
上海浦東国際空港から上海市内中心部への行き方をわかりやすく説明します。移動手段には、地下鉄(2号線)、DIDI(配車アプリ)、リニアモーターカー、エアポートリンク線、タクシー、エアポートバスなどがあります。
この記事では、それぞれのアクセス方法の料金や所要時間、メリット・デメリットを比較し、2026年最新のベストな移動方法をわかりやすく解説します。
最もおすすめなのは、運賃が安く時間が読める地下鉄(2号線)か、複数人で荷物が多い場合に便利なDIDI(配車アプリ)です。
この記事でわかること
上海浦東国際空港から上海ディズニーランドへの移動は別記事で詳細に解説しています。こちらをご覧ください
目次
上海浦東国際空港から市内へ、どの交通手段がベスト?
上海浦東国際空港から上海市内(人民広場など)へは下記の交通手段があります。
各手段の運賃、所要時間をまとめたのがこちらです。
| 手段 | 料金 | 所要時間(人民広場迄) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 地下鉄(2号線) | 7 CNY | 約60分 | 【最安】時間が読める。乗換なし(直通便有) |
| DIDI(配車アプリ) | 約150〜200 CNY | 約45〜60分 | 【ラク】ドアツードア。複数人でお得 |
| タクシー | 約200 CNY | 約45〜60分 | 【ラク】すぐ乗れるが料金・言葉の壁あり |
| リニア+地下鉄 | 約55 CNY | 約45分 | 【体験】レアなリニア乗車。乗換あり |
| 空港送迎サービス | 約350 CNY〜 | 約45〜60分 | 【安心】事前手配。日本語対応もあり |
| エアポートリンク線 | 約10 CNY+乗換 | 目的地による | 【注意】虹橋方面は速いが中心部へは乗換増 |
| エアポートバス | 24 CNY前後 | 約60〜90分 | 【夜間】他手段の運行外の時間に利用 |
- コスパ重視・時間が読める地下鉄(2号線)が王道
市内中心部(人民広場など)へ行くなら、運賃が7CNY(約110円)と圧倒的に安く、渋滞がない地下鉄2号線が一番のオススメです。人民広場や南京東路まで乗換なしで行ける便もあります。 - 荷物が多い、複数人なら配車アプリ(DIDI)やタクシー
ホテルへ直接移動する場合は、DIDIやタクシーの利用が便利です。日本のタクシーの半額以下なのでリーズナブル。特にDIDIなら料金が事前に確定し、言葉の壁もなく、ぼったくりの心配もありません。 - 観光体験ならリニアモーターカー
リニア乗車は上海観光の人気スポットの一つになっています。観光目的として一度は乗ってみるのもオススメですが、龍陽路駅で地下鉄への乗り換えが必要なため、手荷物が多い場合は不便です。 - エアポートリンク線は中心部や観光目的には不便
2024年に開通したエアポートリンク線(市域铁)は、虹橋空港や虹橋駅方面へのアクセスには革命的に速いですが、人民広場などの上海中心部を通らないため乗り換えが増えてしまい、逆に不便です。
ICカード購入は不要に
以降では各手段での行き方を詳しく説明しています。 こちらのボタンから直接ジャンプできます。
【A】地下鉄(2号線)での行き方
運賃7CNY(約110円)と圧倒的に安く、時間が読める地下鉄(2号線)で浦東国際空港から上海市内中心部へ行く方法を解説します。
地下鉄のメリット・デメリット
地下鉄のメリット・デメリット
乗車ルート
浦東国際空港から上海中心部(例:人民広場駅)までは、以下のルートです。人民広場駅なら乗り換えなしで約1時間で到着します(一部乗り換えが必要な便あり)。
浦東国際空港から人民広場のルート
※一部便は広蘭路(广兰路)駅で乗り換え
地下鉄の支払い方法
地下鉄の支払い方法は以下の通りです(2026年2月現在)。
地下鉄の支払い方法
Alipay QRコード乗車が最も便利です。事前にAlipayアプリで交通乗車コードを設定しておけば、切符を買う必要がありません。
Alipayでの地下鉄・バス乗車方法は別記事で詳しく解説しています。交通乗車コードの発行方法や改札での具体的な使い方を説明しています。
地下鉄での行き方レポ
浦東国際空港の到着ロビーに出ると、下の写真のように「地鉄Metro」という表示がありますので、それに従って進みます。

