香港ディズニーランドではリーナ・ベル、ディズニー・プリンセスとのグリーティングとアナ雪新エリアのショー入場にはスタンバイパス(Standby Pass)が必要です。
リーナ・ベルのパスは特に人気で5~10分で発行が終了します。
本記事では香港ディズニーランドのスタンバイパス攻略法をわかりやすく説明します。
2023年4月に確認した時点より2023年11月現在は運の要素が大きくなりました。それでも本記事のコツを実践すれば、リーナ・ベルのスタンバイ・パスを取れる確率がグンと上がると思います。
目次
香港ディズニーランド スタンバイパス取得のポイント
スタンバイパスの取得の具体的な手順は後半で詳しく説明しています。
最初に、事前に知っておくべきおくべきポイントをまとめます。
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リーナ・ベルのパスは10分以内に発行終了
スタンバイパスの中でリーナ・ベルが圧倒的人気です。
リーナ・ベルとグリーティングしたい場合は、かならず1番目に取得してください。
2023年11月下旬に現地確認した状況ではリーナ・ベルのパスは5~7分以内で発行終了することが多かったです。
しかも、パスを確実に取得できるわけでなく運良く予約ページに早くアクセスでき、さらに早押し競争に勝つ必要があります。
その他のパスは発行開始から2時間後の12:30や13:00頃に発行終了することが多かったです。これは、2時間経過すると次のスタンバイパスが取得できるからです。
スタンバイパス発行時間までに必ず入場しておく
ゲートを通過した記録のあるパークチケットしかスタンバイパス取得時に登録できません。
11月下旬に現地確認した状況では、スタンバイパスは正式な開園時間の30分後に発行開始しました(10:00開園の日は10:30、10:30開園の日は11:00)。
そのため正式な開園時間から30分経過するまでにパーク中に入っていないとリーナ・ベルのパス取得は事実上不可能です。
香港ディズニーランドは前倒しで入場開始になることが多かったです(ただし、正式な開園時間が早い日は時間通りの場合が多いです)。
TDRほどではないですが入場に時間がかかることもあるので、開園予定時間の少し前にはゲートへ並んでおくことをオススメします。
私は入場開始30分前までには並んでおくことが多かったです。
運の要素も大きいので複数人でチャレンジ
待合室から予約ページに誘導される順番はランダムで決まります。
グループに早くアクセスできた人がいれば同行者の分もパスを取得できます(最大4名分取得可)。つまり多人数でトライするほうが有利です。
一人でインする場合もスマホを複数台使えば複数人でのチャレンジと同じように複数順番待ちできます。
SIMがないスマホもパークのWifiを利用できます。
1台のスマホでもアプリとブラウザの両方でトライできる可能性がありますが未検証です。
ネットワークはパークの無料Wifiを利用
スタンバイパス取得時は素早く操作する必要があり、スマホの通信速度が遅いと不利になります。
香港ディズニーランドでは無料でWifiが提供されています。
Wifiに接続しておけば、まあまあ高速に通信できるので、パス取得競争で不利になりません。
パークの無料Wifiは入場待ちのエリアでも利用できるので、待機列に並んだら接続しておいてください。
HKDL Guest Wi-Fiというネットワーク名です(名前が微妙に変わる可能性もあります)。
ステップ① 待合室にアクセス
それでは香港ディズニーランドのスタンバイ・パス取得の具体的な手順を説明します。
スタンバイパス取得ページはアクセスが集中するので、TDRと同じような「待合室」が導入されています。
大まかな流れは以下の通りです(10:30開園の例)。
①-2 待合室 待機開始(11:00)
①-3 順番がきたらスタンバイパス取得ページ表示(11:00~)
パス取得のコツを動画で解説
操作方法を動画で説明しています。具体的な操作はこちらの方がわかりやすいと思います。
動画はざっくりした説明になっています。細かいポイントを以降で説明しているので両方参照してください。
①-1 待合室 入室待ち開始
スタンバイパス発行開始時間の30分前から待合室の入室待ちができます。
正式な開園時間の30分後の30分前、つまり正式な開園時間に入場待ちが始まります。
