香港ディズニーランドのすべてのアトラクションを詳しく解説します
香港ディズニーランドは規模は大きくありませんが、アトラクション数が30以上もあるため、すべてを把握するのは大変です。そこで、33個の全アトラクションを1つの記事で網羅的に解説します。記事が長くなりましたが、アトラクションの個別記事をいちいちクリックしなくてよいので、流し読みして概要を把握するには便利だと思います。
また人気アトラクション10個を選んで詳しく解説しています。手短に香港ディズニーランドの主要アトラクションを把握したい場合は、ここまでを読んてみてください。
なお、何がアトラクションかの定義があいまいなので、香港ディズニーランド公式サイトのアトラクションリストにあるものを紹介しています(ただしマジック・アクセス専用のものは除きました)。
目次
- 1 香港ディズニーランド アトラクション攻略法
- 2 香港ディズニーランド 人気・おすすめアトラクション ベスト10
- 2.1 ①ハイパー・スペース・マウンテン:Hyperspace Mountain
- 2.2 ②ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー:Big Grizzly Mountain Runaway Mine Cars
- 2.3 ③アイアンマン・エクスペリエンス(AIA提供):Iron Man Experience – Presented by AIA
- 2.4 ④アントマン&ワスプ:ナノバトル!:Ant-Man and The Wasp: Nano Battle!
- 2.5 ⑤トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ:Toy Soldier Parachute Drop
- 2.6 ⑥RCレーサー:RC Racer
- 2.7 ⑦ザ・メニー・アドベンチャー・オブ・ウィニー・ザ・プー:The Many Adventures of Winnie the Pooh
- 2.8 ⑧ミスティック・マナー:Mystic Manor
- 2.9 ⑨フェアリーテール・フォレスト:Fairy Tale Forest
- 2.10 ⑩眠れる森の美女の城(現在リニューアル中):Sleeping Beauty Castle
- 3 香港ディズニーランド アトラクション 待ち時間
- 4 メインストリートUSAのアトラクション
- 5 アドベンチャーランドのアトラクション
- 6 グリズリー・ガルチのアトラクション
- 7 トイ・ストーリーランドのアトラクション
- 8 トゥモローランドのアトラクション
- 9 ファンタジーランドのアトラクション
- 10 ミスティック・ポイントのアトラクション
香港ディズニーランド アトラクション攻略法
最初に香港ディズニーランドのアトラクションを攻略するために、最低限知っておいたほうが良いことまとめます。
・香港ディズニーランドにもたくさんのアトラクションがありますが、東京ディズニーランド/ディズニーシーと比べると待ち時間が短いため、人気アトラクションの全制覇は難しくありません。記事中にアトラクションの待ち時間の目安を記載しますが、5分から長くても30分程度の待ち時間のものが多いです。
・TDL/TDSでアトラクションに効率的に乗るのに欠かせないファストパスですが、香港ディズニーランドでは対応アトラクションが少ないのと、そもそも待ち時間が短いので、あまり役立ちません。ファストパスを使ったほうがいいのは、ザ・メニー・アドベンチャー・オブ・ウィニー・ザ・プーくらいです。
・香港ディズニーランドへはキャラクター・グリーティングやショーをメインに行かれる方も多いと思います。スキマ時間でも、ハイパー・スペース・マウンテンやビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーなど人気アトラクションに乗れてしまうので、キャラクター・グリーティングやショーをメインにしても十分アトラクションを楽しめます。
・待ち時間が長いアトラクションはトイ・ストーリーランドにあるRCレーサー、トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップです。トイ・ストーリーランドのオープン時間は、他のエリアより30分遅れることが多いです。時間差を活用してエリアのオープンと同時に乗車するのが効率的です。グリズリー・ガルチにあるビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーも同じ時間にオープンしますが、回転がよく、混まないので後回しでも大丈夫です。
・時間が限られる場合は、TDL/TDSにもあるアトラクションの優先度を下げるのも作戦です。多少スケールが小さくても初めて体験するアトラクションは楽しいものです。ただ、一見似ているようでグレードアップしているアトラクションも多いので注意してください。本記事中ではTDL/TDSとの違いも解説します。イッツ・ア・スモール・ワールドはTDLのリニューアル前、ディズニーキャラクターが登場するバージョンを先行して楽しめたので人気がありましたが、今は優先度を下げてもよいかなと思います。
