ガウディ建築の代表作の一つ「カサ・ミラ」のチケット予約方法、見どころ、アクセス方法、所要時間など、見学に役立つ情報をわかりやすく解説します。
カサ・ミラ(Casa Milà)は、アントニ・ガウディの傑作の1つで、バルセロナのグラシア通りにあります。実業家ペレ・ミラ夫妻のために建築した邸宅兼アパートです。
新型コロナの影響で一時休館になっていましたが、2021年7月現在、これまで通り観光ができるようになっています。
奇抜すぎるデザインが当初は理解されず「石切場」(ラ・ベドレラ)と呼ばれ揶揄されましたが、ガウディの偉大さが理解された現在ではバルセロナ有数の人気観光地になっています。
カサ・ミラの入場チケットには、時間指定制の通常チケット(Essential)や、入場フリー+優先入場が付いたPremiumチケットなどがあります。
種類が多くてどれを選ぶべきか迷うと思いますので、記事中ではチケットの選び方も分かりやすく説明しています。
目次
カサ・ミラの新型コロナ営業再開情報(2021年7月更新)
カサ・ミラは2021年7月現在、見学を再開しています。
2021年6月までは営業日が木曜~日曜・祝日に限定されていましたが、2021年7月現在、全日の営業に戻っています。
チケットはこれまで通り購入することができます。
カサ・ミラの攻略ポイント
カサ・ミラ見学の計画をたてる上で、知っておきたい攻略ポイントをまず解説します。
攻略1:カサ・ミラとは?
カサ・ミラ(Casa Milà)は、ガウディ建築物の代表作の1つです。
ガウディの建築物は、世界遺産に「アントニ・ガウディの作品群」として、サグラダ・ファミリア(一部)、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル邸、コロニア・グエル教会地下聖堂、カサ・ビセンスが登録されています。
しかし、1984年、最初に世界遺産登録されたときはグエル公園、グエル邸とカサ・ミラの3つだけでした。それだけ、ガウディ建築の中でも代表作と言えます。
カサ・ミラの最大の特長は、なんといっても、白く波打って、とにかく目立つ外観です。白い壁と波のような曲線は地中海をイメージしています。
建設当初は、この奇抜すぎるデザインが時代の先端を行き過ぎていて、バルセロナ市民からは嫌われ「石切場」というあだ名で呼ばれていました。そのため、石切場を意味する「ラ・ペドレラ」(La Pedrera)が現地ではカラ・ミラの正式名称になっています。
カサ(Casa)はスペイン語で「家」を意味なのでカサ・ミラは、つまるところ「ミラ邸」です。
実業家ペレ・ミラと裕福な未亡人ルゼー・セギモンが1905年に結婚し、新居として今のカサ・ミラにあった邸宅を購入しました。その後、ガウディに、その邸宅を壊して新しい邸宅の建築を依頼したのがカサ・ミラです。工事は1906年に開始し1912年に完成しました。
カサ・ミラはミラ一家の住居としてだけなく、貸し出す部屋も作られていました。「世界遺産のカサ・ミラの部屋を借りて住んでいる人が今もいる」というのは有名な話です。今でも3世帯が借りていて、一番長い家族は70年以上に渡って住んでいるそうです。
建設当初は、奇抜なデザインと高額な家賃が敬遠され、借り手がいませんでした。そこで、長期間値上げをしないという取り決めて、借り手を募集したため、今でも安い家賃になっています。
攻略2:カサ・ミラの見どころ
カサ・ミラの見どころをいくつかピックアップしてご紹介します。
外観・ファサード
上でも書いたようにカサ・ミラの最大の見どころは奇抜かつ美しい外観です。
屋上テラス
屋上にあるデザイン性に飛んだ煙突、通風孔、昇降口はガウディ建築の真髄です。
吹き抜け
自然光を取り込むため、大胆に設けられた美しい吹き抜けも見どころです。外からはまったくわかりませんが、カラ・ミラには2つも大きな吹き抜けがあります。
この他にも見どころが多くありますので、記事後半で見学コースについて詳しく解説しています。
攻略3:混雑具合・行列の回避方法
夏休みや年末年始などの繁忙期はチケット窓口が大変混雑することがあるようです。ただ、オンラインの事前予約が増えているせいか最近は、行列が短くなっているようです。
私が10月平日のお昼に見学した時は、事前予約の列、チケット窓口の列とも人がいませんでした。
La Pedrera Premiumというチケットを購入すると、建物正面にある専用の入口から優先入場できます。混雑が予想される時期は、Premiumのチケットを購入すれば行列を回避できます。
優先入場はしなくても、事前にチケットを購入しておけば、チケット窓口の行列をスキップできます。
攻略4:オススメのチケットは?
