【ポルトガル】世界遺産「ポルト歴史地区」、ポルトお勧め観光スポット

ポルトガル第二の都市ポルト(Porto)は「ポルト歴史地区」として世界遺産にも登録されています。聖グレゴリウス聖堂、大聖堂、ボルサ宮、聖フランシスコ聖堂、サン・ベント駅など世界遺産に含まれます。2016年にドン・ルイス1世橋とセラ・ド・ピラール修道院が追加登録され、正式名称が「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」になりました。この記事ではボリャオン市場など世界遺産に登録されていないスポットもご紹介します。
ご紹介する観光スポットの場所は、記事の最後でまとめて地図に表示しています。

1 お勧めスポットの紹介
2 お勧め観光スポットの場所一覧

お勧めスポットの紹介

①クレリゴス教会(Igreja dos Clérigos)・クレリゴスの塔

ポルトのシンボルでもある「クレリゴスの塔」(Torre dos Clérigos)があるクレリゴス教会はイタリア人芸術家ニッコロ・ナッソーニの設計によって18世紀に完成したバロック様式の教会です。サン・ベント駅から歩いて5分程度です。「クレリゴスの塔」は昼間は€4、夜は€5の入場料がかかりますが、美しいポルトの街並みが見渡せるので上ることをお勧めします。ポルトカードで50%OFFになります。

クレリゴス教会は無料で見学することができます。

この先でクレリゴスの塔の入場料を支払います。人気があるため教会の外まで列ができていることもあります。高さ76mの鐘塔はポルトガルで一番高いそうで、225段の階段を上る必要があります。

かんばって階段を登ればこのようなポルトの絶景を堪能することができます。

◆クレリゴスの塔の情報
営業時間：9:00-19:00、夜間：19:00-23:00
入場料：€4、夜間€5(ポルトカードで50%OFF)
⇒公式サイト(ポルトガル語)

②サン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)

クレリゴス教会からドウロ川に向かって15分ほど下るとサン・フランシスコ教会があります。クレリゴス教会と同じバロック様式の教会です。ターリャ・ドゥラーダと呼ばれる金泥細工で内部は美しく装飾されています。

<出所>Wikipediaサン・フランシスコ教会 (ポルト)より引用

◆サン・フランシスコ教会の情報
営業時間：
　11月-2月：09:00 – 17:30
7月-9月：09:00 – 20:00
　3月-6月,10月：09:00 – 19:00
入場料：€4(ポルトカードで25%OFF)
⇒公式サイト(ポルトガル語)

③ボルサ宮(Palacio da Bolsa)

火災で焼失した修道院跡地に19世紀建造された建物で、最近までは証券取引所として利用されていました。ポルトガル語でボルサは株を意味します。サン・フランシスコ教会のすぐ隣にあります。スペインのアルハンブラ宮殿を模した「アラブの間」、「法廷の間」、「黄金の間」など美しい部屋が有名です。

<出所>公式Facebookページより引用

◆ボルサ宮の情報
営業時間：
　10月-4月：9:00 – 18:30
　3月-11月：9:00 – 12:30、14:00-17:30
入場料：€8,50(ポルトカードで50%OFF)
⇒公式サイト(ポルトガル語)

④ポルト大聖堂(Se do Porto)

サン・ベント駅からドン・ルイス1世橋に向かって5分ほど歩くと右手にポルト大聖堂が見えます。ポルト大聖堂は12世紀に建造が開始された最も古い教会で、ロマネスク様式で建てられています。

教会内部は無料で入場できます。回廊の見学には€3かかります。ポルトカードを使うと35%OFFになります。

◆ポルト大聖堂の情報
営業時間：09：00-19：00
入場料：教会は無料。回廊€3(ポルトカードで35%OFF)

⑤ドン・ルイス1世橋(Luís I Bridge)

ポルトの風景として一番有名なのがドウロ川に架かるドン・ルイス1世橋ではないでしょうか。19世紀に建設されたこの橋は世界遺産にも登録されており、2016年からは「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」と名称にも含まれるようになっています。パリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルの弟子が設計したことでも有名です。

ドン・ルイス1橋からは美しいドウロ川も見渡せます。

ライトアップされたドン・ルイス1世橋とポルトの夜景は絶景です。

下記の記事で、ドン・ルイス1世橋の夜景を見られるベストスポット「セラ・ド・ピラール修道院」(こちらも世界遺産に追加登録)について紹介していますので、ぜひごらんください。