香港ディズニーランド 人気・おすすめアトラクション ベスト10
香港ディズニーランドで特に人気があるアトラクションを10個選び、詳しく解説しています。各アトラクションには、以下の情報を記載しています。アトラクション選びの参考にしてください。
レア度:香港ディズニーにしかないアトラクションなど、香港で乗っておくべきアトラクションほど★が多くなります。
混雑度:アトラクションの待ち時間の長さです。待ち時間の目安も記載しますが、シーズン、曜日、時間帯によっても大きく変わるので目安として考えてください
絶叫度:アトラクションの絶叫度合いです。
①ハイパー・スペース・マウンテン:Hyperspace Mountain
レア度:★★★
混雑度:★☆☆ (10分待ち)
絶叫度:★★★
東京ディズニーランドに3大マウンテンがあるように、香港ディズニーランドには2大マウンテンがあります。このハイパー・スペース・マウンテンと次に紹介するビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーです。絶叫系が平気な方は2大マウンテンをぜひ制覇してみてください。
ハイパー・スペース・マウンテンは2016年にリニューアルされて、スター・ウォーズの世界とスペース・マウンテンが融合しました。東京ディズニーランドでスペース・マウンテンに乗り飽きた方も違う世界観が楽しめるので乗ってみてください。TDLでは待ち時間が1時間を超えるスペース・マウンテンですが、10~15分待ちで乗れることが多いです。
ファストパスにも対応していますが、スタンバイと待ち時間がほとんど変わらないです。
待ち時間が少ないので、どんどん進んでしまいキューラインを楽しむ時間はありません。
乗り場はTDLと似たような感じです。乗り場を囲むように通路があり、乗り場に降りていきます。
ここまではTDLと大きな差はありませんでしたが、スタートすると、スター・ウォーズの世界に突入します。実際に乗車して体験してください。
②ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー:Big Grizzly Mountain Runaway Mine Cars
レア度:★★★
混雑度:★★☆ (10分待ち)
絶叫度:★★★
ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーはゴールドラッシュ時代の鉱山をトロッコで疾走するジェットコースタータイプのアトラクションです。TDLのビッグサンダーマウンテンと似たアトラクションですが、大きく違うところがあります。個人的にはビッグ・グリズリー・マウンテンのほうが楽しいです。
ビッグ・グリズリー・マウンテンはグリズリー・ガルチにあります。下の写真の建物が入り口です。ファストパスはありませんが、いつも15分待ちくらいです。空いているときは、5分待ちということもあります。待たないで乗れるビッグサンダーマウンテンというだけでも価値があります。
アトラクションの内装は、ゴールドラッシュ時代の鉱山会社を事務所をイメージしてあります。
ライドも鉱山のトロッコの形をしていて、ビッグサンダーマウンテンと似ています。
ビッグサンダーマウンテンと、どこが違うかは実際に乗車して体験してください(ハイパー・スペース・マウンテンと似た説明になってしまいまいましたが、ネタバレすると面白くないので)。ビッグサンダーマウンテンより絶叫度は高いです。
アトラクションから降りて出口を出ると、ライドがおいてあります。ここでライドに乗って記念撮影できます。
③アイアンマン・エクスペリエンス(AIA提供):Iron Man Experience – Presented by AIA
レア度:★★★
混雑度:★☆☆ (10分待ち)
絶叫度:★★☆
日本でもアベンジャーズが大人気ですが、海外ではマーベルヒーローズは人気があります。アイアンマン・エクスペリエンスはTDLのスター・ツアーズのようなシミュレーター型のライドです。映画と同様に、アイアンマンになって高速での飛行を体験できます。待ち時間も短いのでおすすめです。ちなみにスポンサーになっているAIAグループは香港に拠点がある生命保険会社です。
アトラクション内部のキューラインにはアイアンマンに関する展示がたくさんあります。
アイアンマンことトニー・スタークが社長になている「スターク・インダストリーズ」が開発した製品が並びます。
ライドの乗車方法の説明があります。TDLのスター・ツアーズを体験していれば、戸惑うことはありません。
おいてある3Dグラスを取ります。ちなみにグラスには、スタークヴィジョングラスと言う名前がついています。
指定された列に並びましょう。好きな列に行くことはできませんが、少し後方の列のほうがスクリーンを見やすいです。
扉が開いたらシミュレーターの中に入ります。奥から順に座りましょう。
④アントマン&ワスプ:ナノバトル!:Ant-Man and The Wasp: Nano Battle!
