
車両番号・座席の確認
イタロの車両には下の写真のように大きく車両番号が表示されています。切符に記載された番号の車両に乗車します。入り口のドアには、行き先、列車番号、車両番号が表示されています。
座席にはシート番号が表示されています。こちらも切符に記載された番号のシートに座ります。ヨーロッパでは、番号を確認せずに座る人もいるので、自分の席に誰かが座っていることもあります。検札のときになにか言われる可能性があるので、自分のシートであることを伝え、移動してもらったほうが安心です。
イタロの車内設備・サービス
荷物置き場
新幹線と同様に頭上に、荷物を置くスペースがあります。大型のスーツケースでなければ、ここに置くことができます。出入り口の荷物置き場に置くと盗難に合う可能性があるので、極力頭上においたほうが安心です。
Primaクラスのドリンク・軽食サービス
Primaクラスでは飛行機のように、無料の軽食とドリンクのサービスがあります。乗車時間が長い場合は、2回サービスがまわってきて、ドリンクをサーブしてもらえることもあります。
ドリンクはコーヒー、ティー、ジュース、水などから選べます。軽食は、ビスケット、ナッツ、クラッカーから選べました。下の写真は、西洋ナシのチョコレートビスケットです。軽食の付かないComfortクラスとの料金差は早割チケットだと数€~ですのでPrimaクラスはコスパが良いです。
ドリンク・スナックの自動販売機
イタロ車内では、ミネラルウォーターとスナックの自動販売機と、LAVAZZAのコーヒーが買える自販機があります。
イタロ車内でのWifi接続方法
イタロはどのクラスでも無料でWifiに接続しインターネットが使えます。接続方法はわかってしまえば簡単なのですが、つまずくところもあるので説明します。
最初にスマホのWifiの設定で利用可能なネットワークに.italoが表示されるので、接続します。
.italoのWifiに接続しただけでは、インターネットは利用できません。ブラウザで設定する必要があります。座席のカバーにitalotreno.itと書いてあるので、ブラウザでこのURLにアクセスすればつながりそうな気がするのですが、成功するときと失敗するがあります。https://www.italolive.it にアクセスするのが確実です。アクセスすると、下の画面が表示されます。イタリア語だとわかりにくいのでengをタッチして英語表示に切り替えます。
Wifiを利用するにはサインインする必要があるので、下の画面でNextをタッチします。下のNextはイタロ会員がログインする場合に利用します。
PNR Codeを入力する必要があります。このコードには、チケットに印刷されているTICKET CODEを入力すれば大丈夫でした。
下の画面で、PNR CodeにTICKET CODE、E-mail(電子メール)、Re-enter E-mail(電子メール:確認)を入力し、I accept terms and conditions(利用規約)に同意のチェックをします。一番下は、I do not consent(同意しません)のままで大丈夫でした。最後にAccessをタッチします。
aログインに成功しました。下の画面でContinueをタッチするとインターネットに接続できるようになります。
下車駅の確認
駅に近づくとアナウンスもありますが、英語でわかりにくいので、車内の表示を確認するとよいです。特に遅延が発生すると、時刻では判断できなくなるので注意が必要です。新型のETR675では、下の写真のように次の到着駅が前方頭上のカラー画面にわかりやすく表示されます。
旧型のETR575には、新幹線とほぼ同じように掲示されます。
イタリア主要都市間の乗車レポート
イタリアの人気都市ローマ(Roma)、ヴェネツィア(Venezia)、ミラノ(Milano)、フィレンツェ(Firenze)間でイタロに実際に乗車した様子を下記の記事でレポートしています。ローマ-フィレンツェ間がトレニタリアのフレッチャロッサに乗車したレポートですが、それ以外はイタロで移動したレポートになります。実際に移動する際の参考になると思いますので参考にしてください。
ローマ⇔ミラノ間 乗車レポート
ミラノ⇔ヴェネツィア間 乗車レポート
ヴェネツィア⇔フィレンツェ間 乗車レポート
ローマ⇔フィレンツェ間 乗車レポート
下記の乗車レポートはフレッチャロッサのものになりますが、イタロの乗車と大きな違いはありません。
以上、イタリアの高速鉄道.italo(イタロ)の路線図、座席クラス、オンラインでのチケット予約の方法などを解説しました。
お世話になっています。
本日(3月20日)貴社のHPのイタローネット予約の記事の手順どおりに
行い、カード決済まで進みましたが、最後にユーザ名とパスワードの表示が
出て、イタリア語表示であったため、よくわからず入力せずに終了しました。
後で考えて、個人認証のための3D-Secureだったのかなと思いました。
予約完了メールが送られてこないので、未予約でしょうか?
再度申し込みしたほうがいいでしょうか?それとも少し待てば送られてくるでしょうか。
予約コードがわかりませんのでイタローHPから確認できません。
なお、チケットは、ローマテルミニ駅ーミラノ中央駅です。
よろしくアドバイスお願いいたします。
Hide S様
コメントありがとうございます。
私がitaloのチケットを購入したときの時間を確認してみたところ、
購入後、すぐにメールで電子チケットが届いていました。
念のため1時間くらい待っても届いていないとすると、
決済に失敗している可能性が高いと思われます。
italoは基本的に3D-Secureでの認証があるようです。
私が購入したときも認証がありました。