シェフ・ミッキーとのキャラクター・グリーティングが楽しめる香港ディズニーの「シェフ・ミッキー」の予約方法、攻略法などを詳しく解説します。お得な予約方法もご紹介します。
シェフ・ミッキー(Chef Mickey/米奇厨师餐厅)は、香港ディズニーランドのオフィシャルホテル「ディズニー・ハリウッド・ホテル」の中にあるキャラクター・ダイニングです。HK$ 258~とお手頃な料金で、ミッキーとのグリーティングが楽しめるので人気があります。朝食ビュッフェは予約なしで、そのままレストランに行けばよいので手軽に利用できるのも人気の理由です。シェフ・ミッキーを2019年3月に訪問し、キャラクター・グリーティングを楽しんで来ましたので、予約方法などの説明とあわせて体験レポートもご紹介します。
目次
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」のキャラグリ攻略ポイント
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」のキャラクター・グリーティングについて、抑えておかないといけない攻略ポイントをまとめます。
・シェフ・ミッキーのグリーティングは、シェフ・コスチュームのミッキーがメインです。毎日実施しているブレックファースト(朝食)・ビュッフェでは、シェフ・ミッキーに会えます。土曜日、日曜日、祝祭日のみのランチビュッフェでは、ミッキーとドナルドの二人が登場します。2018年後半からミニーが金曜日のディナーに登場しています。祝休日・祝前日のディナーはミッキーです。月曜~木曜のディナーはキャラグリなしなので気をつけてください。
・料金は、ブレックファーストがHK$258(約3,700円)~とキャラクター・ダイニングにしてはリーズナブルな金額です。ディナーも会えるのがミッキーやミニーどちらか一人ですが、料金はHK$468~(約6,700円)です。4人のキャラクターに会える香港ディズニーランド・ホテルの「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」の朝食料金HK$ 348(約5,000円)と比べてしまうと、ディナーは割高感があります。
・「シェフ・ミッキー」の嬉しいところはブレックファーストが予約制でないことです。当日、予約なしで行けばミッキーとのグリーティングが楽しめます。祝休日のみのランチは、公式サイトでオンライン予約ができます。ディナーは、公式サイトのオンライン予約がないので、国際電話をするか予約代行サービスを利用します。
なお、シェフ・ミッキーがある「ディズニー・ハリウッド・ホテル」について下記記事で詳しく解説しています。安く予約する方法も徹底的に調査しています。
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」のキャラグリ・料理
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」のキャラクター・グリーティングや料理を簡単にご紹介します。
グリーティングできるディズニー・キャラクター
シェフ・ミッキーだけあって、メインのグリーティングはシェフコスチュームのミッキーです。ブレックファーストは毎日ミッキー一人とのグリーティングです。ランチ(祝休日のみの)はミッキーとドナルドの二人に会うことができます。2018年の後半から金曜日のディナーにミニーが登場しています。祝休日と祝前日のディナーはシェフ・ミッキーです。会えるキャラクターの人数は少ないですが、そこはキャラグリ天国の香港ディズニーランドなので、満足いくまでグリーティングを楽しむことができます。なお、月曜から木曜のディナーはキャラグリなしなので気をつけてください。
登場キャラクターの詳細は、記事中のスケジュールにも記載します。
キャラクターに会いに行くタイプのグリーティングなので、エンチャンテッド・ガーデン・レストランのブレックファーストのようにキャラクターが来るのを、そわそわしながら待つ必要がありません。時間に余裕のない朝には嬉しいシステムです。
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」の料理
シェフ・ミッキーはビュッフェスタイルのキャラクター・ダイニングです。料理は、飲茶などの中華、オムレツなどの洋食に加えて、そばなどの和食も楽しめます。シェフ・ミッキーより料金がお高い「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」のビュッフェと比べて、ほぼ遜色がないのでコスパが良いです。香港ディズニーの料理は、美食の香港だけあってレベルが高いです。