レア度:★★★
混雑度:★★☆ (15分待ち)
絶叫度:★☆☆
アントマン&ワスプ:ナノバトル!は2019年3月にオープンした最新アトラクションです。アイアンマンと同様、マーベルヒーローズのアントマンをテーマにしたアトラクションです。以前はバズ・ライトイヤーのアストロブラスターだったのをリニューアルしたので、アトラクションも同じシューティング型になっています。TDLのアストロブラスターと比べて、レーザー銃が正確に的にあたるので、シューティングゲームとしてのゲーム性も高くなっています。
東京のディズニーランドではオープン直後のアトラクションはしばらくの間、長い待ち時間が続きますが、アントマン&ワスプ:ナノバトル!はオープン直後から20分前後の待ち時間でした。最近は15分くらいが多いです。
⑤トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ:Toy Soldier Parachute Drop
レア度:★★★
混雑度:★★★ (30分待ち)
絶叫度:★★☆
続いて、トイ・ストーリーランドの人気アトラクションを2つ紹介します。TDL/TDSにはないので絶対に乗りたいアトラクションです。ただ、どちらも待ち時間が香港ディズニーにしては長いです。トイ・ストーリーランドは、他のエリアより30分遅れてエリアがオープンすることが多いので、時間差を活用してエリアのオープン直後に乗るのがおすすめです。
最初にご紹介するのがトイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップです。トイ・ストーリーのソルジャー達と一緒にパラシュートの飛行訓練をするフリーフォール型のアトラクションです。フリーフォールと言ってもTDSのタワー・オブ・テラーのように激しいものでなく、ゆっくり上昇・下降するので絶叫系が苦手な方でも楽しめます。
キューラインは、トイ・ソルジャー達の訓練基地になっています。シングルライダーにも対応しているので、混雑しているときは利用すると効率的です。ただ、シングルライダーの列が閉鎖されている(閉鎖されているのか、開いているのかわからない)場合もあるので、入り口のキャストさんに聞いてみてください。
座席は1列3人まで乗れます。荷物を近くの棚において座席に座りシートベルトを締めます。どの席も景色を楽しめますが、私は入り口から遠い方の席を確保することが多いです(パークの中心部に近いので)。
以下の動画のようにゆっくり昇降します。とはいえ叫び声は聞こえてきます(笑)。
⑥RCレーサー:RC Racer
レア度:★★★
混雑度:★★★ (30分待ち)
絶叫度:★★★
RCレーサーもトイ・ストリーランドにある人気アトラクションです。アンディが、お気に入りのリモコンカーを走らせて遊んでいるという設定のアトラクションです。香港ディズニーランドでも1、2を争う絶叫系アトラクションで、27mある半円型のトラックを高速で上下します。
待ち時間が30分程度と香港ディズニーランドで1番混雑する絶叫系アトラクションです。ファストパスもシングルライダーもないので、普通に並ぶしかありません。キューラインはサーキット場のイメージです。
緑のリモコンカーのデザインをしたライドです。乗車時は、一度ライドを通り越して反対側にある荷物置き場に荷物をおいてからシートに戻ります。この準備に時間がかかるため回転が悪く、終日待ち時間が長くなります。
実際に乗ると外から見ている以上に高くまで上がっている気がして、絶叫系好きには満足度の高いアトラクションです。
⑦ザ・メニー・アドベンチャー・オブ・ウィニー・ザ・プー:The Many Adventures of Winnie the Pooh
レア度:★★☆
混雑度:★★☆ (30分待ち)
絶叫度:★☆☆
これまで紹介したアトラクションは絶叫系が多くなってしまいましたが、お子様でも安心して乗れるのがザ・メニー・アドベンチャー・オブ・ウィニー・ザ・プーです。TDLのプーさんのハニーハントとほぼ同じアトラクションです。ちょっと残念なのは、TDLのハニーハントはライドにレールがなく自由に動き周りますが、香港ディズニーランドのプーさんはレールの上を走ることです。
