フランス旅行で人気観光地カルカッソンヌ(カルカソンヌ/Carcassonne)のシテ観光の見どころ、おすすめの観光スポットを詳しくご紹介します。
目次
カルカソンヌ シテの地図
歴史的城塞都市カルカソンヌは城塞都市を意味するシテと呼ばれ、全長3kmの城壁に覆われています。カルカッソンヌ観光は(1)城壁の内側と(2)外側から城壁の眺望、の2つを楽しむことができます。ぜひお勧めしたいのがライトアップされる夜の観光です。日帰りでなくカルカッソンヌに1泊して昼と夜の姿を堪能してください。夜遅い時間までライトアップされていました。下がシテの地図です。
カルカソンヌ城の城壁
カルカッソンヌの最大の見所は、ヨーロッパ最大級かつ美麗な二重の城壁です。カルカッソンヌに砦が作られはじめたのが紀元前3世紀です。13世紀にはルイ9世が二重に城壁を張り巡らせ、難攻不落の城と呼ばれるようになりました。19世紀に復元され現在の城壁になっています。
少し遠めから城壁が美しく見えるビューポイントは下の地図の新しい橋(Pont Neuf)と古い橋(Pont Vieux)です。
◆新しい橋(Pont Neuf)
オード川にかかる新しい橋(Pont Neuf)からは、古い橋(Pont Vieux)越しに城壁を見ることができます。新しい橋からシテ方面に向かう大通りジェネラル・ルクレール通りからもポイント、ポイントで城壁を見渡せるところがあります。この記事の一番はじめに掲載した城壁のライトアップはジェネラル・ルクレール通りから撮影しました。
◆古い橋(Pont Vieux)
古い橋からも美しい城壁を眺めることができます。
オード門(Porte d’Aude)
シテの西側の門がオード門です。古い橋からオード門にいく場合は、城壁沿いに坂を上ります。
ナルボンヌ門(Porte Narbonnaise)
オード門の反対に位置するのがナルボンヌ門です。つり橋を渡ると重厚な門が鎮座しています。
コンタル城(Chateau Comtal)
シテ内の最大の見所がコンタル城です。12世紀に建設され歴代の伯爵家の居城となってました。カルカッソンヌで唯一 入場料(9€)がかかります。城壁にも上ることができカスカッソンヌの街を見渡すことができます。入場料を払う価値は十分にあります。
入口を入って右手にチケット売り場があります。9€でチケットを購入します。
城内に入ると広い中庭があります。見学ルートの案内にしたがって城の建物の中に入ります。
建物内は博物館になっていてさまざまな展示があります。騎士が彫刻がされた棺もありました。
見学ルートにしたがって建物の中を巡ります。入口の橋の所に遠足の子供達がいました。
建物内の見学が終わると城壁の見学になります。城壁からはカルカッソンヌの街並みを見渡すことができます。
城の南西にはフランスののどかな田園風景が広がっています。さまざまな風景を見られることも魅力の一つです。
城壁から円形劇場を見ることができます。座席は新しくなっていて現役で使われています。
城壁の階段を下って最後はサン ナザール大教会堂横の広場に下り、コンタル城の見学エリア外にでることになります。同日中であれば再入場できるようです。
コンタル城はゆっくり見学して1時間ちょっとかかります。天気の良い時間を選らんで見学すると美しい風景を満喫できます。
サン・ナザール大教会堂(Basilique Saint Nazaire)
ロマネスク様式とゴシック様式が融合された教会です。11世紀から13世紀にかけて建設されました。
サン・ナザール大教会堂は南フランスでも有数といわれる美しいステンドグラスで有名です。
マルクー広場(Place Marcou)
たくさんのレストランやカフェが軒を並べ賑わっているのがマルクー広場です。ランチやカフェタイムにお勧めです。
マルクー広場でカルカッソンヌの名物料理「カスレ」をリーズナブルに食べられるお勧めレストランを下記の記事で紹介しています。
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