ダッフィー&フレンズのキャラクターなど装飾されていて、ディズニーの雰囲気を楽しみながら食事ができます。
人気の飲茶には子豚のBBQまんもあります。「クリスタル・ロータル」でディズニー飲茶として食べたら、これだけで結構なお値段です。
ミッキーのワッフルやプーさんのバナナケーキなど、食べていて楽しくなるメニューもあります。サラダ用のクルトンもミッキーです。
2019年3月にシェフ・ミッキーに行きましたので、その時のブレックファーストのメニューを体験レポートで詳しくご紹介します。
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」 料金・スケジュール
シェフ・ミッキーは、ブレックファーストとディナーは毎日やっており、ランチは祝休日のみの実施です。ブレックファーストは、予約なしでシェフ・ミッキーに直接いって食事をすることができます。注意が必要なのは、月~木のディナーは、キャラグリなし、という点です。その分、ちょっと料金は安いのですがキャラクターなしで、この料金は正直高いと思います。祝休日のランチ以外は、会えるキャラクターが一人なのでHK$258(約3,700円)~と安いブレックファーストはコスパの良いキャラクター・ダイニングと言えます。
利用可能日 | セッションとスケジュール | 会えるキャラクター | 大人料金 | 子供料金 |
---|---|---|---|---|
ブレックファースト | ||||
毎日 | 午前7:30~午前11:00 | ミッキー | HK$258 より | HK$168 より |
ランチ | ||||
土曜日、日曜日、 祝祭日 | 午後12:00~午後4:15 (入店から2時間のランチビュッフェ) | ミッキー | ドナルド | HK$338 より | HK$218 より |
フルシート (午後12:00~午後4:15) | HK$388より | HK$248 より | ||
ディナー | ||||
月曜日~木曜日 | 午後5:30~午後10:00 | キャラグリなし | HK$428 より | HK$278 より |
金曜日 | ミニー | HK$468 より | HK$298 より | |
土曜日、日曜日、 祝祭日、祝前日 | 午後5:30~午後10:30 (入店から2時間の ディナービュッフェ) | ミッキー | HK$548 より | HK$358 より |
上の表の料金に加え、10%のサービスチャージがかかります。
香港ディズニー「シェフ・ミッキー」の予約方法
シェフ・ミッキーは人気のキャラクター・ダイニングですが、朝食は「予約なし」で直接レストランへ行けば良いので利用しやすいです。ランチは、土曜日、日曜日、祝祭日のみの実施ですが、公式サイトでオンライン予約ができます。ディナーは予約がちょっと面倒で、英語での国際電話になります。私が訪問した閑散期の3月平日は、予約なしでも大丈夫そうでしたが、繁忙期は予約をしておいたほうが安心だと思います。
ディズニー・ハリウッド・ホテルを予約している場合は、メールでの予約可能です。こちらも英語(か中国語)でメールをやり取りする必要があります。
各予約方法を以下で詳しく解説します。これまではJCBカードの所有していればJCBプラザコールセンターで予約できたようですが、最近は予約できないようです。
予約方法①:公式サイトで予約(祝休日ランチのみ)
土曜日、日曜日、祝祭日に実施されるランチビュッフェは香港ディズニーランドの公式サイトでオンラインで予約できます。英語で電話する必要がないのでお手軽です。42日前から予約可能です。ディズニー・ハリウッド・ホテル宿泊者専用の120日前予約には未対応のようです。ディズニー・ハリウッド・ホテルを予約している方は、下記のメールのほうがオススメです。
オンライン予約の料金は10%のサービスチャージが含まれて通常料金(サービスチャージが含まれない)と同じなので10%のチャージ分お得になります。
予約方法②:海外レストラン予約サービス「グルヤク」で予約
ディナーは香港ディズニー公式サイトでオンライン予約できません。したがって、英語での国際電話での予約になります。国際電話料金もかかるので、予約をする場合は海外レストラン予約代行サービス「グルヤク」を使うケースも多いようです。手数料がかかってしまいますが、オンラインで予約が完結するので利用者が増えているようです。
予約方法③:国際電話で予約