公式アプリからスタンバイパス取得ページにアクセスして、待合室の入室待ちをします。
開始ジャストにアクセスする人が周りでも多かったですが、待合室の入室順はランダム(抽選)で決まるので開始時間より前にアクセスしていれば大丈夫です。
ゲートでチケットをスキャンする前でも待合室の入室待ちはできるので、以下の手順は入場前、入場直後、どちらで行っても良いです。
リーナ・ベル・スタンバイパス取得の場合の手順を説明します。
香港ディズニー公式アプリを立ち上げます。アプリ上部のマップをタップして表示します。マップの上のメニューのアトラクションをタップします。
表示をアトラクションからエンターテインメントに切り替えます。
メインストリートUSAあたりに表示される、このアイコンをタップします。
リーナベルのグリーティングが表示されるのでスタンバイ・パスを入手するをタップします。
この画面がでれば入室待ちをしたことになります。この画面は一度閉じても大丈夫です。画面下にQueue IDが表示されています。これは整理券番号のようなもので、画面を閉じて、再度開いても変わらないと思います(=一度発行した整理券がキープされている)。待機室の入室待ちはこれで完了です。”The event will begin at: XX:XX“のXX:XXが発行開始時間です。この時間を念のためチェックしておいてください。
なお、30分以上前などにアクセスしたり、発行時間外の場合は、このエラーっぽい(受付開始まで待ってね)画面が表示されます。
②-2 待合室 待機開始
待合室の入室待ち時間のカウントダウンが減って行って、スタンバイ・パス発行時間(11:00など)になると待合室の画面になります。
待合室の並び順は抽選で決まるので、待ち時間が長いか短いかは運になります。
この画面になります。順番になるとスタンバイ・パス取得ページへ表示が自動的に切り替わります。発行開始時間の少し前になったら、ページを表示して誘導されるのを待ってください。
しばらくすると予約ページ入室順や待ち時間の目安が表示されます。この例だと482人前に並んでいて約5分でアクセスできます。入室(アクセス)の順番が徐々に近づいてくるので、このまま待っていてください(画面を一度閉じても復帰できました)
①-3 スタンバイパス取得ページ表示
順番になると待合室からスタンバイパス取得ページに表示が切り替わります。
ステップ② パス取得の操作
スタンバイパス取得ページ表示が表示されたら、チケット登録などスタンバイ・パスの取得の操作をします。
時間勝負ですが、②-1 慌てる必要がない操作と、②-2 超高速での操作が必要な部分があります。
チケットのスキャンなどは、そこまで慌てる必要はありません。なぜなら1回やればいいからです。慌てず着実に進めてください。
印刷したチケットを用意するか、同行者がいる場合は、同行者のスマホ画面で全員分のチケットのQRコードを表示できるようにしておくとよいです。
QRコードを読み込ませられない場合は、Ticket Reference Numberをコピペしてすぐ貼り付けられるようにしておくと良さそうです。
②-1 慌てる必要がない操作
リーナ・ベル(マイ・ジャーニー・ウィズ・ダッフィー)のところでGet A Pass(パス取得)をタップします。
規約が表示されるので文章の部分を一番下までスクロールさせます。Agree(同意)をタップできるようになるのでタップします。
グルグルがでて少し待たされますが、パス取得画面になります。Add Guestを押して、チケットを登録します。
Androidアプリの場合は以下のカメラ機能の権限付与のダイアログが出ます。アプリの使用時のみなどを選びます。
カメラが起動するのでチケットのQRコードを読み込ませてください。この操作を一緒にパスを取得する人の分、繰り返して、全員登録してください。
全員登録したらチェックを入れて、Continue(続ける)をタップします。
チケットを登録した回は、ほぼエラー画面が出てパスを取得できないと思います。
②-2 超高速での操作
以下の操作をパスが取得できるまで超高速で繰り返してください。
赤色のエラーがでます。ざっくりの意味は「指定の時間枠が満席になったのでRefresh Nowを押して、もう一度やり直して」です。なのでRefresh Nowを押してやり直します。