待ち時間は20~30分くらいが多いです。ファストパスに対応しています。ハニーハントと比べると圧倒的に空いていますが、香港ディズニーランドはファストパスを使うシーンが少ないので、プーさんは取っておくと良いです。
キューラインはハニーハントと同様にくまのプーさんの絵本の装飾になっています。
ライドに乗ってくまのプーさんの冒険を楽しみます。乗車時間は約4分です。
⑧ミスティック・マナー:Mystic Manor
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (5分待ち)
絶叫度:★☆☆
ミスティック・マナーも香港ディズニーランドで人気のあるアトラクションの一つです。TDLのホーンテッドマンションに似ていますが、アトラクション中の仕掛けがかなりグレードアップされています。TDLのホーンテッドマンションは飽きてしまった、という方も別物だと思って乗ることをおすすめします。
ミスティック・マナーは、大富豪 ヘンリー・ミスティック卿の邸宅にある様々な美術作品をライドに乗って鑑賞します。
キューラインには、ヘンリー・ミスティック卿のコレクションが展示されています。卿は、ソサエティ・オブ・エクスプローラー・アンド・アドベンチャー (S.E.A.) という探検家の組織に所属しています。S.E.A.にはタワー・オブ・テラーでお馴染みのハリソン・ハイタワー三世も所属しています。よく探すと、ハイタワー三世も登場しています。
扉で仕切られたエリアを進んで行くというのもホーンテッドマンションと似た感じです。
ミスティック・マナーの事実上の主人公はヘンリー・ミスティック卿でなく、飼っているサルのアルバートです。いたずら大好きなアルバートがいろいろ事件を引き起こします。アルバートのグッズはミスティック・マナーを出たところにあるショップで購入できます。
アンティークなソファーのデザインのライドに乗り込みます。乗車するライドによってツアー内容が微妙に変わるため、何度も乗る方も多いようです。TDLのプーさんのハニーハントのようにレールがなく磁気で移動します。
夜のミスティック・マナーは怪しくライトアップされていて写真撮影スポットにもなっています。
ミスティック・マナーの動画をアップしています。ネタバレになってしまうので、体験したあとに御覧ください。
⑨フェアリーテール・フォレスト:Fairy Tale Forest
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (-)
絶叫度:-
フェアリーテール・フォレストは、アトラクションというより巨大なフォトスポットです。「塔の上のラプンツェル」、「白雪姫と七人のこびと」、「美女と野獣」、「シンデレラ」、「リトル・マーメイド」をテーマにした庭園が続きます。また、ティンカー・ベルとのグリーティングも楽しむことができます。
フェアリーテール・フォレストの入り口です。列ができていることはほぼありません。
このように、それぞれの物語をテーマにした城などのオブジェと写真撮影用のフレームがおいてあり、記念撮影をすることができます。塔の上のラプンツェルは、ラプンツェルが住んでいた塔があります。フレームにはパルカルがいます。
物語のシーンを再現したミュージックボックスもおいてあります。二人でランタンを飛ばすシーンが再現されています。
「美女と野獣」はビーストが住むお城「ビースト・キャッスル」です。フレームはポット夫人とルミエールです。
シンデレラは当然シンデレラ城です。フレームには、ジャックとガスがいます。
シンデレラのエリアを先に進むと、左手に通路があります。ショータイムにはティンカー・ベルのグリーティングが行われています。
ティンカー・ベルとグリーティングできる時間は香港ディズニーランドの公式アプリで調べることができます。
公式アプリの詳しい使い方を下記記事で解説しているので参考にしてください。
リトル・マーメイドのエリアが続きます。フランダーのフレームです。
このように、フェアリーテール・フォレストにはたくさん写真を撮るスポットがあります。混雑していると写真撮影にちょっと時間がかかるかもしれません。
⑩眠れる森の美女の城(現在リニューアル中):Sleeping Beauty Castle
レア度:-
混雑度:- (-)