香港ディズディズニー・ハリウッド・ホテル +852 3510-5000 に国際電話で予約ができます。英語か中国語で通話する必要があります。国際電話の料金がかかりますので注意してください。
42日前から予約可能です。ディズディズニー・ハリウッド・ホテルを予約していれば120日前から予約できます。ホテル宿泊者は以下のメールでの予約のほうが簡単です。
予約方法④:ディズニー・ハリウッド・ホテル宿泊者限定 メール予約
香港ディズニー・ハリウッド・ホテル宿泊者は、メールでシェフ・ミッキーを予約できます。ホテル予約完了時のメールに記載されているメールに、英語または中国語で名前・予約番号・日付・希望時間(ブレックファースト、ランチ、ディナー)・人数をメールします。
「シェフ・ミッキー」キャラクター・ダイニング 体験レポ
2019年3月に「シェフ・ミッキー」を利用して、ミッキーとのキャラクター・グリーティングと美味しい朝食ビュッフェを楽しんできたので、その様子をレポートします。
「シェフ・ミッキー」の行き方・場所
シェフ・ミッキーはディズニー・ハリウッド・ホテル内にあります。ディズニー・ハリウッド・ホテルとディズニー・エクスプローラーズ・ロッジは隣り合っており歩いて数分なので、ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジの宿泊者も利用できると思います。
ハリウッド・ホテルに入り、ロビーの通路を右手に進むとシェフ・ミッキーがあります。
「シェフ・ミッキー」の受付
朝食は7:30からスタートです。5分前に行きました。入り口付近に10人ほど集まっていましたが、列はできていませんでした。
ブレックファーストビュッフェの営業時間は7:30-11:00です。料金は、大人 HK$ 258(約3,700円)、こどもHK$ 168(約2,400円)です。これに10%のサービス料が加わります。
7:28くらいにキャストさんから声がかかって受付が始まりました。急ぐ必要はありません。順にキャストさんが席に案内してくれます。
「シェフ・ミッキー」の内部
天井はミッキーの形の照明です。レストラン内の装飾はアールデコ様式になっています。
ビュッフェ・エリアにはダッフィー&フレンズのタペストリーがかかっていました。香港ディズニーオリジナルのクッキーももちろんいます。
3月のイースター期間中だったので、ブレッドコーナーには、イースターエッグ型のミッキーたちがいました。微妙に手作り感があります。
3月だったので動いていませんでしたが、アイスクリーマーもありました。ここにもダッフィー、ステラ・ルー、クッキーがいます。
「シェフ・ミッキー」のキャラグリ
ミッキーの登場は、8時ころからになります。それまではゆっくりビュッフェを楽しみます。ブレックファースト・ビュッフェのメニューは後半で詳しくご紹介します。
テーブルの上には、下のカードがおいてあります。ミッキーと会えるのは、8:00-10:45の間と書いてあります。このカードを渡してグリーティングします。ミッキーとドナルド2人のグリーティングのときは、それぞれのカードがおいてあります。
8時になり、軽快な音楽とともにシェフ・ミッキーが登場しました。レストラン内をまわって、入り口付近のグリーティング・エリアに行きます。短くて、手ブレがひどいですが、ミッキー登場の動画です。
登場直後にグリーティングの列に行ったところ前に3,4組並んでいました。列がすごく長くなることはないので慌てる必要はありません。ただし、途中でミッキーが一時退場するので早めにグリーティングを済ませておいたほうがゆっくりできると思います。
自分の番になったら、キャストさんにテーブルにあったカードを渡します。キャラグリ天国の香港ディズニーですので、ゆっくりミッキーとの撮影を楽しめました。朝一でミッキーとのキャラグリをしてテンションがあがりました。
キャストさんがテーブルまで会計に周ってきます。料金はレストランで支払います。ホテルのチェックアウト時の支払いではないので、財布を忘れずに持参してください。
「シェフ・ミッキー」はHK$ 258~とリーズナブルな料金、かつ、朝食であれば予約なしでミッキーとのグリーティングをおもいっきり楽しめるのが非常に良かったです。グリーティングできるのがミッキーだけなのはちょっと残念ですが、自分で会いに行くタイプなのでスケジュールをコントロールしやすいのも、忙しい朝にはメリットでした。
「シェフ・ミッキー」ブレックファーストのメニュー
シェフ・ミッキーのブレックファーストは、中華、和食、洋食、インド料理などインターナショナルな料理が食べられます。種類がありすぎて、かなり迷います。時期によってメニューは変わると思いますが、料理が種類豊富という点は変わりません。