通路を「地鉄 Metro」の案内に沿って進むと、地下鉄の改札に着きます。写真は南通路の地下鉄改札です。

上海の地下鉄では、改札ゲートの前に手荷物検査があります。荷物を検査機に通します。

浦東国際空港の到着ロビーに出ると、下の写真のように地鉄Metroという表示がありますので、それに従って進みます。

地下鉄「浦东1号2号航站楼站」(浦東1号2号航站楼駅)の入場口です。Alipay QRコード乗車を利用しない場合は、券売機で切符を購入します。

上海の地下鉄では、改札ゲートの前に手荷物検査があります。荷物を検査機に通します。

改札ゲートでは、Alipay QRコードの場合はスキャナーにかざし、クレジットカードや切符の場合はセンサーにタッチして入場します。

2号線「往徐泾东」と書いてありますので、エスカレーターを降ります。浦東1号2号航站楼駅は始発(2026年現在)ですので、逆方向の地下鉄に乗る危険性はありませんが、降車用のホームに行かないように気をつけましょう。

市内まで直通便に乗ればそのまま人民広場周辺へ行くことができます。一部、広蘭路(广兰路)駅での乗り換えが必要な便もあります。
降車後は改札から出るときも入場時と同じように自動改札でQRコードをスキャン、またはカードをタッチしてください。
上海の地下鉄・バスの乗り方についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
【B】DIDI(配車アプリ)での行き方
大きな荷物がある場合や、複数人数での移動にはDIDIなど配車アプリが圧倒的に便利です。ホテルへ直接向かうことができます。
DIDI配車のメリット
DIDI配車のメリット・デメリット
運賃・所要時間
浦東国際空港から人民広場など上海中心部まで、約45〜60分、運賃は約150~200CNYです。時間帯や交通状況により変動します。
浦東国際空港でのDIDI配車方法
上海浦東国際空港でDIDIなど配車アプリを使う場合、乗車場所の指定が少しわかりにくいです。以下、ターミナル2(T2)に到着してから配車するまでを詳しく説明します。
荷物を受け取ってターミナル2の到着ロビーに出たところです。

ターミナル1への移動や地下鉄、タクシー、バスの移動の案内が出ています。まずは、どれも同じ方向(T1とT2をつなぐ通路)となるため、まずは案内に従ってそちらへ進みます。

T1へ移動する通路があります。タクシーに乗る場合は一番手前に案内があります。DIDIなど配車アプリを利用する場合は通路を進みます。

通路を進むと左右に移動する通路と交差します。案内表示では配車アプリの乗り場が E-hailing(車とスマホのアイコン)で表記されます。覚えておいてください。乗車場所はパーキング1(P1)とパーキング2(P2)のどちらかを指定できます。ここでは近いP2で乗車することにして、案内の方向へ進みます。※先に進むと地下鉄乗り場です

P2へ降りる入口があるので入ります。

到着ロビーは2階(2level)でDIDIタクシーの乗車場所は基本的には地下2階(B2)です。エスカレーターやエレベーターでB2へ降ります。

B2に降りました。案内が出ています。1区(青)、2区(黄色)、3区(緑)が配車エリアになっています。

床にわかりやすく案内が書かれています。

今回は2区で呼ぶことにしました。ここでDIDIアプリを開いて配車を依頼します。

DIDIアプリでの配車手順(浦東空港)
DIDI利用に必要なAlipay(スマホ決済)アプリおよびDIDIミニアプリの初期設定については別記事で詳しく解説しています。上海出発前に設定を済ませておいてください。
プードン空港の場合は乗り場の指定に注意してください。乗車場所の指定をタップします。