絶叫度:-
人気アトラクションの最後にご紹介するのは、香港ディズニーランドのシンボル「眠れる森の美女の城」です。大変残念ながら2019年6月現在、リニューアル中で見ることができません。現在は以下のように覆われていて、中を見ることができません。2020年のオープンが待ち遠しいところです。
香港ディズニーランド アトラクション 待ち時間
攻略法でも解説したように、香港ディズニーランドのアトラクションの待ち時間は非常に短い物が多いです。アトラクションの待ち時間は日によってかなり異なります。下記表では、継続的に各アトラクションの待ち時間を調べています。
No | アトラクション | 待ち時間 | FP |
---|---|---|---|
1 | 40 / 40 / 30 | ||
2 | 50 / 40 / 10 | ||
3 | 30 / 30 / 40 | ||
4 | 30 / 40 / 20 | ||
5 | 25 / 20 / 20 | ||
6 | 20 / 20 / 20 | ||
7 | 25 / 25 / 10 | ||
8 | 25 / 15 / 30 | FP | |
9 | 20 / 20 / 20 | ||
10 | 20 / 20 / 15 | FP | |
11 | - / - / 15 | ||
12 | 15 / 15 / 5 | ||
13 | 15 / 15 / 5 | ||
14 | 10 / 10 / 10 | ||
15 | 10 / 10 / 5 | ||
16 | 10 / 5 / 10 | ||
17 | 5 / 5 / 15 | ||
18 | 5 / 5 / 5 |
アトラクションの待ち時間は短いですが、キャラクター・グリーティングは長時間並ぶものもあるので、グリーティングやショーを優先してスケジュールを立てるのがよいと思います。
メインストリートUSAのアトラクション
香港ディズニーランドのアトラクションを以下、エリア別にご紹介します。上の人気アトラクションで紹介したものは以下では省略します。
最初に、ゲートから最も近いメインストリートUSAのアトラクションをご紹介します。メインストリートUSAはショップやレストランがメインなので、アトラクションはほとんどありません。
アニメーション・アカデミー:Animation Academy
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (-)
絶叫度:-
ディズニーキャラクターの描き方を練習できるアトラクションです。紙が配布され、前方に投影されるガイドにしたがってキャラクターを書いていきます。所要時間は20分間ほどです。掲示されているスケジュールに時間と練習できるキャラクターが表示されているので確認してください。
メインストリート・ビークル:Main Street Vehicles
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (-)
絶叫度:-
メインストリートU.S.A.をゆったり走るクラシックな2階建てバスやタクシーに乗車できます。乗降車はゲートに近いタウンスクエアおよびプラザになります。1周はできず、乗ったところと逆側の停留所で一度下車する必要があります。
ロイヤル・プリンセス・ガーデン:Royal Princess Garden
レア度:★★☆
混雑度:★★☆ (-)
絶叫度:-
ロイヤル・プリンセス・ガーデン(Royal Princess Garden)では、ソフィア、アナ、エルサ、オーロラ姫、シンデレラ、白雪姫、ベルなどディズニー・プリンセスとグリーティングができます。メインストリートU.S.A.のレストラン「プラザ・イン」の隣にあります。
どのプリンセスに、いつ会えるかは、公式アプリでスケジュールを確認できます。時間帯によって1人のプリンセスだったり、2人のプリンセスだったりします。
アドベンチャーランドのアトラクション
アドベンチャーランドには、ジャングル・リバー・クルーズやターザンのツリーハウスなど、絶叫系でないアトラクションが充実しています。
ジャングル・リバー・クルーズ:Jungle Rriver Cruise
レア度:★☆☆
混雑度:★★☆ (10分待ち)
