中国・上海旅行に必須!Alipay(アリペイ)の登録と使い方【2025年】

上海


上海ディズニーランドなど上海旅行(中国旅行)では、スマホ決済(QRコード決済)の利用が事実上必須になっています。

Alipay(アリペイ)やWechat Pay(ウィチャットペイ)が中国で利用できるスマホ決済の代表です。

中国のスマホ決済でできること
コンビニなどのショップ、レストランなどでの支払い
地下鉄、バスなどの運賃の支払い
DIDI(中国版Uberタクシー)の配車・支払い

この記事では代表的なスマホ決済アプリのAlipayを例に、パスポート登録・クレジットカード登録などの設定方法、現地での使い方をわかりやすく説明します。

Alipay(アリペイ)アプリの設定に必要なもの

Alipayアプリを利用できるように設定するには以下が必要になります。準備して作業を始めてください。

Alipayアプリ設定に必要なもの
SMSが受信できるスマホ(日本の携帯番号でOK)
クレジットカード(VISA、MASTER、JCBなど日本発行のカードでOK)
パスポート

以下で説明する設定作業は中国へ行く前に日本で済ませておいてください

Alipayアプリのインストール・ユーザー登録

最初にAlipayアプリのインストール、ユーザー登録をします。

iPhone、Androidそれぞれのアプリストアからアプリをインストールしてください。
Download on the App Store Google Play で手に入れよう

Android版を例に説明しますが、iPhone版もほぼ同じ流れです。

インストールしたらアプリを起動します。

Agreeをタップしてプライバシー規約に同意します。

携帯番号でユーザー登録をします。+86(中国の国番号)をタップして国を切り替えます。

検索欄に”ja”等を入力すると候補にJapan(+81)が出るので選択します。

携帯番号の最初の0を除いた番号を入力します。入力したらNextをタップします。

SMSで確認コードが送られてきます。SMSのメッセージに記載されている6桁数字を入力します。

居住国の選択になるので、Japanを選択します。通常はRecommend(オススメ)に表示されるので選んでください。

アプリが起動します。位置情報を有効にしろというメッセージがでます。Alipayで配車サービスも利用する場合は必要になります。



以上でアプリのインストールとユーザー登録が完了です。

本人確認(パスポート)情報の登録

本人確認情報の登録が必須になるのでパスポート情報を登録します。

海外アプリに個人情報を登録するのは気が進みませんが、やむを得ないので登録します。

アプリの下メニューから (人アイコン)をタップすると以下のマイページになります。この画面の上部のプロフィール部分をタップします。

メニューから Identity Information(識別情報)を選びます。

カメラでスキャンするか(Scan passport)、アルバムから画像を選ぶか(Select from Album)を選択します。ここではスキャンを選択しています。

個人情報の入力画面が表示されます。国やドキュメントタイプは元のままで大丈夫です。Scan to fill in automatically(スキャンして自動入力)をタップします。

カメラの権限を付与するように指示がでます。Go to setをタップして進みます。

Android版の場合は、アプリの使用中のみ許可を選ぶ、のが良さそうです(毎回確認だとうまく動きませんでした)。

画面に表示されているフレームに納まるようにパスポートを写して、シャッターボタンを押します。

撮影したパスポート写真が表示されます。ボケなどの問題がなければDoneを押して登録します。問題がある場合はTake againで再撮影します。

パスポート写真を自動認識して名前やパスポート番号、期限などが入力されます。間違えがなければSubmitを押して提出します。

Real-name Verification(実名認証)の欄にカッコ付きで名前が表示されるようになり、実名認証待ちの表示になります。


以上で個人情報登録の作業は完了し、次のクレジットカード登録へ移れます。

クレジットカードの登録

続いて支払いに使うクレジットカードを登録します。以前は日本発行のクレジットカードは未対応でしたが、現在は問題なく登録できるようになっています。

オススメのクレジットカードは?
クレジットカードで中国元など外貨払いするときの手数料が爆上がりし約3.6%が標準になっています。手数料節約のため海外旅行慣れしている人はデビットカードで直接外貨払いにしてしている人が多いはずです。

オススメというか私が使っているのはWISEのデビットカードです(他にもいくつか選択肢あり)。クレカ払いのポイント分をマイナスしてもざっくり約2%は節約できているはずです。WISEの使い方は以下の記事でわかりやすく説明しています。

