香港国際空港には、第1ターミナルと第2ターミナルがありましたが、第2ターミナルは拡張工事のために一時的に閉鎖されています(2024年再開予定)。現在、ANA、JALなど主要な航空会社も、香港エクスプレスなどLCCも第1ターミナルでのチェックインです。
この記事では、香港空港の各航空会社のチェックイン・カウンターのあるターミナルやターミナル1とターミナル2の位置関係、移動方法などを詳しく解説していました。
しかし、現在、ターミナル1のみの利用なので、記事内容でターミナル2に関係するものは再開まで不要な情報です。
目次
香港国際空港の第1/第2ターミナル 攻略法
最初に、香港国際空港を利用する際に、ターミナルについて、知っておいたほうがよい内容をまとめます。
・香港国際空港は、第1ターミナル(Terminal 1:T1)のみが運用されています。第2ターミナル(Terminal 2:T2)は拡張工事のため、閉鎖中です。
・日本から香港国際空港への到着時は、どの航空会社も第1ターミナルに出ます。
・香港からの出国便(帰国便)も、第2ターミナル一時閉鎖に伴い、すべて第1ターミナルになります。JAL、ANA、キャセイパシフィックなど主要な航空会社も、香港エクスプレス、春秋航空、ジェットスター、スクートなどLCCも第1ターミナルです。
・第1ターミナルと第2ターミナルは近く、歩いて移動できます。エアポートエクスプレスも同じ香港国際空港駅で下車します。ただし、香港国際空港駅でエクスプレス・エクスプレスから降車する際、T1の場合は左側の扉からT2の場合は右側の扉から出ます(逆の扉から出ても、それぞれのターミナルには行けますが遠回りになります)。
・出国手続き後の制限エリアは第1ターミナルも第2ターミナルもつながっています。第2ターミナルで出国手続きをした後、シャトルで第1ターミナルに移動する形です。
香港国際空港 第1ターミナル利用 航空会社
現在すべての航空会社は第1ターミナルでのチェックインになります。すべての航空会社を記載するとわかりにくくなるので、主要な航空会社に絞ってリストを掲載します。
■日系航空会社
・日本航空(JAL)
・全日本空輸(ANA)
・エアージャパン
・Peach Aviation(ピーチ)
■香港系航空会社
・キャセイパシフィック航空
・キャセイドラゴン航空
・香港航空
■LCC系航空会社
・香港エクスプレス航空
※第1ターミナル H列 H1-H18でのチェックイン
・春秋航空
・ジェットスター・ジャパン
・スクート
・エアアジア
※第1ターミナル K列 K35-K42でのチェックイン
■中国系航空会社
・中国国際航空
・中国東方航空
・中国南方航空
■台湾・韓国系航空会社
・大韓航空
・アシアナ航空
・チャイナエアライン
・エバー航空
■東南アジア系航空会社
・シンガポール航空
・マレーシア航空
・エア・インディア
■中東系航空会社
・カタール航空
・エミレーツ航空
・エティハド航空
■ヨーロッパ系航空会社
・KLMオランダ航空
・ルフトハンザドイツ航空
・エールフランス
・スイス国際航空
・フィンエアー
・オーストリア航空
・ブリティッシュ・エアウェイズ
・アエロフロート・ロシア航空
・トルコ航空
・スカンジナビア航空
■アメリカ系航空会社他
・アメリカン航空
・ユナイテッド航空
・エア・カナダ
・カンタス航空
エアポート・エクスプレス降車後のターミナル移動
エアポート・エクスプレスで香港市内から香港国際空港駅に到着したとき、第1ターミナルは、列車進行方向の左側なので、左側の扉から降りましょう。第2ターミナルは、進行方向の右側です。右側の扉から降りましょう。第1を利用する人が多いので、第2を利用する場合も、つい左側から降りてしまいがちですが、遠回りになります。
逆の扉から降りてしまった場合も、エレベーターで下の階に降りれば、反対側へ行くことができます。ただし、遠回りになります。
第1ターミナルの概要
香港国際空港のメインターミナルです。チェックインフロアは最上階のL7になります。制限エリア外にもショップやレストランがたくさんあります。
以下、第一ターミナルと第2ターミナルの移動方法を解説していますが、ターミナル2閉鎖につき移動は不要です。
閉鎖中:第1ターミナルと第2ターミナルの移動方法:出国手続き前
香港国際空港到着時や、帰国時の出国手続き前に、第1ターミナルと第2ターミナルを移動する方法を解説します。
第1ターミナルから第2ターミナルへは、香港到着時に出た第1ターミナルの到着ホールのフロア(L4)から行くことができます。
第1ターミナル到着ホールの中央あたりに以下のように、Terminal 2行きの表示があります。タクシーやバス乗り場へ移動するのと同じ通路です。
通路を進むと突き当りにはエアポートエクスプレスの乗り場になります。左右のどちらからに曲がります。
下りのスロープになっている通路の突き当たりを曲がると第2ターミナルに出ます。エスカレーターで1階上にあがったL5がチェックインフロアです。
第2ターミナルから第1ターミナルへ行く場合は、チェックインフロア(L5)からエスカレーターでL4に降りて、左右どちらかの通路で第1ターミナルへ移動します(上記の逆になります)。
第1ターミナルと第2ターミナルの移動方法:出国手続き後
出国手続き後の制限エリアは、第1ターミナルと第2ターミナルでつながっています。ショップやレストランは第1ターミナル側にあります。
第2ターミナルを利用する場合、下の図のように出国手続き後、シャトルで第1ターミナルへ移動します。最初のシャトルを降りた後、上層階に上がると、ディズニー・ストアなどがあるT1のショッピングエリアに行くことができます。
T2の制限エリアに、ショップやレストランがないので、T1からT2へ行くケースはないと思います。
香港国際空港は巨大で、ゲート間にかなり距離があります。搭乗ゲートが1~30の場合は、T1では出国手続き後、シャトルに乗らず、そのまま歩いてゲートに向かうと近いです。搭乗ゲートが31~80の場合は、シャトルに乗ってGate40-80で降ります。T2利用の場合は、T1のシャトルに乗り換えます。搭乗ゲートが201~230の場合は、Gate201-230でシャトルを降ります。
閉鎖中:第2ターミナルの概要
第2ターミナルはLCCのチェックイン・カウンターがメインで、規模も小さいです。L5がチェックインカウターです。レストラン・ショップもありますが、T1ほど数がないので、私は早めにチェックインを済ませてT1側で時間を潰すケースも多いです。
以上、香港国際空港のターミナル1、2について利用航空会社、ターミナル1、2間の移動方法などについて詳しくご紹介しました。
以下の記事では、入国時の流れ、出国時の流れなど香港国際空港について知っておくべきことを詳しく解説しています。参考にしてください。
香港国際空港から香港市内へ安く便利に移動する方法は下記記事でご紹介しています。
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