絶叫度:★☆☆
ディズニーランド定番ジャングル・クルーズです。香港ディズニーランドでは、ジャングル・リバー・クルーズという名前になっています。TDLのジャングルクルーズと比べて、演出も激しいので、香港ディズニー版も乗って損はありません。ジャングル・クルーズの楽しみである船長さんのガイドが、英語、中国語、広東語しかないのが残念です。
途中、船長さんのガイドの言語によってラインが3つに分かれます。左からENGLISH(英語)、中国語(普通語)、広東語になります。言語ごとの待ち時間が表示されています。基本的に空いているので、どの言語の待ち時間も大差ないことが多いです。中国語、広東語は中国の人だらけなので、英語を選んでおくのが無難かもしれません。
左右どちらに乗っても楽しめます。どちらかと言えば、進行方向右側に乗っていたほうが最後、楽しめるかもしれません。
ゴリラに探検家のキャンプが襲われています。ハート柄のパンツがポイントです。
ターザン・ツリーハウスいかだ:Rafts to Tarzan’s Treehouse
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (5分待ち)
絶叫度:★☆☆
次に紹介するターザンのツリーハウスには、いかだを使って渡ります。TDLのトムソーヤ島いかだと同じです。
ターザンのツリーハウス:Tarzan’s Treehouse
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (ー)
絶叫度:★☆☆
ターザンのツリーハウスは、ターザンの物語を体験できるツリーハウスです。ツリーハウスの最上部までは157段の階段を登ります。頑張って登れば、素晴らしい景色を眺めることができます。車椅子を利用されている方も上がることができるようです。
少し進むとターザンのツリーハウスに登る階段があります。ここから全部で157段登ります。
ターザンの物語は、ターザンの一家が凶暴な豹サボーに襲われるところから始まります。
ツリーハウスの頂上からは香港ディズニーランドのリアルなジャングルを見ることができます。遠くに香港ディズニーランド・ホテルが見えます。
地上に戻ってくるとジェーンの研究所があります。見学が終わったら、再度いかだに乗って対岸に戻ります。
カリブニ・マーケットプレイス:Karibuni Marketplace
レア度:★★☆
混雑度:★★☆ (ー)
絶叫度:☆☆☆
2018年にオープンした新エリアです。下記のキャラクターとグリーティングができるので人気があります。
・リロとスティッチ
・カール、ラッセル(カールじいさんの空飛ぶ家)
・ キング・ルーイ、バルー(ジャングル・ブック)
・ティモン、ラフィキ(ライオン・キング)
・ジーニー、ジャスミン(アラジン)
・ジュディ、ニック(ズートピア)
キャラクター・グリーティング以外にもゲームコーナー、軽食コーナー、ショップなどもあります。
リキ・ティキ:Liki Tikis
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (ー)
絶叫度:-
ジャングルクルーズの前にある水遊びやポリネシア風のドラムなどを体験できるエリアです。
グリズリー・ガルチのアトラクション
グリズリー・ガルチには、上で紹介したビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー以外にはめぼしいアトラクションはありません。しかし、ウエスタン・コスチュームのミッキーやミニーとグリーティングできる穴場スポットです。
ガイザー・ガルチ:Geyser Gulch
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (ー)
絶叫度:-
ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーのそばにある、間欠泉の水蒸気が立ち込めているスポットです。
ウエスタン・コスチュームのミッキーやミニーなどのキャラクターとグリーティングができる穴場として人気があります。メインストリートU.S.A.のミッキー&ミニーのグリーティングが長蛇の列で諦めざるを得ない場合でも、ここでグリーティングできる可能であります。