カサ・ミラのチケットは種類がたくさんありますが、事実上の選択肢は2つです。
時間指定制のチケット「La Pedrera Essential」24€か、上で紹介した優先入場かつ日付・時間指定なしの「La Pedrera Premium」31€です。
Premiumは時間制約もなしにいつでも優先入場できるので、利便性の高いチケットです。夏休みなど混雑と暑さが予想される期間は、オススメです。
Premiumは31€(約4,100円)と高いので、繁忙期以外は安いEssentialで良いと思います。ただし、時間指定制なので計画が制約されてしまいます。
制約されたくない場合、当日チケット窓口でも購入できますが、2~3€の手数料がプラスでかかります。
チケットは公式サイトおよびツアー会社のサイトで購入できます。ツアー会社では日本語と
攻略5:見学のテクニック
見学する個所が少ないので、迷ったり見どころを見逃したりすることは少ないと思います。ただし、移動ルートが少しわかりにくいです。記事中の見学コースの解説を参考にしてください。
どのチケットにも、このようなオーディオガイドが付いています。見どころの説明はオーディガイドで聞くことができます。
攻略6:見学時間の目安
純粋な見学時間は、公式ページにも記載されている通り1時間~1時間半です。繁忙期は入場で待たされることもあるので、その時間も加味してください。
攻略7:カサ・ミラ vs カサ・バトリョ
どちらもガウディ建築の代表的な邸宅です。入場料が3,000円近くかかるので、片方だけの入場でも良い、と思う人もいると思います。
片方見学するとしたら、個人的には「カサ・バトリョ」をオススメします。
両者のみどころをざっくり採点します。
カサ・バトリョ:外観○、屋上○、部屋◎
外観は、入場しなくても見られるので、その他で比べると「部屋に見ごたえがある分」、カサ・バトリョが優勢です。
下記記事でカサ・バトリョの見どころを詳しく解説しているので、両方を読んで比較してもらうのが良いと思います。
カサ・ミラの入場料・チケットの選び方
カサ・ミラのチケットの種類・入場料
カサ・ミラのチケットは以下のようにたくさん種類があります。それぞれを分かりやすく説明します。
各チケットの内容と料金(大人)は以下の通りです。
事前に日付・時間帯を指定して予約するチケットです。一番安いです。
②La Pedrera Premium(フリー入場チケット):€31
好きな日付・時間帯に優先入場できるチケットです。有効期限は半年です。
③La Pedrera Night Experience(ナイトツアー):€34
夜間にライトアップされた天井などを見学できるツアーです。
④La Pedrera Essential & Night Experience(上記①+③のセット):€41
EssentialとNight Experienceがセットになったチケットです。
⑤La Pedrera Exclusive(早朝ツアー):€39
一般入場の開始前8:00から少人数で見学できるツアーです。
⑥La Pedrera Night Experience & Dinner(ディナー付きナイトツアー):€59
カラ・ミラ内でディナーを食べた後に、ナイトツアーに参加します。
基本的には時間指定制の①Essentialか、自由な時間に優先入場できる②Premiumのどちらかを選ぶことになります。
夏休み等の繁忙期に行く場合や、観光時間が限られ時間を有効に使いたい場合は、自由に入場日・時間を選べて、優先入場もできる②Premiumがオススメです。
①Essentialは入場時間が固定されるのがデメリットです。ただし、窓口で当日購入すると、3€手数料がかかるので事前購入はしたいところです。
Essentialの他にもう一つ選択肢があるので、次でご紹介します。
安くチケットを購入する方法
カラ・ミラのチケット価格を公式サイトとツアーサイトで比較しました。調査したのはEssentialの価格です。
なお、公式サイトはオンライン予約時の価格です。現地のチケット窓口で購入すると手数料が3€追加でかかります。
比較結果:公式サイトもツアー会社も同じ価格です。
ツアー会社で予約しても同じ金額なので、日本語で予約できる分、便利だと思います。公式サイトでの購入は英語になるので次で詳しく解説します。
