香港グルメの定番の一つが「お粥」です。グルメ天国の香港では、中華料理をたべすぎてしまうので、特に朝食にはやさしいお粥がお勧めです。香港のお粥は、日本の淡白なお粥とちがって豚、牛、海鮮などがたっぷり入っていますし、濃厚でクリーミーです。この記事では、香港で美味しいといわれるお粥を食べ比べてみて、一番美味しかった「金峰靚靚粥麺」をご紹介します。ローカルな雰囲気が楽しめるお店ですが、料理名が意味不明など観光客はちょっと戸惑うこともあると思いますので、この記事で紹介します。場所は、香港島側で港島線(アイランド線/Island Line)の太古駅が最寄です。中心部から少し離れていますが、話題のインスタスポット「モンスタービル」もあるので、行って損はありません。
金峰靚靚粥麺の行き方
港島線(アイランド線/Island Line)の太古駅が最寄り駅になります。
駅を出たらメインストリート(英皇道)を西に5分ほど進みます。先のほうに山を背にして巨大なマンション群があります。
マクドナルドがある交差点を渡ったところに金峰靚靚粥麺があります。行列ができているのですぐわかると思います。朝の8時前なのに店の前には人だかりができています。
上の写真で手前(店の左側)にできている列はテイクアウト用です。店内で食べる場合は、入口にいるおばさんに「Eat-in(イートイン)」と言うか、店内を指差して、受付のチップをもらいましょう。10分しないで入店できました。中国語で呼ばれていたので、最初自分の番号が呼ばれていると気づかなかったのですが、周りの人が親切に教えてくれました。基本的に相席になります。
金峰靚靚粥麺のメニュー
店の前にメニューが張ってあります。たくさんの種類のお粥があります。値段もHK$ 9~49(約140~750円)と、かなりリーズナブルです。
メニューを理解するための単語集を作ってみました。これを見れば、何が入っているお粥かを把握しやすいと思います。
魚球・・・つみれ
豬肚・・・豚ガツ(胃)
豬潤・・・豚レバー
豬紅・・・豚の血ゼリー
豬心・・・豚ハツ
瘦肉・・・豚ロース
皮蛋・・・ピータン
及第・・・豚モツ(レバー、ガツ、ハツ)
鮮鯇・・・草魚
魚腩・・・草魚ハラミ
滑牛・・・トロトロ牛肉
定番の皮蛋瘦肉粥(ピータン、豚ロース入り粥)を注文してみました。うまみたっぷりで濃厚な味で、ロースやピータンがこれでもかというぐらいふんだんに入っています。量がありましたが、あっという間に食べてしまいました。肉も柔らかく、そんなにピータン好きでないのですが、金峰靚靚粥麺はとても美味しくいただけました。
お粥以外にもメニューがあります。腸粉は種類が豊富にあります。
腸粉を注文している人が多かったので、私も叉焼腸粉を注文してみました。お米でできたモチモチの皮で、チャーシューを包み、たれがかかっています。銀芽炒麺(モヤシやきそば)を注文している人もかなりいました。
金峰靚靚粥麺の営業時間
月-日: 7:00 – 17:00
以上、お勧めのお粥専門店「金峰靚靚粥麺」をご紹介しました。美味しいお粥を食べたい場合は、この「金峰靚靚粥麺」がお勧めですが、中心部からちょっと遠いのが難点です。移動時間が取れない場合、香港中心部でお粥やローカル料理などの朝食を食べるのにお勧めなのが「洪利粥店茶餐廳」です。下記の記事で詳しく紹介しているのでこちらも参考にしてください。
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