ワイルド・ウエスト・フォト・ファン:Wild West Photo Fun
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (ー)
絶叫度:-
こちらもビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーのそばにある、西部劇のお尋ね者のポスターや牢屋に閉じ込められているような楽しい写真が撮影できるスポットです。
トイ・ストーリーランドのアトラクション
トイ・ストーリーランドのアトラクションは、上で紹介したRCレーサー、トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップに加え、スリンキー・ドッグ・スピンも人気です。トイ・ストーリーランドの名前に負けずアトラクションが充実しています。
スリンキー・ドッグ・スピン:Slinky Dog Spin
レア度:★★☆
混雑度:★★☆ (15分待ち)
絶叫度:★☆☆
スリンキー・ドッグ・スピンは、トイ・ストーリーに登場するスリンキー・ドッグに乗って回転するアトラクションです。スリンキー・ドッグが自分のしっぽを追いかけてぐるぐる周ります。RCレーサーやトイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップのように身長制限がないので、小さいお子さんも乗れる人気のアトラクションです。
バレル・オブ・ファン:Barrel of Fun
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (ー)
絶叫度:-
バレル・オブ・ファンは、ウッディー、バズ・ライトイヤー、ジェシーなどトイ・ストーリーのキャラクターとグリーティングを楽しめるスポットです。それぞれのキャラクターの登場時間は、他のキャラクター・グリーティングと同じように公式アプリで調べることができます。
トゥモローランドのアトラクション
トゥモローランドには、上で紹介したハイパー・スペース・マウンテン、アイアンマン・エクスペリエンス、アントマン&ワスプ:ナノバトル!など人気アトラクションが集まっています。その他、以下で紹介するオービトロンも人気です。
Iron Man Tech Showcase – スターク・インダストリーズ提供:Iron Man Tech Showcase – Presented by Stark Industries
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (40分待ち)
絶叫度:-
Iron Man Tech Showcase(アイアンマン・テック・ショーケース)では、アイアンマンと会話やグリーティングが楽しめます。これまでも待ち時間が長かったのですが、アベンジャーズ効果で更に長くなっています。
オービトロン:Orbitron
レア度:★★☆
混雑度:★★★ (20分待ち)
絶叫度:★★☆
オービトロンは、2017年まで東京ディズニーランドにあったスタージェットに似たアトラクションです。回転するスペースシップをレバーで上下に操作することができます。比較的混んでいるアトラクションで20分待ちくらいが多いです。ショーの時間帯などに比較的空くので、そのタイミングを狙うとあまり待たずに乗ることができます。
乗車前に以下のプレート(搭乗券)を渡されます。書かれた番号のスペースシップに乗ります。
スリルがあるというレベルではありませんが、景色を楽しみながら上下に操作していると結構楽しいです。
スター・ウォーズ™:コマンド・ポスト:STAR WARS™: Command Post
レア度:★★☆
混雑度:★☆☆ (10分待ち)
絶叫度:-
ハイパー・スペース・マウンテンのそばにあるスター・ウォーズのキャラクターとグリーティングできるスポットです。
チューバッカ、R2-D2、BB-8などとグリーティングができます。
ファンタジーランドのアトラクション
「イッツ・ア・スモールワールド」:”it’s a small world”
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (5分待ち)