以下のようにターミナルの選択になります。T2(ターミナル2)かT1(ターミナル1)を選びます。ここではT2を選んでNextをタップして進みます。

T2で乗車できる場所の候補が表示されます。今回はP2(パーキング2)のB2(地下2階)の2区(Zone2)にいるので、以下を選択します。

目的地を入力します。日本語の漢字で「人民広場」と入力したら、候補に「人民广场-地铁站」が表示されました。

料金は時間帯によって大きく変わりますが、スタンダード(Standard)だとCNY184.3、エコノミー(Economy)だとCNY155.7でした。タクシーだとCNY173でした。

配車を確定させると、運賃と到着予想時間が表示されます。車両が近づいてくる様子がリアルタイムに表示されるのでわかりやすいです。車両とドライバーの情報も表示されるので、到着したら車のナンバーとアプリの情報を照合して乗車してください。

10分ほど待たされましたが、DIDIタクシーが到着しました。

混雑時はたくさんの車が到着します。本当に呼んだ車かどうかをしっかり確認してください。
到着後、降車時に料金を支払う必要はありません。降車後にDIDIミニアプリで支払いを行います。支払いを済ませないと次の利用ができないのでアプリの指示にしたがって速やかに支払いを済ませてください。
【C】タクシーでの行き方
上海は観光地などでタクシーを拾うとぼったくられる危険性があります。しかし、空港で規定の場所から乗車する場合は比較的トラブルは少ないと思われます。
DIDIは配車したり来た車を見つけるのに手間がかかるので、さくっとタクシーで移動してしまうのも良いと思います。
タクシーのメリット
タクシーのメリット
タクシー乗り場への行き方
浦東国際空港の到着ロビーに出ると、「出租车TAXI」という表示がありますので、それに従って進みます。

タクシー乗り場は、1階にあります。エスカレーターを降りて案内に沿って外にでると目の前に乗り場があります。

空港に配車されるタクシーはクレジットカードの支払いに対応している場合が多いようです。Alipayならばほぼ使えるので準備しておくと安心です。
【D】リニア(+地下鉄)での行き方
リニアモーターカーは、上海マグレブトレインとも呼ばれます。空港では「磁浮」(Maglev)と表記されています。
リニアモーターカーは上海観光の見どころの一つでもあります。記念に「リニアモーターカーに乗ってみたい」という場合にオススメのルートです。
リニア(+地下鉄)のメリット・デメリット
リニア利用のメリット・デメリット
運賃・所要時間
リニア運賃:50CNY(約1,000円)
所要時間:約10分
運行間隔:20分
搭乗券の半券があれば10CNY割引される制度があります。Alipayなどで支払うと自動的に40CNYが引き落とされるそうです。
2026年現在、上海浦東国際空港の始発は7:02です。地下鉄などより1時間遅いです。
運行時間の最新情報は公式サイトを確認してください。
リニア乗車の流れ
到着ロビーに出たら、磁浮/Maglevの案内に従って進みます。

