フィンランド ロヴァニエミにある「サンタクロース村(サンタクロース ビレッジ)」への行き方などをご紹介します。サンタクロース村(Santa Claus Village)では本場のサンタクロースとお話したり、写真撮影したり、クリスマスに届くように手紙を頼んだり、することができます。ロヴァニエミ中心部からバスで30分ほどでいけるので、オーロラ鑑賞の間に行かれる方も多いようです。サンタクロース村にバスで実際に訪問した様子もレポートします。
目次
ロヴァニエミ サンタクロース村への行き方
フィンランドの首都ヘルシンキからサンタクロース村があるロヴァニエミへの行き方、またロヴァニエミからサンタクロース村への行き方をご紹介します。
ヘルシンキからロヴァニエミへの行き方
ヘルシンキとロヴァニエミは800kmほど離れています。交通手段は、人気の寝台列車「サンタクロースエクスプレス」や飛行機があります。寝台列車「サンタクロースエクスプレス」でヘルシンキ中央駅からロヴァニエミ駅に行く方法は下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。所要時間は約12時間ですが、夜ヘルシンキで乗車すれば朝ロヴァニエミにつくので効率は良いです。
飛行機でいく場合は、ヘルシンキ ヴァンター空港からロヴァニエミ空港までフィンエアー(Finnair)、ノルウェーエアシャトル(Norwegian)が運行しています。飛行時間は1時間20分です。ヘルシンキ市内から空港へ行く時間・待ち時間なども考慮すると、合計で4~5時間程度かかります。
⇒ ヘルシンキ-ロヴァニエミ間のフライト検索(DeNAトラベル)
ロヴァニエミからサンタクロース村への行き方
ロヴァニエミ駅前から出ているNo.8バスでサンタクロース村に直接行くことができます。所要時間は30分です。約1時間に1本ほど運行しています。2017年現在の時刻表は下記になります(画像をクリックすると拡大します)。ロヴァニエミ駅からバスに乗る方法などは、記事後半の訪問レポートを参考にしてください。
ロヴァニエミ駅からサンタクロース ビレッジ間のバス運賃は、以下の通りです。
料金:大人 片道 3.9€、往復 7.2€
子供 片道 2.0€ 往復 4.0€
運行日など詳しい下記リンクで公式情報を確認してください。
ロヴァニエミ空港からサンタクロース村は3kmとかなり近いです。上記No.8のバスの経路にAIRPORTが記載されていますが、T=IF NECESSARY(必要に応じて)と書いてあります。サンタクロース村から空港に行く場合は、乗ったあと空港経由を運転手に依頼すればよいと思いますが、逆方向はどうすれば良いのか不明です。近いですし空港からはタクシーが便利と思われます。
ロヴァニエミ発のサンタクロース村 現地ツアーに参加
バスで行くは大変という方は、サンタクロース村の観光が含まれた現地ツアーへの参加もお勧めです。サンタクロース村の観光に加えてトナカイ牧場を訪問しトナカイぞりに乗る下記のツアーが一番人気のようです。ロヴァニエミの各ホテルへの送迎もついているようです。
サンタクロース村の訪問レポート
ヘルシンキから寝台列車サンタクロースエクスプレスでロヴァニエミ駅に到着し、そのままサンタクロース村へ向かいました。
ロヴァニエミ駅です。駅前のバス停からサンタクロース村行きのNo.8のバスが出発します。
バス停にはサンタクロースの絵が書いてある時刻表があるのでわかりやすかったです。この写真の時刻表は少し古いので、上の最新の時刻表を参考にしてください。
バス停で待っていると8番のサンタクロース村行きのバスがやってきました。8 SANTA CLAUS VILLAGEと行き先が書かれたボードが置いてあります。
3月中旬とシーズンを少しはずれていたため、乗客が私ともう一名だけでした。その一人もロバニエミ中心のバス停ですぐ降りてしまったので、一人になりました。途中、市内のバス停を巡る間に観光客が数名乗ってきました。
ロバニエミ駅でなく市の中心部からバスに乗る場合は、下記のようなバス停も利用できます。
30分ほどでサンタクロース村(SANTA CLAUS VILLAGE)に到着しました。サンタクロース村のシンボルの屋根です。屋根についている赤い看板にはSanta is Here(サンタはここにいます)と書かれています。
サンタクロース村のメインイベント、サンタクロースのオフィスでの面会です。この中で本場のサンタクロースに会うことができます。このときはすぐ入場できましたが、ハイシーズンだと1時間待つこともあるようです。オフィスへの入場は無料で、写真購入は有料になります。オフィスの中は自分のカメラでの写真撮影は禁止されています。
下の写真のような感じで、サンタさんと並んで座って話しをすることができます。有名な話ですが、一部のサンタクロースは日本語を流暢に話すことができます。私も最初は英語で話していましたが、途中から日本語になりました。空いていて待っている人もいなかったので長い間、話し込んでしまいました。東京郊外の地理にも詳しく、さすが世界中を飛び回っているサンタさんだ、と関心しました。大人でもサンタにあえて、かなりうれしかったので、お子さんならとても貴重な経験になるでしょう。中では写真を撮影されます。写真は有料で、小さい写真が20€、大きな写真が25€、写真データが入ったUSBは40€です(私の訪問時から値上がりしているので今後も値上がりする可能性があります)。日本円で5,000円以上とかなり高額です。グループで行った場合は1人が買えばシェアできるので一人あたりの金額はもう少し安くなります。
申し込みをしておけば、クリスマスにサンタさんから手紙を送ってもらうこともできます。
サンタクロース村は、本場のサンタさんに会えるのに加えて、北極線をまたげるというイベントもあります。北緯66度33分線が北極線にあたり、これより北が北極圏になます。北極圏では夏至に太陽が沈まず、冬至に太陽が昇らなくなります。下の写真のように地球儀上に北極線が引かれています。
建物の中にはいろいろなサンタクロースの人形が置かれており、サンタクロースグッズのお土産屋もあります。
フィンランドを代表するブランド marimekkoのショップやカフェもあり、バスの待ち時間などをつぶすのにも便利でした。
ロヴァニエミ市内に戻るバスもすぐサンタクロース村のすぐ前にバス停があります(最新の時刻表は記事の前半を参照してください)。
以上、サンタクロース村を訪問した様子をレポートしました。本場のサンタさんにも会えましたし、世界中を飛び回っているので日本語もペラペラということもわかり、十分に楽しむことができました。
サンタクロース村の営業時間
サンタクロース村の営業時間は、以下の通りです。クリスマス期間は営業時間が延びるようですね。年末年始は特別な営業時間になります。詳しくは下記の公式サイトの情報を確認してください。
営業時間:
1月8日-5月31日 10:00 – 17:00
6月1日-8月31日 9:00 – 18:00
9月1日-11月30日 10:00 – 17:00
12月1日-1月7日 9:00 – 19:00
サンタクロース村の情報
⇒サンタクロース村(Santa clause village)公式サイト(英語)
以上、ロヴァニエミの人気テーマパーク「サンタクロース村(サンタクロース ビレッジ)」への行き方、体験レポートなどをご紹介しました。
ロヴァニエミはサンラクロース村に加えてオーロラ鑑賞スポットとして人気です。下記のロヴァニエミ発のオーロラ鑑賞のツアーは暖を取れるロッジなどで軽食をとりながらオーロラの出現を待つので、寒い思いをせずオーロラ鑑賞ができ、人気のようです。
ロヴァニエミからバスで行くことができる、フィンランドNo.1といわれるオーロラ鑑賞スポット サーリセルカへの行き方やオーロラ鑑賞については下記の記事で紹介しています。
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