2016年夏休み旅行にてロンドンへの航空券を安く購入する方法を、具体的な手順を示しながら実践的にご紹介します。
SkyscannerやKayakなど格安航空券の検索サイトを複数使って比較して最終的に購入するサイトを決めましょう。まず、ここクリックして ⇒ スカイスキャナー を開きます
トップページで検索条件を入力します。
出発地に「東京」(TYO)と入力すると成田、羽田両方を検索してくれます。目的地は「ロンドン」と入力すればヒースローや他のロンドン近郊の空港を含めて検索してくれます。期間は仮に、8/1~8/6(日本着は8/7)としましょう。
下記のように検索結果が表示されました。10万6千円と安い便が見つかりました。しかし、詳細を見てみると北京での乗り継ぎ待ちが23時間あります。北京で観光をしたい場合はこの便でも良いですが、ロンドンの滞在日数が短くなってしまいます。
ですので、画面左側の「旅行時間」を24時間以内に指定して再度検索してみます。
今度はUAEに本拠地を置くエティハド航空の11万8千円の便が見つかります。エティハド航空など中東の航空会社はオイルマネーで資金が潤沢なのでサービス、設備は悪くありません。難点は、中東を経由するのでトータルのフライト時間が長くなることでしょうか。ただし、詳細を確認すると、この便は復路に関して二点心配があります。
(1)ヒースロー空港発が9:35と早い
空港には2時間前の7:35には着いている必要があります。空港に行く手段はあるでしょうか。これに関しては、LONDONナビさんのこちらの記事を見ると問題ないようです。
(2)アブダビ空港の乗り継ぎが1:55と短い
飛行機が時間通りに到着するという考えは危険ですので、乗り継ぎには余裕を持ちたいものです。乗り継ぎ時間が短いとドキドキして楽しい旅行が台無しになることもあります。これも「エティハド航空 アブダビ空港 乗り継ぎ」のキーワードでネットで調べてみましょう。同じ航空会社ですし、たいていは待ってくれるとのことで、こちらも大丈夫そうです。
問題もなさそうなので上記を第一候補に決めましょう。次に比較のため、航空券比較2大サイトの片方、Kayak(ここで開く)でも調べてみます。
Kayakでは、予定日を少しずらせば安い便が見つかるかを調べることができます。以下のように検索設定して、前後2日の価格も調べてみましょう。
同様に24時間以上かかる便ははずしましょう。Kayakでは通常設定画面に「旅行時間」の設定が見つかりませんが、一番下の「絞込み条件を追加」をクリックすると表示されます。検索結果はこのようになります。
最初の二つのタイ国際航空の候補は、滞在日数が少なすぎるので除外します。3番目の候補のLOTポーランド航空はロンドンを一日早い出発になりますが、見過ごせないポイントがあります。所要時間が14時間と中東経由のアブダビ航空と比べて短いことです。ここで心配になるのが乗り継ぎ時間です。詳細で確認すると、往路はなんと45分乗り換えです。
同じ航空会社なので待ってくれるとは思いますが、初日からドキドキして乗り換えるのは考え物なので、今回は除外することにします。以上の調査結果から、今回はエティハド航空の11万8千円の便に決めました。
さらに時間をかけて調べたい方は、下記の記事で紹介する「ヨーロッパのどこかの都市に行ける最安便を探し、そこからLCCで飛ぶ」作戦をつかってみてください。
なお、この結果は記事執筆時点のものです。航空券の金額や予約状況は毎日変わるのでこの通りに予約できるとは限りません。