スタンバイ・パスの時間枠は、最初の画面表示時に割り当てられます。この時点で予約は確保されていないので、予約確定ボタンを一番早く押した人がパスをゲットできます。遅れると、埋まってしまった時間帯のパスを取得しに行ってエラーになります。確定ボタンにたどり着くまでの画面表示が早かったり遅かったりするので運の要素もかなり大きいです
グルグル画面で待たされた後、新しい時間帯が割当られて画面が再表示されます。ゲストが選択されていない場合は、Select Allをタップして、できるだけ早くContinueをタップします。
多くの場合、また上の赤いエラーの画面になります。Refresh Nowを再度押して、すばやくContinueを押す操作を繰り返します。
繰り返しているとパスの時間帯がどんどん遅くなっていきます。グリーティング終了時間に達してしまうと発行終了です。このグーフィーの画面が表示されます。
一旦グーフィーの画面になっても、発券終了直後はアクセスを繰り返していると、発券中表示に戻ることがあります。ただ、競争が激しいのか先に進むとエラーになり、私は取れたことがないです。
素早くボタンを押せると赤エラーの画面にならず、この画面に進みます。まだパスは確保されてないので、Get Standby Passをすぐに押してください。押すのが遅いとエラーになって上からやり直しになります。
この画面が出ればスタンバイ・パス取得成功です。グリーティング施設への入場時間も表示されています。
スタンバイパスのキャンセル拾い
リーナ・ベルのスタンバイパスはTDRで発行されていたスタンバイパスと比べると圧倒的に発行枚数が少なく、かつ人気なのでキャンセルがでるケースは少ないと思います。
一方、取得したパスをキャンセルすることはできるので、キャンセルを拾える可能性はゼロではないと思います。
キャンセル拾いには上で説明した操作をする必要があるので、TDRのキャンセル拾いより面倒です(待合室には入らない)。
スタンバイパスの確認方法・利用方法
取得済のスタンバイパスは、アプリで「スタンバイ・パスを入手する」をタップすると表示される、このページのManage Standby Passから確認できます。
スタンバイ・パスの指定時間になったら施設に行きます。キャストさんが施設の前にいるのでチケットを提示してスキャンしてもらいます(スタンバイパスでなくチケットのQRコードを読み込みます)。
リーナ・ベルのスタンバイパス取得に失敗した場合は?
他のスタンバイパスを取得することになります。
2023年11月時点では、ディズニー・プリンセスとのグリーティングとアナ雪新エリアのショー入場のスタンバイパスが発行されています(今後変更される可能性あり)。
どちらも発券開始から2時間後(2枚目のパスが取得可能になる時間)に一気に発券終了することが多いです。
スタンバイパスが必要なグリーティング・ショー3つを1日で体験するには
スタンバイパスは取得済パスの利用時間をすぎるか、前回パス取得時間から2時間経過すると次のパスを取得できます。
これはTDRのスタンバイパスと近いルールです。
10:30にパス発行が始まった場合、2時間経過すると次が取得できるので、10:30発券開始のときは12:30頃に2番人気のパスが一気になくなります。
なので、リーナ・ベルのパス取得競争でがんばってできるだけ早い時間(12:30より前はマスト)のパスを取得するのが大事です。
早い時間のパスを取得できれば、2つ目のパスが取りやすくなります。
リーナ・ベルのパスを取ると、もう1つパスを取るのが精一杯です。ただし、ディズニー・プリンセスは開園直後だけ、パスなしでスタンバイ列に並べます。
ですので、
・列にならびつつリーナ・ベルのスタンバイパス(1つ目)をできるだけ早い時間で取得する
・リーナ・ベルのスタンバイ・パスの時間になったら、アナ雪新エリアのショーのスタンバイパス(2つ目)を取る
これがうまくいくと3つのグリーティング・ショーを1日で体験できます。
以上、香港ディズニーランドのスタンバイパス攻略法をわかりやすく説明しました。
本記事のコツを実践して、リーナ・ベルのパスをゲットしていただければ幸いです。
本記事中では説明のため、香港ディズニーリゾートの公式サイトや公式アプリのスクリーンショットを引用しています。
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