Klookも同額ですので、どちら使いやすい方で利用されると良いと思います。
公式サイトでの購入方法
公式サイトでチケットを予約する手順を説明します。下記のリンクで予約ページにアクセスします。
(1)チケット種類の選択
(2)日付・時間帯・枚数の選択
続いて、チケットの利用日を選択します。なお、Premium購入時は、入場日・時刻に関係なく入場できるので日付・時間帯の選択はありません。購入日から6ヶ月有効です。
入場の時間帯を選択します。上部で時間帯を切り替えます。時間帯は15分単位で設定されています。時間帯の下に表示されているバーは、チケットの残り具合を表しています。残りがほとんどない場合は赤、少なくなっている場合は黄色、十分ある場合は緑で表示されます。
続いて、チケットの枚数を選択します。シニア(Senior)は65歳以上、小人(Junior)は7~18歳です。それ以外の学生(Students)も割引料金があります。なお、下記は1月13日以降の予約なので、Essentialが24€に値上がりしています。枚数を選択したら右下のCONTINUEをクリックします。
最後はプロモーション・コードの入力です。カサ・ミラのメルマガなどで配布されることがあります。通常は持っていないはずなので、右下のCONTINUEをクリックします。
(4)購入者情報の入力
続いて、購入者の情報を入力します。Name:名、Surname:姓、Telephone:電話番号、Email address:電子メール、Repeat email address:電子メール(確認)、County:国(JAPAN)を入力します。この電子メールアドレス宛に電子チケットが届くので、間違がないかよく確認してください。
(5)支払情報の入力
支払いはクレジットカードかAlipay、WeChatPayから選択します。通常はCredit/debit cardを選択します(Alipay、WeChatPayは中国の決済手段)。VISA/MASTER/JCBなど主要なクレジットカードに対応しています。
支払い方法を選択したら、2番目にあるI accept the general terms and conditions of use(利用規約への同意)をチェックして、右下のPAY(支払い)ボタンをクリックします。
支払いは、通常のクレジット決済の画面と同じです。カード番号、有効期限(月/年)、カード裏の3桁数字を入力します。入力したらAcceptをクリックします。この次のページでパスワードの入力画面になった場合は、クレジットカードに設定したパスワードを入力してください。
以上で予約手続きは完了です。登録したメールアドレス宛にPDFで電子チケットが届きます。入場時は、QRコードを読み取らせるので、スマホでPDFを表示しても入場できます。
カサ・ミラの営業時間・休館日
2021年7月現在の営業時間は以下の通りです。
・通常営業(月-日) 9:00 – 18:30
・夜間ツアー(木-日・祝日):20:40 – 22:00
■休館日:12/25
突然の営業時間の変更などもありますので、公式サイトの営業時間もチェックしてください。
カサ・ミラへの行き方
カサ・ミラはバルセロナの目抜き通り「グラシア通り」にあります。上でも書いたようにバルセロナ現地では、Casa Milà(カサ・ミラ)という表記より、La Pedrera(ラ・ペドレラ)という表記の方が多いので注意してください。カサ・バトリョからも近く、歩いて5分くらいの距離にあります。
最寄りの地下鉄駅は、ディアゴナル駅(Diagnal)です。地下鉄のL3、L5が通っています。
バルセロナの地下鉄の乗り方は、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
カサ・ミラ(La Pedrera)に近い出口は下記マップのSortida Pg. de Gracia / Pau Clarisです。L3(緑)はグラシア通り沿いにあるので、どの出口から出ても、すぐカサ・ミラが見つかると思います。
上のマップの通りL5(青)のホームは少し離れたところにあるので、下記のような長い通路を通ってまずL3の方面へ移動します。
カサ・ミラの入場方法