動く歩道のある通路の突き当りで、地下鉄の乗り場とリニア(磁浮/Maglev)の乗り場に分かれます。リニアの乗り場は地下鉄(2号線)の向かいにあります。

リニアの運行は7時過ぎからです。6時前なのでまだクローズしていました。

乗り場の横に、有人のチケットカウンターと自動券売機があります。

車内では現在の速度が表示されています。昔は最高速度が430km/hでしたが、コロナ禍以降は300km/hで運行されているようです。

あっという間に龍陽路(龙阳路)駅に到着します。一度、リニアの龍陽路駅の改札を出て、地下鉄(2号線など)の龍陽路駅に乗り換えます。

【E】空港送迎サービス
空港送迎サービスは、名前が書かれたプレートを持った係員さんが到着口で待っていて、送迎車まで案内してもらえるので安心です。
上海浦東国際空港の送迎サービスには、中国語ドライバーのタイプと、日本語ドライバーのタイプがあります。
ドライバーさんと合流して、ついて行けばよいので話せなくても問題ないと思いますが、なにかあった場合は日本語が話せるドライバーのほうが安心です。
一番人気の送迎サービスは こちらの日本語ドライバーとのことです。最大乗車人数4人で車1台あたりCNY 430~です。
日本のツアーサイトVELTRAに掲載されているので日本人の利用も多く、口コミの実績もあります。
浦東空港⇔上海市内送迎(日本語ドライバー)の予約(VELTRA)
中国語ドライバーだと料金も安めでCNY 310~(4人まで乗車可)です。
浦東空港⇔上海市内 送迎(中国語ドライバー)の予約(VELTRA)【F】エアポートリンク線(市域铁)での行き方
2024年12月27日、浦東空港と虹橋空港を結ぶ新しい高速鉄道「エアポートリンク線(市域机场线/机场联络线)」が開通しました。
車両も新しくて快適で速度も早いのですが、空港間の移動がメインで上海中心部を通らないため市内への移動には適しません。
市内へ向かう場合は、虹橋空港まで行き、そこから地下鉄で中心部へ折り返す「V字型」のルートになります。
Airport Link Line 基本情報
エアポートリンク線のメリット・デメリット
エアポートリンク線のメリット・デメリット
エアポートリンク線の乗り方
浦東国際空港に早朝5時に到着し、エアポートリンク線の始発(6時)に乗ったときの様子をレポします。
空港到着後のルートは途中まで地下鉄と同じなので省略します。

エアポートリンク線の乗り場はターミナル2からの場合、地下鉄乗り場の先にあります。地下鉄の乗り場前にもエアポートリンク線(市域鉄)の乗り場はまっすぐ先との案内が出ています。

「市域鉄」の案内にしたがって先に進みます。

通路を進むと「市域鉄」の乗り場へ降りるエスカレーターがあります。

エスカレーターを降りると入口(Entrance Gate)と券売機(Tickets)の案内があります。

改札機では、AlipayのQRコードをスキャンさせる、クレジットカードをタッチする、などの方法で入場します。VISA、Mastercard、AMEX、JCBのマークがありました。

エスカレーターを降りてプラットフォームへ移動します。2024年開通なので車両もモダンな感じでした。2026年2月現在は、浦東1号2号航站楼駅が始発駅です(今後、延長予定)。始発は6:00です。

中も新しくてキレイでした。充電用のUSBポートもありました。

表示もキレイでわかりやすいです。

【G】エアポートバスでの移動
以前はエアポートバスも主要な手段でしたが、エアポートリンク線の開通に伴い主要路線が廃止になっています。
夜間も運行しているので、夜間に移動する場合は利用価値があるかもしれません。
エアポートバスの行き先、運行間隔
夜間に移動する場合、夜間線の「延安東路浙江中路」は人民広場エリアのすぐ近く(東側)に位置しています。
| 系統番号 | 行き先 | 停留所 | 運賃(元) | 運行間隔(分) |
| 空港4線 | 上海駅(北広場) | 張楊路金橋路・徳平路浦東大道・黄興路(五角場)・運光新村(大柏樹)・虹口サッカー場(花園路) | 18-24 | 15-25 |
| 空港7線 | 上海南駅 | ー (直行便) | 20 | 10-20 |
| 空港8線 | 南匯バスターミナル(恵南) | 当局楼・海天三路啓航路・交通隊・税関倉庫・航油站・東方航空・河濱西路卡口・空港保税区・金聞路聞居路・祝潘公路川南奉公路・千匯路南祝公路・南祝公路周祝公路・南祝公路祝成路・南祝公路衛亭路・塩倉・人民公路城東路・南匯汽車站 | 2-10 | 混雑時:15-30 閑散時:60 |
| 空港環状1号線 | 航城園 | 当局楼・公安分局・指揮部(非ラッシュ駅)・税関倉庫・航空公司・施湾 | 2-3 | 30 |
| 夜間線 | 虹橋バスターミナル東交通センター | 浦東国際空港T1・T2ターミナル・龍陽路芳甸路・世紀大道地下鉄駅・延安東路浙江中路・延安中路華山路・延安西路虹許路・虹橋枢紐東交通中心 | 18-34 | 45未満 |
エアポートバスの乗車までの流れ
エアポートバスは「机场巴士 Airport Bus」と表示されています。この案内にしたがって乗り場まで進みます。

ターミナルに降りると乗り場があり、系統番号(机场○线)が掲示されています。

以上、上海浦東国際空港から上海中心部への主要な移動手段について詳しく説明しました。