ドル、ユーロなどの主要通貨の場合はソニー銀行のデビットカードも選択肢です。

下メニューから (人アイコン)をタップし、マイページにあるBank Cardsをタップします。

クレジットカードのカード番号を入力します。カメラでスキャンすることもできます。

Alipayに登録可能なカードブランド
VISA、MASTER、AMEX、JCB、ダイナースなど


カードの有効期限、セキュリティーコード(CVV2)を入力します。入力したらAgree to Terms and Add(規約に同意して登録)をタップします。

続いて支払いに使うパスコード(6桁数字)を登録します。支払時に頻繁に入力するので忘れないようにしてください。

確認用に再入力します。

これで支払いに使うクレジットカードの登録ができました。


Alipayの日本語表示など設定

Alipayアプリは基本部分は日本語対応しています。スマホの機種やバージョンによっては最初から日本語表示されます。

またメニューが中国国内向けと国際(外国人向け)メニューの2種類あり、こちらも場合によって変わります。

アプリで日本語表示にする方法とメニューを外国人向けにする手順をご紹介します。

マイページを表示し、右上の(設定)ボタンをタップします。

メニューからGeneralをタップします。

日本語を選択します。これで表示が日本語に切り替わります。

続いて国際メニューへの切り替え方です。設定からバージョン切り替えを選択します。

国際版を選択します。

以上の設定をすると以下の日本語対応された国際版メニューでAlipayアプリが表示されます。


日本語表示にして困ったら英語表示に
日本語表示は基本機能のみ対応です。日本語表示だと未対応部分は中国語になり逆にわかりにくくなることがあります。その場合は英語に切り替えると中国語表示の部分が減って使いやすいかもしれません。

Alipayの使い方

Alipayアプリには機能がたくさんあります。しかし中国旅行で使うのはごく一部です。支払いなど基本機能は日本のPaypayとほぼ同じなので簡単だと思います。

アクティベート

一番最初に利用するさいにアクティベート(有効化)が必要です。

支払い機能を利用すると以下の画面がでるのでActivate now(有効化する)をタップします。

クレジットカード登録のときに設定した6桁のパスコードを入力します。

QRコードを表示して支払い

Paypayなどとまったく同じでスマホ画面にQRコードを表示して、スキャンしてもらって支払います。

ホーム画面の支払い・入金をタップします。

QRコードが表示されるので画面を提示します。

コンビニでの支払い

レジでも支払いのときにQRコードの画面を見せるとスキャンしてくれます。

セブン、ファミマ、ローソンなどには無人レジが設置されていることが多いです。そこでも商品のバーコードをスキャンさせたあと支払いに進んで、端末のスキャナ部分にこの画面を読み取らせればOKです。

上海ディズニーランドのカプセルトイでの支払い

珍しいところだと上海ディズニーランドのカプセルトイもアリペイで支払えます。日本のように硬貨への両替はいりません。

QRコードの画面を表示して、スキャナーの部分にかざせばOKです。

ここで支払ったあとお目当ての商品のところでダイヤルを回します。

提示されたQRコードをスキャンして支払い

お店やレストランのレジに掲示されているQRコードをスキャンして、金額を入力して支払います。

ホーム画面からスキャンを選びます。

最初はカメラを利用する権限を設定する必要があるかもしれません。

カメラが起動するのでQRコードを読み込ませます。

このあと支払い金額を入力すればOKです。

アプリでの支払いにAlipayを使う

中国ではオンラインショッピングの支払いでAlipayを選べることが多いです。

オンラインショッピングの一例として上海ディズニーランドのモバイルオーダー(フードのネット注文)を紹介します。東京ディズニーリゾートと同じようにアプリでフードを選択します。

支払い方法にAlipay(やWechat Pay)などスマホ決済を選択できます。Alipayを選びます。

Alipayアプリが起動するので、打开支付宝APP付款(Alipayアプリで支払い)を押します。自動遷移するケースもあります。

Alipayアプリで支払いを承認して、元のアプリに戻ります。

Alipayでの地下鉄・バス運賃の支払い

上海などでは地下鉄も切符を買わずにアリペイで支払いできますが、お店での支払いとは別の準備が必要なので別記事で詳しく紹介します。

記事公開までいましばらくおまちください

Alipayでの配車サービス(DIDI等)の支払い

中国での移動にはタクシー代わりにDIDI(Uber Taxiのようなもの)などの配車アプリを利用すると便利です。

DIDIのアプリをインストールしなくてもAlipayアプリからDIDIを利用できます。

DIDIなど配車アプリの詳しい利用方法を別記事で紹介する予定です。

記事公開までいましばらくおまちください

Alipayの手数料

1回の支払い額が200CNY(約4,300円)を超えるとAlipayの手数料3%がプラスされます。

この他に引き落とされるクレジットカード側でも約3.6%の手数料がかかってしまいます。

例えば200元(約4,300円)を支払った場合、クレカの引き落とし額は約4,600円になる計算です。

参考:Alipay公式ページ

上記情報に変更があるかもしれませんので最新情報はAlipay公式ページを確認してください。

Alipay公式ページ

以上、中国・上海旅行で必須のAlipay(アリペイ)のインストール・登録方法、使い方などをご紹介しました。

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著者プロフィール
URTRIP
ユアトリップ(URTRIP)
ディズニー・ヨーロッパ・世界遺産をこよなく愛し、楽しく&コスパよく旅行するための攻略法の研究者。海外ディズニーパーク全制覇(HKDL 6回/DLP 4回/SHDL 2回/WDW 1回/DLR 1回)、ヨーロッパ28カ国訪問、世界遺産140カ所以上訪問等、ディズニーと海外旅行がライフワーク。エントリー外しの達人

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