カサ・ミラの入場口は、(1)Premiumチケット購入者用の優先入場口と、(2)Essentialチケットや当日券購入の2つに分かれています。(1)Premiumチケットの優先入場口は下の写真のように建物正面です。(2)Essentialチケット・当日券は建物沿いに右手に進んだところにあります。
こちらが(1)Premiumチケットの優先入場口です。赤い看板にPREMIUM ACCESSと書かれています。
正面右側の歩道を進むと下記のように、Online Ticketsと書かれた列と、To buy ticketsという列があります。Online Ticketsは、公式サイトやツアー会社で事前にチケットを購入している人の列です。VELTRAの時間指定なしのチケットもこちらに並びます。To buy ticketsは当日購入用のチケット窓口があります。
補足:VELTRAのチケットの引き換え
注意:2021年7月現在、VELTRAの本チケットは販売が停止されています。
VELTRAのチケットは事前予約扱いですが、QRコードが付いた直接入場タイプでなく引き換えが必要です。VELTRAの説明には、「Online Tickets」に並んで係員に引換証を渡してチケットを受け取ること、と書かれています。VELTRAの最近の口コミを見ても「並ばずに入場できた」「引き換えて来てくれた」というものばかりです。しかし、私がカサ・ミラでVELTRAの引換証を見せた時は「チケット窓口で自分で引き換えて」と言われました。カサ・バトリョでは同様のチケットで、係員が引き換えてきてくれました。上記写真のように、どちらの列にも人が並んでいなかったので「自分で行って」ということだったのかな、と思います。
こちらがチケットオフィスです。当日券はこちらで購入します。私が行った時は空いていたので、すぐ入場できるチケットが購入できるようでした。
どのチケットにもオーディオガイドが含まれているので受け取ります。言語を聞かれるので「ジャパニーズ、プリーズ」とでも言えばよいと思います。古めの形式のオーディオガイドですが、オーディオガイドのポイントに近づくと、自動的に説明が流れます。
カサ・ミラの見どころ・見学コース
カサ・ミラは、地上階にある中庭を見学した後、エレベーターで屋上まで上がります。その後、階を下りながら、屋根裏展示室、アパートメントの順に見学します。加えて、2階では企画展が開催されています。
中庭
地上階にある中庭から見学がはじまります。中庭は2つあり、通常の入場口側の楕円形の中庭と、優先入場口側の円形の中庭があります。奥に進むと、屋上に上がるエレベーターがあります。
通常入場口側の中庭は楕円形の吹き抜けで、たくさんの日差しが差し込みます。熱帯雨林を思わすような自然から取り入れたデザインをあちこちに見て取れます。
カラ・ミラの模型が展示されています。建物のいたるところが曲線で構成されていることよくわかります。
2つの中庭の間の奥のエリアには、屋上にあがるエレベーターがあります。このエレベーターはかなり待たされるくせものです。入場より長い、10分以上待ちました。
混雑していたので、係員が別のエレベーターへの振り分けをしていました。階段を少し上がったところに、もう一つエレベーターがあるので、一部の人はそちらに誘導されていました。
屋上テラス
エレベーターを降りると、カサ・ミラ一番の見どころの屋上テラスに出ます。カサ・バトリョのカラフルな屋上と違って全体がクリーム色です。
その分、特徴的な造形が際立ちます。様々な形の塔がありますが、階段昇降口、通風孔、煙突と役割は異なります。
大きめの塔は、屋上への階段の昇降口です。デザインは、それぞれ異なっていますが、どれも曲線をベースにしています。6つある昇降口の4つは、トレンカディス(破砕タイル)で覆われています。
屋上は手すり壁が低く、ちょっと怖いくらいです。吹き抜けをばっちり覗き込めます。中庭にあった階段の屋根が葉っぱのようなデザインになってるのは、上から見るまで気づきませんでした。
屋上からはグラシア通りも見下ろせます。思った以上にカサ・ミラの屋上は高さがあります。
詩人のペレ・ギムフェラーは、カサ・ミラの屋上を「戦士の庭」と呼びました。兜をかぶった兵士が並んでいるようにみえる煙突のイメージが強いと思われます。
きのこのような煙突の装飾はよく見ると、割った瓶のガラス片が貼り付けてあります。