一番人気は、飲茶コーナーでした。小籠包やシュウマイ、餃子など鉄板の飲茶が揃っています。
定番の小籠包です。微妙に既製品感はありますが、香港だけあって美味しい小籠包でした。餃子もいただきましたが、日本によくある普通の餃子という表現がぴったりです。
和食コーナーには、季節を意識して桜そばがありました。なかなか美味しいそばでした。飛行機の機内食のそばもそうですが、外国で食べるそばの評価は甘くなりがちです。
そばにトッピングできるような漬物がたくさん並んでいます。菊正宗の樽で日本感を出しているのが面白かったです。
麺をオーダーできるコーナーも人気です。麺は中華麺とビーフンから選べます。トッピングは、ビーフのミートボール、魚の団子、ワンタンがあります。
サモサとトッポギです。インド料理と韓国料理の謎のコラボでした。
個人的に一番美味しかったのが、下の写真の台湾料理のコーナーでした。とろとろに煮込まれた豚の角煮が美味しかったです。煮玉子も台湾料理の定番です。
パーパド(pappadum)というインドのチップスと、オニオンリングです。
ソーセージ、ハム、ハンバーグなどベーシックな料理もあります。
オムレツも中の具材を選んでその場で作ってもらえます。どこのディズニーレストランでも行列ができています。
普通のヨーグルトに加えストロベリー、ブルベリーヨーグルトがありました。右下のドライフルーツなどが入っているものはミューズリーというシリアルの一種です。
サラダコーナーも充実しています。レタス、トマト、コーン、きゅうり、レッドビーンズなどがありました。
ドレッシングは、シーザー(Caesar Dressing)、フレンチドレッシング(Vinalgrette Dressing)、バルサミコ酢(Balsamic)、サウザンアイランドドレッシング(Thousand Island Dressing)、タイ風スパイシードレッシング(Thai Spicy Sauce)がありました。サウザンアイランドドレッシングは中国語で「千島汁」なのがちょっとおもしろいです。下にミッキー型のクルトンがあります。
スモークサーモンがいっぱい盛ってありました。美味しいスモークサーモンでした。
チーズ、ナッツ、クラッカー、ドライフルーツなど、おつまみっぽいものが並んでいます。
定番のミッキー・ワッフルもいっぱい残っていました。ホイップクリーム、チョコレートソース、ストロベリーソースなど好きなトッピングで楽しめます。
キレイな焼き色のついたエッグタルトです。エッグタルトは香港名物なので人気があります。
プーさんのバナナケーキです。キレイに焼けているもの、微妙に顔が崩壊しているものなど個性があります。
クロワッサン、パン・オ・ショコラなどブレッドの種類もたくさんあります。
シリアル用のボールには、ミッキーたちのキャラクターが描かれています。
ドリンクはコーヒー・紅茶もあります。コーヒーをいただきましたが、ちゃんとしたコーヒーでした。
ジュースはオレンジ、アップル、パイナップルなどがありました。
以上、香港ディズニーランドの公式ホテル「ディズニー・ハリウッド・ホテル」のキャラクター・ダイニング「シェフ・ミッキー」についてキャラクター・グリーティングの情報、予約方法、体験レポートなどをご紹介しました。
香港ディズニーランド・ホテル内にある「ディズニー飲茶」が食べられることで人気の中華レストラン「クリスタル・ロータス」について下記の記事で詳しく解説しています。ディズニー飲茶を食べるには事前の予約が必要なので、記事を参考に予約を忘れずにしてください。
また、同じ香港ディズニーランド・ホテル内あるキャラクター・ダイニング「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」では、ミッキー、ミニー、ドナルド、プルートなど4人のキャラとのグリーティングが楽しめます。「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」の詳細は下記記事を参考にしてください。
その他の香港ディズニーランドのキャラクター・ダイニングや他のレストランなどの情報を下記記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
この他にも香港ディズニーや香港旅行を楽しむための情報を掲載しています。
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