絶叫度:★☆☆
TDLでもおなじみのイッツ・ア・スモールワールドです。上でも解説したように、TDLのリニューアル前は、ディズニーキャラクターがたくさん登場するイッツ・ア・スモールワールドとして日本からのゲストに人気でした。しかし、TDLのイッツ・ア・スモールワールドがリニューアルしてしまったのでレア度が下がってしまいました。
実質的にディズニー・キャラクター探しを楽しむアトラクションになっています。以下のキャラクターが登場します。
・バンビ、タンパー
・ピーター・パン、ティンカー・ベル
・マリー
・シンデレラ
・ピノキオ
・アラジン&ジャスミン
・三人の騎士(ドナルド・ダック、ホセ、パンチート)
・シンバ、ティモン、プンバァ
・ウッディ、ブルズアイ、ジェシー
・ポカホンタス、フリット、ミーコ
・モーグリ、バルー(ジャングル・ブック)
・ムーラン
・アリエル、フランダー(リトル・マーメイド)
・ニモ、ドリー、ピーチ(ファインディング・ニモ)
・リロ、スティッチ
安定の5分待ちのことが多いので長いキューラインを歩くのに結構時間がかかります。
映画「三人の騎士」に登場したドナルド・ダック、ホセ、パンチートの三人組です。
シンデレラ・カルーセル:Cinderella Carousel
レア度:★☆☆
混雑度:★★☆ (10分待ち)
絶叫度:★☆☆
シンデレラをテーマにしたメリーゴーランドです。
マッド・ハッター・ティー・カップ:Mad Hatter Tea Cups
レア度:★☆☆
混雑度:★★☆ (10分待ち)
絶叫度:★☆☆
4名まで乗車できるコーヒーカップ(ティー・カップ)です。夜は幻想的な感じになります。
ミッキーのフィルハーマジック:Mickey’s PhilharMagic
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (10分待ち)
絶叫度:-
ミッキーのフィルハーマジックは、3Dシアターでコンサート映画を鑑賞するアトラクションです。TDLの同名のアトラクションとほぼ同じです。たくさんのディズニー・ミュージックを鑑賞できます。そんなに混まないので、ほぼ次の回の上映で入場できます。
上演が開始したら3Dグラスを掛けて鑑賞します。グラスを掛けないと、このような感じで見えてしまいます。
最後には恒例の演出があります。「ミッキーのフィルハーマジック」より「ドナルドのフィルハーマジック」のほうが正しいタイトルではないか、といつも思ってしまいます。
王様の剣:Sword in the Stone
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (-)
絶叫度:-
キング・アーサー王の伝説の王様の剣が置かれているスポットです。シンデレラ・カルーセルの横にあります。実際の伝説では、王の資格を持つものだけが、岩に突き刺さった剣を抜くことができると言われています。
空飛ぶダンボ:Dumbo the Flying Elephant
レア度:★☆☆
混雑度:★★☆ (15分待ち)
絶叫度:★☆☆
東京ディズニーランドにもある空飛ぶダンボです。小さいお子さんに人気なので比較的いつも混んでいます。空いているタイミングを見計らって乗ると良いでしょう。
ミスティック・ポイントのアトラクション
ミスティック・ポイントは狭いエリアなので、ミスティック・マナー以外は写真撮影のスポットになります。
ガーデン・オブ・ワンダー:Garden of Wonders
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (-)
絶叫度:-
遠近法の錯覚を利用した撮影ポイントです。3つのオブジェがあります。
ミスティック・ポイント・フレイト・デポ:Mystic Point Freight Depot
レア度:★☆☆
混雑度:★☆☆ (-)
絶叫度:-
ミスティック・マナーの向かいにある珍しい彫刻などが展示されている写真撮影スポットです。ポセイドンの石像、古代エジプトの彫刻、たくさんの芸術品がおいてあります。
以上、香港ディズニーランドの全アトラクションを詳しく解説しました。
[PR]香港の人気現地ツアー