屋上の端からはサグラダ・ファミリアが見えます。屋上で見逃せないポイントの一つです。本当はもう少し後ろから撮影すると、破砕タイルの額に入ったサグラダ・ファミリアを撮影できます。記念撮影の長い列ができていたので断念しました。
屋根裏:Espai Gaudí
屋上の見学が終わったら、階段で屋根裏(The Attic)におります。
屋根裏は、もとも洗濯用のスペースでした。現在は、Espai Gaudí(ガウディの空間)という展示スペースになっています。壁はカテナリー・アーチというロープを垂らしてできる曲線の形状をしています。アーチは273個あるそうです。
カサ・ミラの大きな模型も展示されています。裏側からは建物の内部を見ることができます。
ガウディは生物からデザインのインスピレーションを多く受けています。こちらはニシキヘビ(パイソン)の骨格標本ですが、この屋根裏スペースのデザインを想起させます。
ガウディは椅子などの家具の建物の一部として設計しています。ガウディ後期の傑作とされるコロニア・グエル教会では、礼拝席がみごろに教会の一部になっていました。
アパートメント
屋根裏の展示スペースの見学が終わったら、階段を降りてアパートメントを見学します。
アパートメントはカサ・ミラの4階にあります。円形の吹き抜けがある側の半分のフロアが公開されています。もう半分は、プライベートスペースとなっているので実際に住人が住んでいるかもしれません。
床のタイルもガウディが設計したものです。アンモナイトを思わせるような奇抜なデザインです。
アパートメントは、カサ・ミラが建てられた20世紀初頭のブルジョア家庭の様子が再現されています。この時代の電信や電話が展示されています。
こちらは、食卓の再現です。小物にいたるまで、できるだけ当時の状況を再現しているとのことです。
鉄でできたバルコニーの柵も植物のツルのように折れ曲がっていて、非常に手間がかかっていることがわかります。
アパートメントフロアの出口付近には、記念写真を撮影する場所があります。
撮影した写真は、ここで購入することができます。このフロアには、カサ・ミラ グッズを販売しているショップがあります。ショップは、1階にもあるので、記事の最後にまとめて紹介します。
アパートメントフロアで見学コースは終了です。階段で4階から1階まで降ります。
企画展
ミラ夫妻が住んでいた2階は、現在、企画展に使われています。時期によって、いろいろな展示が行われています。最初に見学してもよいですが、ガウディと関係ない展示も多いと思うので、一通り見学した後、予定に合わせて見学するかどうかを決めるのが良いと思います。
円形の中庭側に2階に上がる階段があり、企画展(Exhibition)の看板が置いてあります。
企画展自体に見る価値があるかどうかは、展示内容によって変わりますが、2階にあがる階段は美しいので、ぜひ見学してください。
階段を上がると、企画展の入口があります。私が訪問したときは、ビル・ヴィオラ(Bill Viola)というビデオ・アート作家の展示でした。
フロアは暗くなっており、たくさんのビデオ・アートが展示されていました。
カサ・ミラのショップ
カサ・ミラのショップは、アパートメントのフロアと地上階にあります。
最初にアパートメント・フロアのショップで見かけたグッズを紹介します(おそらくどちらのショップにも置いてあると思いますが)。
ガウディのカレンダー、鉛筆、消しゴムなどのグッズです。カサ・ミラ以外でも買えそうです。
地上階にあるショップは、入場チケットがなくても入場できます。
屋上テラスの煙突や昇降口などの置物やガイドブックです。日本語のガイドも表紙はカサ・ミラじゃなくラ・ペドレラですね。
カサ・ミラだけでなく、サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョ、グエル公園などのグッズも並んでいます。
参考)カサ・ミラの公式サイト
以上、ガウディ建築の代表作の一つ「カサ・ミラ」のチケット種類、公式サイトでの予約方法、アクセス方法、見学コースなどを詳しくご紹介しました。
ガウディ建築でダントツ人気のサグラダ・ファミリアについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
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